トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

巣が襲われた

2014-07-01 | 小人閑居して憮然

Photo  ここ数日、泥水池への採餌行動が無い。鳴き声も聞こえないので立ち寄ってみたら草むらに明らかな異変がある。

 写真では、右上方からに侵入路が見えたのだ。覆っていた草むらが獣が通ったように押し倒されトンネル状になっており、巣の外周も押されて崩れている。

 当然、卵のかけらも無く親鳥もいない。刈り払い中に発見され、巣までの草むらの防壁は40㎝程でしかなかったから、発見される心配は尽きなかった。

 二足動物や同じ鳥類からの被害でなかった事が慰めである。


水生生物リザーブプール

2014-07-01 | 水辺環境の保全

Photo_6  隣の沢からの送水が途切れ、泥水池が干上がる寸前までいったから、壊滅的事態を避けるために「沈砂池」の拡幅を行った。ここは路面からの集水出口だが絞り水も入っていて枯れない。

 涼しくなってからとも思ったが、それでは産卵されたヤゴの個体を大きく損なう事になる。シーズン初めなら影響は少ないと言うより貢献度は高まるだろう。Photo

 早春に拡幅を行ったばかりであるが、今回は最大限に堤を移動させ、面積としては二坪ほど拡幅したことになる。左の写真が作業前の様子で、丁度、影になっている範囲に水面がある。

 「思い出ボロボロ」では無く「重いで、ボロボロ」と玉の汗をかきながら二日間の作業で完成した。掘り取った土は従来の堤の肉付けに使い新たな堤とした。

 早春に拡幅を重ね、恐らく今回が最終的な拡幅になるが、春先の2倍以上の面積を持つ池に仕上がった。絞り水が主水源であっても通年枯れなかった実績は、この小さな水辺でも貴重なリザーブプールになるだろう。


今日のトンボ「アオイトトンボ未熟体」

2014-07-01 | 小父のお隣さん

Photo_11  アオイトトンボの未熟体に出合った。胴付き作業中、一息ついていた所の胴付に止まった。

 飛び立つ気配が無いから作業開始の時に撮影して追い払ったのだが、まだ未熟体で、もっと静止して体の硬化を図りたかったのかもしれない。

 成熟体は林内作業時に多く見かけるが、未熟体を水辺で見かけたのは恐らく初めての事だ。