先日「自然観察会」と称して公主催で行われた行事。種の保全や多様性を意図して営々と築いてきた小さな水域が荒らされた。「トンボ池」なんて名前を付けたのが結果的に「捕獲が容易」を呼び覚ましてしまったようだ。
大いに後悔反省して、そのものズバリ「生物保全池」の名前に取り替えた。「名は体を表す」とか、少しは「保全への理解」を持ってもらいたい。
ついでに「泥水池」も「生物保全泥水池」の名称に変えた。これで保全と逆行するような行いが減るとも思えないけれど、場所の本質や目的は明示した事になる。標示板を設置した後、しばし泥水地に飛翔するトンボを眺める。
狭い水域空間に多々群れ飛ぶ姿は「トンボ捕りしたい!」欲求を掻きたてるだろう。しかし、そんな場所や時代では無い事がイベント主催者や協力者には判らないのだろうか…。情けない。