トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

夏季の飲み物

2024-06-24 | 何よりの楽しみ

 フイールドに携行する飲料は寒い頃は温かい白湯かお茶で快適期は水だけれど、さすがに猛暑の多くなった夏場は水だけに出来なく、梅干しを入れたり常温の麦茶だったりする。原則的に冷えた飲料は摂取しないけれどさすがに夏になると冷蔵庫から出したヨーグルトは美味しく感じるのである。そこで一石二鳥と「飲むヨーグルト」を今期は使ってみたのだが、たまたま含まれる糖質の量を見て愕然としたのだった。「200mlにつき糖質20g」なんて表示が目に入ったのである。コップ1杯で砂糖20gでは砂糖を飲んでいるよう物であって、糖質表示のない製品を糖度計で計測したら、こちらは17度の表示が出たのだ。もう「これはマイッタ、しくじった!」爽やかな飲み心地に惑わされていたのである。人生「爽やかで甘い誘惑の罠」は身近の至る所にあったのだ。うれしい!。

 とんだ醜態だが「善は急げ」で「飲むヨーグルト」からは撤退し、おりしもシーズンたけなわだった赤紫蘇と青梅で二種類のシロップを作り夏の飲料に供する事にしたもののシロップなので砂糖の含有量は多い。でも希釈して飲用するから「飲むヨーグルト」ほど大量の糖分摂取を避けられよう。それに加えて作業の帰路、林道わきの梅畑樹下に熟した梅が転がっているのを見かけて拾ってきた。痛んでいない果実を生食するつもりだったのだが笊いっぱいあったからジャムに仕立ててみた。パン食は稀だがジャムが欲しい時もあるのだ。

 煮て ➡  裏漉し後、砂糖を加え ➡  試食

 テキストに従い調理をしたが最終段階の砂糖を入れ煮る時「煮汁も混ぜる」とあったけれど緩くなりすぎると思って裏漉しした果肉だけを使用してみたら「丁度良い」粘度に仕上がった。その砂糖は台所の棚を洗いざらい探して三盆糖と黒糖合わせても量が不足だった。近くのコンビニには白砂糖しかなく、やむを得ず砂糖のミックスになって色合いは濃くなってしまった。さて味見にパンは無かったのでヨーグルトに混ぜて食したが、いやはや酸っぱい酸っぱい…、そんなに度々パンに塗って食したいジャムにはなってくれなかった。梅シロップの方が使い道がありそうに思ったけれど後の祭りで後味はほろ酸っぱいだけの午後だった。そんなこんなで冷蔵庫の肥やしになりそうな予感がするがとりあえずは無糖ヨーグルトに混ぜて食そう。

 人生の黄昏期、あーまい想いや夢でなくいーまのいーまをより美しく明るい頭部で活きてゆこ・・・。孤爺、混乱すると替え歌が出る蛍光。


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