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トウネズミモチ   ネズミが食べやすい、ちいさな焼きモチのような果実の樹   千葉県市川市行徳・野鳥の楽園

2019-12-19 00:38:46 | みんなの花図鑑

 

うつくしい時間、

たいせつな自然。

いつまでも。

 

(唐鼠黐)モクセイ科イボタノキ属。常緑。

中国中南部原産。明治に渡来。全国に分布。

花期は6 -~7月頃。花径、4mmくらい。

果実、10~12月に熟す。1cmくらい。薬用。

樹高:15mくらいに。

繁殖力強く、侵略的外来樹木とされているよう。

名の由来、中国原産のネズミモチ。

葉が似ているモチノキ(モチノキ科)からモチ。

モチノキとは樹皮から、小鳥や虫を捕る

鳥黐(とりもち)を採取することから。

黐とはイネ科植物の種子にみられる、

炊いたときに粘りが強く,ついてできる餅のこと。

ネズミが食べやすい、ちいさな焼きモチのような果実の樹、でいいのでは。

薬用となる有益な実を、

なぜ、ネズミの糞に似てるからと解説されているのか不明。

これもまたセンスのかけらもない標準悪名。

 

 

 

 

 

アーカイブ。

6月初め。

 

 

千葉県市川市行徳・野鳥の楽園

「行徳鳥獣保護区」と「宮内庁新浜鴨場」の約83haは、

「市川市野鳥の楽園」という愛称で呼ばれ、広大な自然が楽しめます。

日本橋から僅か12kmくらいの近さでとても貴重な森。

野鳥観察用の窓から観えるトウネズミモチ。

 

 

7月初め。

 

 

10月末。

 

1月初め。

 

 

 

仲間。

 

ネズミモチ

(鼠黐)モクセイ科イボタノキ属。

関東以西中心に分布。

花期、5~6月。花径、5mmくらい。果実、10mmくらい。

樹高、6mくらいに。