子離れの日は突然に呼子鳥
(こばなれのひはとつぜんによぶこどり)
ツィッターの季題「呼子鳥」で詠んだ句です。
春炬燵言はずもがなのことを言ひ
(はるこたついわずもがなのことをいい)
ツィッターの季題「春炬燵」で詠みました。
投稿句ありがとうございました。
大江戸に雪を残して二月尽 よしさん
2月21~29日のツィッターでつぶやいた句をまとめました。
(一部削除 一部推敲)
梅咲きて天神通り賑々と 梅咲きぬ天神宮の絵馬祈願
梅一輪あの日の君の笑みに似て 寒食に思ふ人肌温みかな
今日生きることあり難し寒食す 老梅のなほ若やぎて咲きにけり
鶴帰る広く地球を棲み処とし 鶴帰る国を争うことなきや
鶴帰るげに人間の小きこと 残り鶴己が身削る恩返し
春の鹿少子の国に子だくさん 声すれど山まだ覚めず春の鹿
蜆汁宍道の湖に育まれ 蜆汁一粒ごとの感謝かな
母恋ひて秘め泣きし日や呼子鳥 呼子鳥風の便りに実父(ちち)死すと
春天の目花喉より来たりけり 春の空心に薄きヴェールかな
駒返る草や少年声変わり 駒返る草過去に栄光あらずとも
駒返る草過ぎたることは過ぎたこと よき人のよき笑ひ声百千鳥
乙女らの三人寄りて百千鳥 剪定や無駄の削減遅々として
剪定や物捨て下手の始末下手 剪定や昔の傷のなほ癒えず
隣席の大いびきかな春炬燵 節電や一間に集う春炬燵
新しきノートパソコン春炬燵 春の土手押し車の農婆かな
土恋し耕す人の絶えにけり 新参の指名に古参の視線かな
御目見えや交はす言葉を探しつつ 御目見えや紅もドレスもまだ慣れず
鷹鳩と化す国にリーダーシップなく 鷹鳩と化す眦決す日々ありき
白子干一尾一尾に生きし日々 白子干隙を窺う鴉かな
鷹鳩と化す戦後貧しく逞しく 治聾酒空気を読めぬふりをして
聞きたくもなきこと数多治聾酒 切れ味のよき酒に酔ひ春炬燵
ホステスの甘き囁き治聾酒 思ひ出は春挽糸の如きかな
春挽糸こっとん機織る音の絶へ 春挽糸裸電球細々と
主絶へし過疎の里なる古巣かな 我が古巣耐震備へつけがたく
まだまだ独立できず、親ではないコタツのぬくもりにはまっている猫達です。
自然界の鳥達はきちんと親離れをしていきますね。人間界は子離れの方が難しくなっている親も多そうですが。
子離れは突然に・・・
鳥や獣たちのほうが その辺はわかっているのでしょう、 人間は駄目ですね。
なかなか 子が離れていくのを後押ししてやることができません。 ひきもどしているような・・・
雑木林で、鳥たちの囀りがひときわ高くなってきました。
中空でホバ-リングしたり・・・
子離れは親はなかなか出来ませんね
いつも子供のことばかり思ってしまいます
今年10年ぶりに炬燵を出しました
私の昼寝用です(笑)
>子離れの日は突然に呼子鳥
突然に子離れの日は来るのですね~。
人間はそうはいきません。一生子離れできないように思います。子離れしたら楽でしょうね。
>春炬燵言はずもがなのことを言ひ
なかなか炬燵から抜け出せませんね。
この句の雰囲気よく分かります。
綺麗な写真ですね~。
人間より動物は子離れが上手ですね。
少子化ともなれば 親の愛情過多、放任、など学校の先生も大変でしょう。
モンスターペアレンツ、上手く子離れが出来ないものでしょうか?
春炬燵、いいものですが、我が家も義母がいた頃から 炬燵蒲団に躓く事もあって
してありません。
>春炬燵言はずもがなのことを言ひ
子離れの日が突然来るのですか。。。
可愛そうだとは言えない鳥の世界。。。
今の時期、春炬燵は眠気を誘いますでしょうね。
わが家はここ数年炬燵無しで過ごしました。
ストーブとホットカーペットのみでした。
捉えさせていただきました。とても味わい深いものがあります。
春炬燵言はずもがなのことを言ひ 鎌ちゃん
在庫の御写真も沢山あるので、すぐに写真俳句になりますね。
膨大なツイッター句、まさに花盛り!
あやかりたいです。
いつも各方面で沢山の励まし、ありがとうございます。
>子離れの日は突然に呼子鳥
お写真もいですね~!
突然、子どもがいなくなってしまった・・・
悲しい句にも読めます。私には大いに共感できます。。
>春炬燵言はずもがなのことを言ひ
左側の鳥が、右側の鳥に小言を言われてうなだれているよう!(笑)
春炬燵の季語もばっちりで、お見事な写真俳句になりましたね~♪
ツイッター句、どれもこれも凄いです、鎌ちゃん俳句マシーン!!
ツィッタ-凄い句数!湧くように作られるので
すね。さすがの力量、惹かれるお作ばかりで
す。
「子離れの日は突然に呼子鳥」
「呼子鳥」季語なのですね。
心配そうなのは、親でしょうか子でしょうか。
「母恋ひて秘め泣きし日や呼子鳥」も良いです
ね。
「春炬燵言はずもがなの事を言ひ」
つい、うっかりと・・でもすぐ忘れてお茶などすすっている情景が浮かびます。
「春炬燵」暖かさがほんわか伝わります。
辞書を引き勉強になりました。
>子離れの日は突然に呼子鳥
何だか切ないですね。
3月は人間界でもそんな親子の別れがたくさんあるかもしれません。
いえ、人間界ではうまく子離れ親離れできない
親子が
増えているかもしれませんね。
>春炬燵言はずもがなのことを言ひ
思わず苦笑いしてしまう句。狭い空間に近しく向かい合っていたら…
親しき中にも礼儀ありで参りましょう。
現実にはまだしばらく炬燵はしまえませんね。
鳥自体は、あまり綺麗ではないのですが、
撮り方がいいいから美しい鳥に見えますよ。
すばらしい「写」です。
春炬燵。
これはいい句ですね。
ついつい余計なことを口走ってしまいますか。
口は災いの元。
お気をつけて。
写真のコガモもきれいに撮れています。
いつも訪問有難うございます。
子離れは鳥の世界も、人間にも当てはまりますね。
自然界の鳥の子離れはさすがと思いますが、人間は
思い切りが悪いようです。過保護と申しましょうか。考えさせられる句ですね。私はもう手遅れですが(笑)
「春炬燵言はずもがなのことを言ひ」
写真と句がピッタリとして、さすがですねぇ。
キレイに写せるものですこと。
腕の違いが分かります。
春になると気持ちも少しずつ高ぶり、今年ほど待ち遠しかった年はなかったです。
鳥、草木、虫たちも活動を始めますね。
いよいよ生命が一気に輝く季節です。
>言はずもがなのことを言ひ
難しい表現ですね。
鎌ちゃんならではの巧みな写俳だと思います。
子離れの日は突然に呼子鳥 鎌ちゃんさん
>ツィッターの季題「呼子鳥」で詠んだ句です。
この頃盛んにツィッターにのめり込んでいるようですね。
まだ一度もしたことがありません。
春炬燵言はずもがなのことを言ひ 鎌ちゃんさん
春炬燵
昔は冬は炬燵が主役でしたが、今は物置に入ってます。
炬燵で良く寝たことが思い出されますね。
眠り被っていたのかな。。。
呼子鳥。自然の掟は厳しいですね。
春炬燵。いかにも春らしいですね。
子離れと呼子鳥、椋鳥を主役に
お見事な一句です。写真もまたバッチリですね。
春炬燵言はずもがなのことを言ひ
これはまさに鎌ちゃんならではのお句ですね。
春炬燵が見事に決まっています。
二羽の表情もいいですね。
「呼子鳥」、色々謂れのある季語ですが見事に
詠み切られましたね。いずれ私めも・・(笑)。
この椋鳥は子離れを果たして早速鎌ちゃんを
誘っているようですね。
>春炬燵言はずもがなのことを言ひ
これが仲良さの証なのかもしれませんね。
「春炬燵」が何ともいい味わいで決まっています。