トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

トンボ池の泥浚いと葦刈り

2024-05-23 | 水辺環境の保全

 「どこまで続く泥濘ぞ…」とまあ、大陸侵出の兵隊のような心持の泥浚いが続く。夏草が茂る前に泥浚いを終えてしまいたかったのだが寄る年波、腹の皮を眺めればそうもいかず必要な事は遅々として進まない。それでも「灯篭に斧」「原爆に竹槍」の大和魂は失ってはいかん。そうなれば全てが水泡にいいえ、薮と化すのだ。てなもんや三度笠で今日も泥浚いの始まり。ところがトンボ池の中島にはコガタスズメバチの巣が出来たので上陸して葦の切除も出来ない。ここを葦の巣窟にしてしまうと後々、水域に侵出を許す事になるけれど根茎までは退治できずモヤモヤ感がのこるのだった。まずはトックリ状の巣を処分してから安心して作業続行する。今の時期、蜂は攻撃的では無いと言えど、至近で葦を刈り取っていれば、いつ何時敵と判断されるか分からない。ここは女王様には申し訳ないけれど退去処分とする。

 巣は撤去した ➡  ➡  葦の切除終了  

 池の泥浚いは長柄のジョレンで行う。四辺形の池の二辺だけで泥浚いしてないので十分に浚ったとは言えないのだが残りの二辺部はフジバカマとミゾソバが育ってしまって時期を失して出来難い。敢て泥浚いに入れば育った植生をリセットする事になり、この時期でのリセットは環境に影響が大きく避けるしかないの判断である。

     


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