トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

輓馬役はきつい

2014-07-24 | 今日は真面目に

Photo  棚田跡の泥水池、上段の法面下に集水路を築いてあるが、法面側には護岸をしていない。通行するルートに沿って崩れない様にと護岸の丸太を入れただけ、この頃は法面からの押し出しで水路が狭くなりがちだ。

 周年、水を吸っている事と猪道が何本も通り通行するたびに崩される。らちがあかないので丸太で護岸を施す事にした。

 用材は立ち枯れ木と弱小木を間伐して揃えたが、運び出すのに大汗をかく。斜面から林道へ曳き落とし林道をロープで曳いて集水路まで運んだ。もう息も絶え絶えである。昨日も今日も蒸し暑く真夏日で、こんな時にする作業でもないが、しょうがないのだ。

 さすがに護岸用と杭用の用材を運び終えるとギブアップだった。スコップ作業までは手が出ない。冷たいシャワーだけが楽しみの日々になった。


守護神はノイバラ様様

2014-07-24 | 感じるままの回り道

Sn3d0244  泥水地の一角に山から砂土を一輪車で数回運び、やや乾燥気味に設えた場所がある。腐植質はないから猪は掘り返さないだろうと思ったが大きな間違いだった。

 何時もの習性通り、周囲と異なる状況の場所は必ず掘り返される。これではポット苗を定植しても一晩も持たない。アセフェート粒剤が一定の忌避効果があるのは実証済みだが農薬は散布したくない。

 無い知恵を絞りノイバラのシュートを並べてみた。なんと、それから一回も掘り返しも足跡もついていない。これに気を良くして、ノアザミの採り播きポット苗を定植した。

 ノアザミは成長が早く来シーズンには開花する。アゲハ類が立ち寄ってくれる花だし花の種類のない時期をカバーもしてくれて重宝なのだ。小生にとって『厄介者」のノイバラ、今回は「深謝」である。