トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

温水田の泥浚い

2024-06-12 | 水辺環境の保全

 温水田の沈泥部は既に一回泥浚いを実施していたのだが残りの泥浚いに合わせて軽く浚い水深を合わせておく。今回は棚田部との畔に泥を上げた格好なのだが、ここも御多分に漏れず畔が高くなってきた。高い部分を削り取り平らかにすれば移動も作業も楽になるけれど体力気力に余裕がない。しかし、それを埋め合わせる良案が浮かんだ。温水田の水深を上げるのである。これで冬期環境が大幅に安定するはずで、我ながら良案に思えて来たのだが。現行の堰の高さを上げるだけでは耐久性に問題が出るはずで二段構えの堰にするのがベストなのだろう。まあ、これは材を集めつつボチボチと行えばよい。

 水際から長柄のジョレンで届く範囲をL字形に泥浚いして残りは後日だ。泥浚いが大幅に遅れているので梅雨の盛期までに一通りは浚っておかねば・・・少々焦り気味だけれど1月は極度の腰痛で全休、このところは肩の疼痛で鍼に回数券で通う手太楽ではそうそう馬力は出ない。せいぜい0.1馬力程度かも・・・。ゼイゼイは全開であるけれどまあ、人生は苦痛と苦落で出来ている。写真中央部に倒れ伏している植物はイヌビエだかセイバンモロコシみたいな植物なのだが砂泥や有機物が拡散しないで陸地近くに溜まるように制御するための植生堤防にしたもの。引き抜いてそのまま一列に並べただけだが十分に役目を果たしてくれる。宿根してくれるので来期からは必要量を残すだけで済むし水面下は棲み処に、茎葉は羽化台にと使える。

     


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