トシコロのありのままの暮らし


  世田谷カフェとの交信の必要性で、登録しました。それ以外の皆さんもよろしくお願いします。

クラス会の話の内容

2020-02-25 13:21:03 | 日記
かなり昔の事なので大まかにしか覚えていないが、勉強関係以外は、各自の結婚問題と、病気や身体衰弱の事でした。前者ですが、同級生たちは障碍程度がかなり軽い方が多いですが、それでも、様々なハンディが結婚にはありますからね。当然でしょう。その身障者たちの悩みは深いものがあります。(結婚した人たちは、出会いの場は様々だが、いずれも「個人と個人」の人格や個性の認め合いが十分に行われて、そこから愛も生まれている。そうだろう。愛は「個人と個人」の間に起きるものだから。何かのグループ関係の延長で、恋愛や結婚があった例は聞いた事がない。カルト系会などではあるかもしれないが、まともな愛は育たず、幸せにはならないわけである)


  身体関係。脳性まひ者の身体は成長期を過ぎれば、大体、衰えます。多病になる例も多い。成長期までは歩いてどこにでも行けた人が、30歳くらいになり、歩けなくなる例もかなりあります。医学的な専門的話はできなくても、体の衰えも話題に出た。それを僕は後で文章にまとめて、医者の友人たちに送っていました。当時の僕の社会活動の一つでしたね。

  因みに、クラス会は年一度だから良かったと思います。毎月集まる事は皆の生活上、不可能ですが、もし、そのようにしたら、すぐに話題も尽きますし、ここでも「狭い仲間関係」ができて、何かの弊害が現れるでしょう。こういうものです。

  思い出せたから、書きました。


學校卒業後、僕が最も充実した会合は光明養護学校のクラス会だった

2020-02-25 10:43:29 | 日記
 理由は、学校時代、「真理を求めて」学んだ事を思い出させてくれるからです。同級生も、先生もそのような思い出話をするから、僕も自然とそのような気持ちになったわけです。中には「つるかめ算」みたいな僕がすっかり忘れていた話をしてくれる人もいた。僕は高校卒業後は数学から離れているので、つい忘れたわけです。


  昔の光明養護学校の勉強の目的は「真理の探究」だったと思います。何もその学校だけの目的でもないですが、僕の世代は日本全体の学校の勉強目的が「受験」になっていた時だったため、同世代の人たちの中にはその目的を知らない人たちもいるようです。日本全体の事はともかく、真理探究の為の勉強をすると、それが終わってもその延長で話が出るわけです。仲間意識・仲間関係を求めた、かつての僕が入った福祉・身障・親睦会や例の教会関係とは違うわけです。僕にとって一番中身の濃い会合もクラス会でした。90年代に毎年行けて良かった。

  卒業後、僕も統合教育の話を聞きました。でも、その説明が後年思えば、おかしかった。「仲間関係・仲間意識作りの為の統合教育」。勉強の事は抜かしていた話ばかりだった。僕が統合教育に心傾けられなかった理由もそこでした。思考実験して、公立学校でも、養護学校でも、仲間関係作り目的、勉強は余り力を入れない学校を想定したら、子供時代の僕も退屈して、不登校になったと思います。ほぼ全員がそうなると思います。

  同級生にも、学校時代、勉強が嫌いな子がいました。でも、その子たちも、例えば、電気機械作りとか、学校新聞関係に投稿するとか、自分の得意な事をしていました。「自分の得意な事」を探していた子もいた。先生たちはそのような子もほめていたわけです。

  70年代後半に僕も入っていた身障会。光明卒業生がほとんどだったのに、以上とは違い、在校中の学問の話は一切せず、「身障者たちの仲間意識になる身障運動」を志した。すぐ潰れましたが、そうでしょう。学問の土台をあえて無視して、そのような別の土台を作ろうとした。勿体なかったと今は気が付いています。どんな状況でも、「真に学べたありがたさ」は感謝しないといけません。

   以上とは別の流れですが、1985年から僕は放送大学を学びました。入った会の一つのVYSの一部の人たちにも、学問の事とか、レポートや論文式試験答案のコピーを郵便で送った。学生時代、学び足りなかったと感じていた人たちもかなりいて、返事も来るなど、ここでも「共に学ぶ関係」が出来ました。良かったわけです。僕がVYSという会にいたのは、70年代後半ですが、学生福祉会でした。その時は皆学問の事は話さなかったですが、10年遅れでそうなった。僕がVYSの人たちと本当にやりたかった事も、「共に学ぶ」事だったと後年になり、気が付いた。でも、勉強は一生するもの。早い・遅いはないわけですね。

  新型肺炎が流行り、今後の外出も僕も制限が出るなど、気持ちも内向きになっているため、以上の事も気が付いた次第です。肺炎は不幸にしろ、内向きになる事は悪い事でもないでしょう。