トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

今日のトンボ「オオアオイトトンボとネキトンボ初見」

2024-06-22 | 小父のお隣さん

 食草園のイボタの枝先に翅を広げて止まっているトンボを見つけた。広げて止まるイトトンボはオオアオイトトンボだけなので直ぐに分かったのだった。この個体、おおらかなのかどうなのかカメラを近づけても逃げるそぶりも無く接写まで許してくれたのだが、タフカメラではピントが背景に行ってトンボに合わず、スマホの接写は1cmだったのだが写す事が出来た。

 ネキトンボはトンボ池で連結産卵中に初見となった。最初はショウジョウトンボかと思ったもののショウジョウトンボは連結産卵などしないからネキトンボと理解できた。おりしも来場されていたS先生に判断していただいてもネキトンボだった。このカップル産卵を済ませたのかどうか、そのまま上昇して三日月池方面に消えた。飛行産卵中は撮影出来ないので初活写は無し。

 先日、羽化途中を撮影できて「ヤブヤンマだろうかルリボシヤンマか⁉」と思っていた個体はマルタンヤンマだった。これは19日の事なのだがマルタンヤンマの初見日に修正する。苔と湿った地表に産卵していたのはヤブヤンマだった。


孫には衣装、孤爺に意匠・・・

2024-06-22 | 何よりの楽しみ

 そろそろ大団円に、と思いつつも持って生まれた執着地獄からはなかなか逃れられない。ましてや針山がミシンの横にあるような状況設定では名実と共に執着地獄なのであって大団円、かつ祝着至極には遠い現実だった。映画のエンドロールのように長々と展開し「The END」での締めくくりは「爺 引導」に聞こえ喜ばしくない。これが「爺 END」であってもそうそう印象は変らないおっつかっつであろう。

 さて、今回のソーイング泥沼はサイドボタン・ノースリーブを2着揃えてみたのだが、これも孤爺泣かせの作業になった。縫い合わせ段階まではサクサク拍子で進んだのだが袖繰りの始末で破綻してしまった。襟ぐりと同じように手順を踏もうと思ったのだが表地に返してアイロン、止め縫いの段階までどうしても到達できなかった。テキストには「肩を通して表に返す」とだけあって、これがどうしてもできなかった。あれこれ立体手順想起を行ったものの老化耄碌進行中の脳細胞は処理出来なかったのである。このままだと出来上がらないので業を煮やして縫い取線までアイロンがけして置き、表と裏の身頃の袖線を合して縫ってようやく縫製が終わった。この日も夜鍋になってしまったのだが、もう小一時間も作業をすればサイドボタンの取り付けまで済むと思いつつ「もう!やってらんない」気分で入浴して寝た。

 翌日は快晴、フイールドではカサスゲの抜去が待っているしサイドボタンの誘惑があるしで煩悩は千路に乱れつつも筋を通して保全作業に出かけた。まあ、禿げ頭なので「後ろ髪を引かれる」状態には決してならない小生であった。

 午後からはプラスナップ8カ所の取り付けだったが、こんな作業は行った事が無いし失敗は許されないから念入りにシュミレーションしつつ取り付けが終わったのだ。しかし最初の片側を取り付け終わった際に「どうも間隔がモデル写真と異なる」のに気が付き解説図を読み込んだらスナップの間隔は2cmでは無く3センチであった。間違いに気が付いても片側だけ正しても変なだけだし、スナップを外して付け替える手もあったものの既に情熱の炎は下火状態で「まっ、いいか…」で済ました。「酸っぱいブドウの理論」で解釈すれば「着てくれるかどうかわからん!」のだ。

 さて、ここまでの執着地獄、小千谷ちぢみの甚平に始まり全部でハンガー16個にぶら下がっている。甚平は替えズボン付きなので18着が仕上げた総数となる。8着は型紙から起こしての新規物で残りはサイズダウンのリフォームだけれど「意外に出来るでは無いかい⁉」が印象でこの間、鍼に行き行きよく頑張りました。試着させてからリフォームしようと思っている巻きスカートとGパンが未着手だが、それまでしばしの休息だ。まあ、それも出来るかどうか心許ないわい・・・。