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牛物語り 草刈  その2

2021年01月13日 | 紀  秩父のあっちこっち

 早朝の草刈・露がある時がよく刈れる

 

 

 牛物語り・その1 

 

牛の餌取りで、野山や田んぼに草刈に行きました。

帰りに籠の中に詰めて持ち帰り牛に与えました。少年時代の大変な

登校前の仕事でした。

 


草刈鎌


草刈に用いた竹の籠、世田谷岡本公園にて

 
 草苅
画像はネットよりお借りしました。



 褐色和種(赤牛)が飼育された

 

1、朝の草刈は三日に一回ほど

朝の草刈は、学校登校前に、日曜日は決められたように野山に行き草を刈ってきた。
牛は何時ももぐもぐしているので、草を刈ってきてもすぐ食べてしまった。
兄貴が世話係でしたから餌が無くなるとそれなりに調達して来て与えた。
また穀類もたくさん食べた。

稲藁を大量に食べますが、これに草を細かく切って稲原に混ぜて与えると、
とても美味しそうにして食べたので一層と草刈に励んだ。

牛は牧草は勿論のこと、クズやヨモギ、ススキやササなどの雑草も好んで食べます。
 一方野草の中には牛が食べると有害なものおいしそうにして有害毒草についてはいろいろあるようですが、
馬酔木(あしび)を間違えて、刈り込んで牛を酔わせてしまったことがあった。

 

2、有害な馬酔木を与えて苦い経験

 
馬酔木の植物

 

 ◎ 入会権とはどんな権利ですか?

法律で定められたものではありません。
慣習の一種ですが、民法の参考書には、物権編で触れられていることがあります。
入会権 とは、他人の山林立ち入り所有者の支障のない雑木、枯葉など持ち帰る権利が慣習として
認められている...

 

  入会権について詳しく

入会権とは、村落共同体等が、主として山林原野において土地を総有などし、
伐木・採草・キノコ狩りなどの共同利用を行う慣習的なことです。
入会権の
客体たる土地を入会地といい,入会権の帰属主体としての村落共同体を
入会団体ないし入会集団という。
判例は、入会団体の共同所有形態を金利能力なき
社団と同じ総有であるとしている。
入会権は、土地に対するものだけでなく、
此処で言う草刈等は、他人の土地に入って草刈が出来、束ねて持ち帰ることが出来ます。

 

 

 

 

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18 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (バルおばさん)
2021-01-13 12:25:13
馬酔木は花の形が可愛らしいので、最近よく公園等で見かけます。由来は聞いていたけど、それって本当だったんですねっ。実体験した方のお話なら間違いないですもんね。また一つお勉強になりました。
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Unknown (kazuyoo60)
2021-01-13 12:41:47
牛のエサの草刈りですか。この籠1杯で足りたのですか?。
祖母宅の農耕用の牛は何を食べていたのかな?。稲藁や麦の煮たのやっていたような、微かに覚えています。
奈良公園の鹿は学習して馬酔木を食べないので、馬酔木が茂っています。
入会権ですか。殆どの場所は個人名義ですものね。
大昔、白い大きな木の馬酔木がありましたが枯れました。今は小さな紅花馬酔木があります。小さな固い花穂をつけています。
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こんにちは (多摩NTの住人)
2021-01-13 14:49:19
アセビは有毒だとは聞いていますが、実際に牛がそんな症状になったのですね。貴重な経験をされたのですね。
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Unknown (とんちゃん)
2021-01-13 18:01:45
🐄 縄文人さん
    こんばんは~♪
縄文人さん家は赤牛でしたか?
我が家は黒牛でした。
果物農家で育った母は、牛が怖くて一度逃げ出した牛を牛間屋に入れるのに往生した話を何度も聞かせました。
私は祖母の家に行くと、モーモーちゃんもメーメーちゃんもコッコやんもワンもニャーもいるよと自慢していたそうです。
子どもの頃、牛の世話をしたことはありませんが、ニワトリは子どもの係りでした。
牡蠣殻をたたいてやったり、タンポポなどの草を取って来てやったり、朝卵を撮りに行くのも仕事でした。
懐かしいですね~♡ 
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入会山 (比企野)
2021-01-13 19:22:31
私の村では『入山』と呼んでいました。学校林、学校の校舎増築も賄える大きな山です。生徒は植林、下刈り、藤蔓切りが年中行事の一つ、冬のストーブの薪づくり、切ったり、割ったりの作業いろいろ学びました。大人たちは天然の茸採り、秘密の場所に行ってたようです。
農家でなかったので農耕馬の飼育は経験はありませんが母の実家では家の中が厩でした。
農耕馬と農耕牛・・・馬の方多かったようです。老いた馬は馬肉になりました。いまでも伊那の谷は馬肉食文化です。

馬酔木・・・毒草であることは知ってましたが。不思議なことに牧場には毒草がいっぱい、レンゲツツジ、コバイケイソウ、トリカブトやユリ科の植物、動物たちがなぜ食べないか不思議です。
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お越しくださった皆さんへ (縄文人)
2021-01-14 07:29:26


◎ 皆様へ
①、家畜とて家族の一員。
  モ~ウ・・と鳴けば、お腹がすいているのだな~~。
そんなことから稲藁を刻み、ふすま、草、穀類を混ぜて餌として牛に与えた。
②、他家から我が家に引き取られて三日三晩泣き通した、やっと餌も食べるようになり日一日と大きくなり、農耕牛として役立ってきた。
やはり栄養の悪い牛は、痩せてその肥育の良しあしは、畑に作業に出ると他家の牛と比較してすぐわかった。
③、我が家は父親が私の1歳の時に亡くなった。
 祖母、母、兄弟(兄・姉・私)の5人で農作業を切り盛りした。
 そんなこととて、兄弟の双肩にもずっしりと重く掛かって居た。
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バルおばさん) (縄文人)
2021-01-14 07:36:12


草を刈る時はこの木が、馬酔木と言うことは知っていてもそれが不注意で刈り込んでしまう。
それを牛に与えたら牛がダウンしてしまった。腰が立たないと言うのであろうか・・・・。
馬酔木は、山麓に大量に生えています。
馬酔木の字はその後、大きくなって知った。なるほどと思った。

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kazuyoo60さん (縄文人)
2021-01-14 07:47:30


お早うございます。

≫ 稲藁や麦の煮たのやっていたような、微かに覚えています。
ハイ・・おっしゃるとうりかと思います。
馬酔木は一目瞭然すぐわかりますが不注意で少年でしたからあまり知識がなかったです。

奈良のシカは学習能力が高いのですね!!
馬酔木がそんなに大きく成長するんですか・・・なるほど小さいものから人間の背丈ほどのものもありましたから、ほったらかしにしたら大木になることでしょう。
馬酔木➡あせび➡牛馬が酔っぱらう
  見れば見るほど勉強になる字です。当て字ですかな?

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多摩NTの住人さん (縄文人)
2021-01-14 07:52:29


お早うございます。
馬酔木・とても面白い字です。
少年時代の出来事でしたから、牛がヨロケル・・・/位しにか見ていなかったんです。
今思えば、牛にとっては大変な出来事でありました。
馬酔木の成り立ちを調べたら面白いかもしれません。

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 (hibochan)
2021-01-14 08:10:50
子供頃牛で田畑耕してました
耕運機からプレゼントされたトラクターへ 年代物ですが大活躍
籠は 今でも使ってます
草刈りは 刈払機で一網打尽 鎌は 狭い所て使ってます
水田は プロの方にお任せ
畑は 家庭菜園 仲間と蕎麦づくり
花木を植え込んでます 本日暖かそうなので令和三年の仕事始めです
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