トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

お菊虫ようやく発生した

2024-06-07 | 小父のお隣さん

 昨季の自宅でのジャコウアゲハの発生は零だった。どうして激減したのかは謎なのだが食草の多かった至近の土手が洪水対策で嵩上げされ舗装された事と全く関係が無い訳でも無いだろう。それがようやく今期初産卵し、幼虫も三頭だけ発生していたのは確認していたのだが見失っていた。ところがたまたま「蛹化しているのではないか⁉」と思い立って気合を入れ探したら見つかったのだあ。

    

 体験的に「人工物で蛹化する」傾向があるので外壁や家の基礎部から点検したが数年来の外殻ばかりで生体は皆無。そこでフェンスを丹念に探したら二頭を確認した。もう一頭いたはずなのでグリーンカーテンに絡ましたウマノスズクサの上の方に目を凝らしたらネットを吊り下げている黒いロープで蛹化している。タフカメラでは苦手な撮影環境で案の定、ピントが甘くなった。フェンスの二頭はそれでも綺麗にとれたかな。そうだとしてもこういうタイプの蛹はしっかりと描写出来れば出来たほど気味悪く思われるかも知れない。

 グリーンカーテン用に吊り下げたネットに絡ましたウマノスズクサについた一頭は案の定、蔓の途中を喰い切って上部を枯らしてしまった後に姿を消している。「立つ鳥跡を濁さず」とは無縁の「後は野となれ山となれ」の怪しからん一頭だったのだが目立つ吊り下げロープで蛹化しているとは見上げた野郎だ!。お蔭でボケ写真になったではないかい。