この写真は、7月13日(金)JR成田線湖北駅のホームから撮りました。
湖北の「湖」は手賀沼。昔は、湖北村でした。(現在は我孫子市)
昭和40年代から、駅前南口の開発が進み、東京に通勤する人が増えました。
そんな、新住民の声が、「成田線をもっと便利に」なのでしょう。
今では、駅舎も、駅前ロータリーも、電車も、改善されたように思われます。
今もホームに残っているこの施設。
人が腰掛けるには高すぎます。
これは、行商の荷物を置く台です。
成田線の各駅に見られますが、野菜など農産物を満載した大きな荷物を背負って東京に行商に出る婦人たちに利用されました。
この行商は、今ではほとんど見られませんが、成田線開通時から始まり、戦後も昭和の間はずっと続いていました。
全盛のころは、湖北村だけでも行商組合に所属される方が300人以上だったそうです。
歴史のある湖北駅も、今はのどかなたたずまいです。