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トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

泥水池3の抜去除草

2025-07-24 | 水辺環境の保全

 泥水池もカサスゲや葦、チゴザサ、アシカキと思える植物が繁茂してしまった。作業能力が衰えて来た査証ともいえるけれど昨年の集中豪雨による被害復旧との二股を掛けなければいけない現実も影響している。とは言え「災害復旧・後始末」と「定例適期作業」はどちらも欠かせないので粛々と寸暇を惜しんで片付けるしかない老後なのである。

 踏ん張り力が必要なのがカサスゲの抜去で、葦はスコップを差し込んで引けば容易に抜去できるものの地下根茎は残るので再生必至である。チゴザサなどのイネ科植物はランナーを四方八方に延ばして繁茂していても引き抜き易い対象なのだがランナーの千切れた部分から成長する繁殖力を持つので、これはこれで厄介な植物であり「夜這い草」と言われる仲間だけに先人の苦労をしのばせる植物でもある。ヒザカキも同様でこれは皮膚に対する加害性があって素肌は露出させていると痛い目に合うし、鋸歯同士で絡み合うから引き離すにも難儀である。

 それはともかく周囲から抜去を始めたのは畔や土手に投じる空間が必要なのであるけれど、この日の最高気温は34℃越えで中央部を残したまま全力撤退した。熱中症警戒アラート発令中であっても寸暇を惜しんで勤しまねばならない現実には休暇などはありえず結果のみが保全の中身だ。

 


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