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恒大集団

2021-09-22 10:31:25 | 日記
 恒大集団が33兆円の負債で倒産。それ自体の影響は世界的には小さくても、中国には負債を抱えた企業がたくさんあります。それらはいつかはバブルがつぶれると。恒大集団の事は、その前兆である可能性が高いと見ています。もう少しして、真の激震があると見ている。1929年のアメリカ、1989年の日本もそうでした。何かの企業が潰れ、それだけに留まるかに見えて、少しして大暴落、倒産の連鎖になりましたね。中国もいつかは同じことになると20年近く前から見ていたわけですが。
  19日のNHKの渋沢栄一のドラマでは、当時の日本人たちが少しずつお金を出し合い、事業を始める場面がありました。株式会社の始まり。民主的でもありますが、但し、それで各人儲けると欲望が出て、もっと儲けようとする。株主間がそうなると欲と欲が衝突し、「私の方がお金多く出したのに」みたいになり、ケンカになったり、言い出し人の社長が欲深くなり、使用人を搾取したり、ムリな投資をしての失敗も多い。お国は違いますが、その果ての一つが今回の恒大集団ですね。マルクスが資本論を書いた後に渋沢栄一はヨーロッパに行っているわけだから、資本主義の負の面とか、人心荒廃が見えなかったのかと思います。
  以上2つの場面がほぼ同時に我々日本人には見る事ができた。偶然にしろ、注目すべき事ですね。19世紀後半の日本人の多くは、西洋のものが良く見えたのかと言いたくもなる。幻想。今、高度な文明を持つ宇宙人が急に現れてもそうならないようにしたいものです。

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