トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

かくして糸クズ苫屋と化すのであった…

2024-06-30 | 感じるままの回り道

 何回「これで終了!」と思った事だろう。だがやはり神経生理学上に於いても「慣性の法則」というものはあるのだった。もうどうにも止まらない、と言うより良く言えば製麺機から麺が出て来る状態、尾籠な言い方をすればウンコが出てくるように次の脅迫的課題が浮かんでくる。今回も休む間もなく「使う事のない作務衣の生地をサイドボタンノースリーブに転用して敵を取る!」と意趣は明確にあったのだから「草臥れる・・・」訳にはいかなかった。

 まずは作務衣の糸切りから開始して全てのパーツにばらし身頃は前と後ろ用に、袖は見返し分がどうにか切り取れるので使う事にした。前回のサイドボタンノースリーブはどう考えても説明図が誤っているとしか思えず、似たようなデザインの別掲載の説明図を参考にして作成できたのである。ただ身丈は生地の切れ端を作りたくなかったから長さはそのまま使ったけれど、これはこれで別物にも思える。サイズは140で女児向けとしたけれどデザインそのものはどちらでも利用可能だろう。

 まあ、さすがに青い菊のデザインの作務衣で人前に出る事は憚れるし室内で着用する趣味には少々齟齬があった柄だった。この生地は頂き物を活用してみた物だったから子ども向きに転用した事で生地も祝着至極であろうぞ。