あび卯月☆ぶろぐ

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安倍新内閣発足

2007-08-29 03:04:35 | 政治・経済
安倍改造内閣が発足した。
昨日、旧友との電話で突然その話になり、私は新閣僚のメンバーについておおかた肯定的な意見を述べた。
すると友人は「安倍は右翼だから嫌い」と返してきた。
私は「あぁ、そう(笑)」と苦笑いするにとどめたが、いづれこの友人と安倍政権についてじっくり話し合ってみたいものだ。
私は安倍晋三を右翼だとは思わない。
村山談話、河野談話を継承するという者が右翼であるはずがないからだ。
また、国会の答弁で「満洲事変は侵掠だった」と言っていたし、岸信介商工大臣(当時)が日米開戦の詔書に署名したことも誤りだったと述べていた。
だから、かつて私はこのブログで「左派はもう安倍さんを怖がることはありません。
安倍さんは左派の考えに近いのですから」と書いた。
少なくとも歴史認識の点では朝日新聞の対して変わりない。

さて、改造内閣が発足して野党や自民党内からは「派閥優先だ」とか「昔の自民党に戻ったようだ」(加藤紘一)などと批判され、マスコミからも「バランス重視の結果、この政権が今後一体、何を目指していくのか、焦点がぼやけてしまった印象も強い」(毎日新聞:社説)と言われている。
政策実行の為、腹心を閣僚に据えると「お友達内閣だ」と批判され、派閥を尊重しバランスをとると今度のように批判される。
結局、どっちに転んでも批判されるんですな(笑)

讀賣新聞の輿論調査によると新内閣の支持率は44・2%で参院選後に比べ12・5%増えたという。
まったく輿論というものは猫の目のようにころころ変わる。
安倍首相にとっては支持率なんぞ気にするだけ無駄である。
年金問題だって安倍政権にどれだけの責任があったのだろうか。
でも、そこを叩けば支持率は落ちてゆくのだからたまらない。
民主主義とは即ち衆愚政治で人気さえ取れたら首相は何をしても許される。
小泉を見よ!彼こそがその仕組みを最大限に利用した。
あゝ、民主主義とはなんと恐ろしい政治制度だろう。

私は教育をなんとかして欲しいと思う。
同時に日本の社会政策と経済体制を維持して欲しいと思う。
それをやってくれれば首相は誰でも構わない。
民主党が政権取ってもいいじゃない。
日米関係?憲法?
いやいや、そんな制度をいくらいじったって国は良くなりはしない。
人を変えなければどうにもならない。
まづは教育できちんとした国民を作らなければいくら立派な憲法や制度があっても国は滅びる。
現に滅び始めている。
「きちんとした国民」の定義を言えって?
少なくともホームレスに石をぶつけて殺す人間でないことは確かです。


附記:愛人と賭けゴルフの横峯議員がスキャンダル記事を書いた週刊新潮(新潮社)を訴えたそうですね。
毎日新聞の記事によると、「(横峯氏は)5500万円の損害賠償と謝罪記事の掲載を求める訴訟を東京地裁に起こした。訴状によると「女性と男女関係はあったが、記事はすべて虚偽」としている」とのこと。
はじめ、愛人と賭けゴルフの事実を認めていたので潔い人だなぁとその点は感心していたのだけど、見損なった。
早く辞めりゃいいんだよ、もう。

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