沈泥地を生物リザーブプールと言える規模に拡幅を終えたら、絞り水を放流している集水路が気になる。
既に夏草に覆われて水面は見えず、当然トンボの飛翔や産卵は困難な環境になった。手鎌で右手法面の水際を刈り取り、左側堤は刈り払い機で刈りこんだ。
刈り草をそのままにしておくと猪の掘り起こしを誘発してしまうから、数日天日干ししてから集草し場外へ運び出す。
猪が増え居続ける環境下では、余分な作業と血圧の上昇は避けられない。それでも水面が開くと早速トンボの飛来がある。水際のヤゴの抜け殻を散見していると、トンボ類の獣害は無いようだ。
水面を開け立ち入りもしやすくなるとタモやバケツが入ってくる。この事にも学ばねばならず、老化した脳味噌には負担だろう・・・。