( 東武線加須駅北口)
1 月 6 日(土)東武伊勢崎線で加須に来ました。
最初に行ったのは近くの千方(ちかた)神社(中央 2 丁目)です。
ウイキペディアによれば、明治 5 年に村社「千万社」ができ、大正 2 年に「千方神社」に改めたのだそうです。なお、「千方」(ちかた)というのは平将門を討った藤原秀郷の六男の名です。何か深い歴史がありそうですが、それ以上のことは分かりません。
境内は 446 坪と広く、その大部分は広場です。
広場の周りを、いろいろな神社、石碑が取り囲んでいます。
(浅間神社)
(八坂神社の屋根の部分)
(稲荷神社)
注目すべきは、文化財に指定されている「石敢當」(せきかんとう)でしょう。
説明版にありますが、道路の突き当たりや門、橋などに置いて禍を防いだのです。中国伝来の悪魔よけの一種です。沖縄や九州地方では今も多くみられ、沖縄では土産物にもなっていますが、関東ではほとんど知られず、江戸時代のものは埼玉県では 2 基しかないそうです。
石碑では日露戦役記念碑がありましたが、山形有朋の書というのはめずらしいのではないかと思いました。