2011 年の東日本大震災以来、甚大な被害を受けた相馬市の応援ということもあって、鎌ケ谷市では毎年市民祭りに「相馬馬追」が登場する。
なぜか、毎年鎌ケ谷市民祭りは天気が悪い。今年平成30年 10 月 13 日も時折小雨がぱらつくような空模様だった。
馬追のパレードは鎌ケ谷市初富の貝柄山公園から国道 464 に出て東武野田線の踏切手前を左に折れ、新鎌ヶ谷駅前まで 2 km 強ほどだ。
私は何度もこのパレードを見ているが、今回はスタートの公園に行ってみた。
(これは、公園にある銅像)
もともとこの辺りは広大な幕府の牧場で、何千という馬が放牧されていた。磐城の相馬氏は、鎌倉時代には下総の鎌ケ谷あたりの一族だったが、室町時代のころ一族を引き連れ、現在の福島県浜通りの中村に移ったようだ。だから、この地と相馬は関連がある。
(パレードの馬たちが勢ぞろいしていた)
出発前に出陣式が行われ、ほら貝が吹き鳴らされた。
(一応合戦に赴く騎馬隊という設定だ)
(いざ、出発!)
事故もなく堂々のパレードが終了し、何よりでした。
交通整理から馬糞の撤去までご苦労様でした。