トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

キジョランの定植地

2024-06-29 | 蝶の食草園

 度々触れている事なのだがフイールドでのキジョランの生育は思わしくない。とっかえひっかえ場所や手当てを工夫しても満足のいく結果は皆無なのだ。今春、里帰りしたキジョランの種子を播き発芽して20本ほどの双葉を見たのだがほどなく全滅した。ナメクジかダンゴムシの食害ではないかと地上部の食害を発見したその日に移行性殺虫剤の散布も行ったのだが薬石効なしとなったのだ。蒔き床にはノアザミを蒔いて活用するが、先々を考えると今ある苗3鉢を定植してキジョランとの悪縁も終わりにするしかないだろう。

 だからこそ定植地を選択するのだが今回は自生地により近い沢筋の急斜面に定植する事にした。選んだ場所は南向き斜面の下側は沢水の落ちる壺になっている場所でイメージとしては適正かとも思える場所にした。しかし足場が悪いので転落防止措置を行わねば危ないかと思っていたのだがヒサカキなどの小灌木が足場になるみたいなので藪になっていたフジ蔓と野ばらを排除して何とか定植場所を確保した。この日、鉢植えは運ばなかったから翌日以降に作業となったのだがさーて、どうなるやら。

 決めた場所  ➡  藪を払って場所確保