トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

考えられない!

2014-07-10 | 小人閑居して憮然

Photo_4  刈り払い作業に入ってすぐに刈り払い機のハンドルが折れてしまった。気持ちよく作業に入ろうとした初っ端では心も折れる事甚だしい。

 購入してまだ5年程度で特売品では無く、他の10年、20年物が無傷なのにこの事態では過度のコストダウンのなせる技なのだろうか。保証期間は過ぎているから有償交換しかないが、何ともはやお粗末な出来事、いえ、製品である。

 ここでメーカー名を出す気も無いけれど、一番負荷がかかる部分が折れたのは「当然」なのか「強度不足」だったのか利用者には判らない事だ。

 


**雨に謳えば

2014-07-10 | 温故痴新

 夏あわて行けずなくとは城崎哀      

         夏あわれ生きてなくもの木々にあひ  室生犀星

 記者の山立ち回り四方逆風        

         初夏の山立ちめぐり四方の風      水原秋櫻子

 会見の礫とびちがう殺気かな       

         噴水の玉とびちがう五月かな      中村貞女

 頬かむりしても吾裂く記者は鷹      

         目つむりていても吾を統ぶ五月の鷹  寺山修司

 消しゴム欲しや我が誌多難の夏来る  

         毒消し飲むやわが詩多産の夏来る   中村草田男

 どれも口美し啖呵の偽員一同      

         どれも口美し晩夏のジャズ一団     金子兜人