葛飾奥戸
「八剱神社」境内を歩く
八剱神社を訪問したのは、平日の午後でした。
境内では、近所の高齢者が輪投げで遊んでおりました。
東京の下町地区では、よく見かける光景です。
輪投げに邪魔にならないように、参拝と神社見学をさせて頂きました。
散歩コースなので時たま寄り、神殿の朱塗りの立派なのに感心します。
この場所は、新中川の畔にあり、近隣に古刹・宝蔵院が隣接して在り
緑が多い場所です。



洗心の裏に「招魂石碑」あり


本殿です、朱塗りが輝いています。



朱塗りがお見事~赤。
神社の朱塗りがお見事!!
朱塗りについて調べてみました。

下鴨神社の見事な朱塗り
朱色というのは、古代の言い方で「丹(に)」と言います。これは魔を払う力がある色と
考えられていました。
丹を作るには水銀と硫黄を加工するのですが、この水銀も硫黄も毒性の高い物質です。
その毒をもって魔を除ける、という意味合いがあったようです。
朱色は、丹(に)という色なのです。丹塗りとも言います。
「丹」は鉛に硫黄と硝石を加えて焼いて精製したもの。神社など以外でも橋の
欄干などにも塗られています。
魔よけの意味もありますが、一種の防腐剤という意味もあったわけです。
また、たん 「丹」とも読みます。硫黄と水銀との化合した赤土です。
①、 硫黄と水銀との化合した赤土。また、その色。辰砂(しんしゃ)。
②、 鉛に硫黄と硝石を加えて焼いて作ったもの。鉛の酸化物。
黄色をおびた赤色で絵の具や薬用とする。
③、 薬のこと。特に不老不死の薬。中国の秦の皇帝が求めた。
(リス見集成材から引用)