トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

今日のエッ!品「バナナのクラッカー、もとへ、バナナのカップケーキ」

2021-11-12 | 何よりの楽しみ
 先般、市販のバナナチップスが美味しいと思ったから粉砕してクラッカーに仕立てたのだが真空ドライ品でなく揚げた製品だった事で脂っこさで台無しの感があった。捲土重来、次回は生のバナナでとようやく今回試作したのだ。
 バナナを裏漉しして直ぐに判明したのは「意外と水分が多く緩い」という事で延ばせる生地にはならない状態だった。仕方が無いから「クラッカー取り止めカップ仕立」に急遽変更とした。
 レシピはバナナ2本にバター7g、キビ糖50g、ベーキングパウダー3gである。バナナは裏漉しした時に回収できない量があるから140g程度だろう。

 カップに入れ予熱後170度15分で焼いた。焼いている途中では大きく膨らみガスが抜け萎む事を繰り返していて、焼き上がりの頃には膨らむ事も無く、すり鉢状になったまま中央底の部分だけが沸騰していた。この時点で失敗は歴然だ。

 焼き上がり、実際には上がりとは無縁の出来下がりで熱いうちに1カップ分をけそいで試食してみた。小生的にはスプーンや指で掻き取る様に行う事を「けそぐ」と使うのだが、念のためネットで確認してみたら「毛削ぐ」なんて漢字がある。こういう事では全く無いのであって「掻き削り取る」のが近い意味になろう。これは方言だったのかと参照してみたがヒットしなかった。

 それはともかくとして主題に戻せば、悔しいから続けて再挑戦。残ったカップ内の物をボールにそぎ落とし、つまりは「けそいで」集め、更に生バナナ1本を裏漉しして加え、緩いのは変わらないから薄力粉を茶漉しで篩い入れながら生地の固さを調節してカップに入れた。まあ、残念だけれど「小麦粉入り」はしょうがない。で、また170度15分焼いて完了。

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 試食は最初の緩々カップほど美味しくはなかったけれど、それは別にしてもバナナを材量にしたスイーツの美味しさは別格なのだった。キメ細かく口当たりも優しいし喉越しも良い。病院食や介護食でのスイーツとしても喜ばれるエッ!品になりうるポテンシャルがある。因みにだが直ちにバナナをスライスしてオーブンで焼いてみた。軟らかくとろける状態になって、これまた生のバナナとは一線も二線も隔すスイーツに変身してしまった。焼きバナナはレシピスイーツ仕立てでなくとも絶品なのであって、今回の学び「バナナに手間暇は不要、そのまま焼けばよい」。
 これって絶対に病院食、介護食、離乳食に最適!、今度はスライス無し皮つきで焼いてみるベえ!。とまたまた、今度はバナナ2本を後日に焼いてみたのだった。皮つきだし同じ170度15分でよろしかろうとスタート。気が付いた時は表示が消えていて稼働中のままだった。慌てて取り出すも皮は黒焦げで中身も無残な状態だった。良さそうなところだけスプーンで掬い食べてみたらトロリとして甘く美味しかった。
 それはともかくこのオーブンレンジ、終了しないで稼働中のままが数回発生しているのだった。そろそろ寿命か、注意が必要かも・・・。

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