あび卯月☆ぶろぐ

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三木谷サンの本音・・・楽天vsTBS問題

2005-10-27 00:44:46 | 社会・世相
最近、ニュースを見ると毎日、楽天とTBSの買収騒動が報道されています。

「あぁ、またIT屋が金儲けをしようとしてやがるな」といった感じですが、
楽天の三木谷社長曰く、「ネットとメディアの融合」云々・・・。
これはフジテレビ買収の時、ライブドアの堀江社長が言った言葉と同じです。
この「ネットとメディアの融合」というのは言うまでも無く建前に過ぎません。

三木谷サンの本音は「TBSの映像コンテンツが欲しい」ということでしょう。
これに尽きます。
所謂、IT企業は流通、サービスが主な仕事で映像コンテンツを持っていません。
つまり、モノを流通させる能力があってもモノを作る能力が無いということです。
裏を返せば、現在、良質の映像コンテンツは放送局が独占しているわけで、
三木谷サンはそれが欲しい。
そこで、TBSの買収に乗り出したのでしょう。

さらに、三木谷サンは言います。
「例えば、『水戸黄門』を見逃した場合、ネット上でお金を払えば見られるような仕組みを作りたい。」

この提言、一見、良さそうに見えますが、
三木谷社長はドラマ一本にどれだけの権利関係が絡んでいるのかあまり御存知ないようです。
早い話が、現状ではテレビドラマをネット上で再放送するのは複雑な権利関係の問題があり、まず無理でしょう。
その辺の問題をも解決する手段も考えているのなら話は別ですが、
放送や映像の素人が俄かに放送局の買収に乗り出してもオチが見ているような気がしてなりません。

いづれにせよ、企業を簡単に買収するような風潮が日本に出来る事は
この国にとって危機的な状況を生むということを明言しておきます。
実は楽天はまだいい方で、本当に怖いのは・・・

・・・さて、これ以降の話はまた別の機会に。。

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