雨曇子日記

エイティライフの数々です

2018 加須街歩き ①

2018-01-07 22:40:01 | 関東の小都市歩き

                          ( 東武線加須駅北口)

 

1 月 6 日(土)東武伊勢崎線で加須に来ました。

最初に行ったのは近くの千方(ちかた)神社(中央 2 丁目)です。

 

 

ウイキペディアによれば、明治 5 年に村社「千万社」ができ、大正 2 年に「千方神社」に改めたのだそうです。なお、「千方」(ちかた)というのは平将門を討った藤原秀郷の六男の名です。何か深い歴史がありそうですが、それ以上のことは分かりません。

 

 

境内は 446 坪と広く、その大部分は広場です。

 

 

広場の周りを、いろいろな神社、石碑が取り囲んでいます。

 

                             (浅間神社)

                          (八坂神社の屋根の部分)

                               (稲荷神社)

 

注目すべきは、文化財に指定されている「石敢當」(せきかんとう)でしょう。

 

               

 

説明版にありますが、道路の突き当たりや門、橋などに置いて禍を防いだのです。中国伝来の悪魔よけの一種です。沖縄や九州地方では今も多くみられ、沖縄では土産物にもなっていますが、関東ではほとんど知られず、江戸時代のものは埼玉県では 2 基しかないそうです。

 

石碑では日露戦役記念碑がありましたが、山形有朋の書というのはめずらしいのではないかと思いました。