
チョウ類幼虫の食草園だから、いわば「保育園」みたいな場所であるが、ここでは「保育園落ちた!」なんてことは成立させない。「泥沼に落ちた」政府・野党の上げ足の環とは異なり小生「環境エンリッチメント」という高尚なグランドデザインを基に孤軍奮闘したのである。なんちゃって…。
さて、この日もトンボ池に突き刺さっている父子3人がいた。「変な魚が取れた!」なんて騒いでいて結局は小生のところまで尋ねに来たのだが、問われるまでもなくホトケドジョウと分かっていた。一応「絶滅危惧種で保護している場所なのだ」とも伝えたが、この存在が伝播して誘拐犯がやってくるのには時間を要しないのが常である。幸いにも食草園は見過ごされている。まあ、「芋虫大好き」は少数派だろうが、それでも「大脅威」なのだ。
さて、今日は「花祭り」。郷里では今でも甘茶を掛け笹団子を持って薬師様へ登っているのだろうか…。少年の頃の風景が浮かぶが、こういう行事なども環境の豊かさと密接にかかわっていたに違いない。

