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日米を問わず名選手を紹介。

山崎隆造(1)

2012-05-26 15:04:38 | Weblog
1976年、ドラフト1位で広島カープにショートとして入団、1978年のデビューから1993年まで右膝粉骨骨折で未出場の1981年を除き、1993年まで、同チーム一筋に活躍した、実働15年間の右投両打の選手です。公称は178cm、82kgとなっていますが、もっと体重が少なく、細身の選手に見えましたが、恐らくかなり筋肉質の体型だったかと思います。攻守走三拍子プラス野球センスのある選手という印象が強く残っている選手です。この選手を語る時、同チームで2年先輩の高橋慶彦の存在を外す訳にはいかないと思います。1976年、山崎隆造がドラフトで指名された時点で、投手として入団した高橋慶彦の実績はないに等しい為、チームとしてはショートを守れる選手として、かなりの期待を込めて指名したかと思います。しかし彼が入団した1977年、高橋慶彦はその素晴らしい素質の片鱗をを見せ始め、未だ欠点が多いながらも活躍し始め、翌1978年には、ほぼショートレギュラーの座を確保します。学年で2年差、実質には1年と1ヶ月位の年齢の差、更には二人とも、三拍子そろった同じタイプでもある事から、無理に競争させず、チームは彼をセカンドにコンバートしたかと思います。

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