3388 野球ブログ

日米を問わず名選手を紹介。

張本勲(1)

2008-08-24 15:52:17 | Weblog
今朝のサンデーモーニングで、張本勲氏は昭和37年対阪神との日本シリーズで守備を後退させられ、ベンチで大暴れしたが、当時の監督水原茂に、もっと守備の巧い選手がいる為、交代させたといわれ、納得した旨の話をしていました。確かに監督の判断は大正解でしょう。本人も守備に関しては、巧くなかった事を認めていますが、私の知り得る限り間違いなく最低のレベルでした。何回か彼の守備に関しては紹介していますが、先ず守備に優れない選手によく見られる様に、深い位置に守る事が多く、かといって打球勘がいい訳でもなく、通常の守備位置なら取れる当たりをかなりヒットにしていたものです。天才的な打撃で、安打製造機と言われた彼でしたが、守っても安打製造機と揶揄されたものです。次に走力ですが、通算319盗塁、自己ベスト43個を記録している彼は、見かけとは違いかなりの俊足の持ち主でしたが、何故か打球を追う際の彼の走り方はドタバタしており、走塁の際の機敏さが感じられませんでした。メジャー、ヤンキースのジョニーデーモン選手を思い浮かべていただければ分かり易いかと思います。極めつけは肩です。恐ろしく弱い上に、更に早く投げようとする意識に乏しく常に山なりの送球ばかりでした。