雨曇子日記

エイティライフの数々です

善養寺 影向の松と浅間山噴火死者供養塔

2014-10-23 17:22:24 | 東京散歩

     

 

10月22日(水)江戸川堤防を、京成江戸川駅から歩いて、善養寺に来ました。

・所在地/江戸川区東小岩2-24-2

・交通/JR総武線「小岩」駅からバス「江戸川病院前」下車徒歩3分

南方からの参道の先の朱塗りの門をくぐると、影向の松があって、その先が本堂です。

 

     

             

             

             

             

 

影向(ようごう)のマツは、樹齢600年で国天然記念物となっています。

影向(ようごう)とは、仏教用語で、神仏がこの世に現れた姿のことを言うのだそうです。

 

             

 

地上1.8mで枝分かれして、東西に31m 南北に28mの枝振りです。

この地出身の横綱栃錦(故春日野親方)が、この松を横綱に推挙しました。

 

             

     

             

 

寺の西門前にある供養塔は、都指定の有形文化財です。

 

             

             

             

 

1783年(天明3) 浅間山の大噴火で、犠牲者の死体が江戸川を流れ、この地の浅瀬にうず高く集まったのを善養寺の墓地に手厚く葬り1795年(寛政7)13回忌に供養碑を建てました。

御嶽山噴火の後だけに、この2百年以上昔のできごとが、とてもリアルに感じられました。

 

             


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