トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

今日のトンボ

2013-07-19 | 感じるままの回り道

Photo  7月18日付け静岡新聞27面に掲載された投稿写真。撮影位置関係が理由なのか「ずんぐりしたトンボ」が第一印象だったが、翅端の二点の斑に注意がいった。

 四枚の翅すべてに認められるから、光の加減でもなさそう。こんなトンボがいるのか…と思いつつ、ネットのトンボ図鑑と比較対照してみたが、似たような翅をもつトンボは見つからなかった。

 まあ、自分で見かけたトンボでさえ判別できないのが多いのだから無理もないが、じゃあ、この斑の理由は何だろう…と、お決まりの迷路に入るのだ。夏の夜は短く、対照する写真は多い。


環境調整

2013-07-19 | 水辺環境の保全

PhotoPhoto_2

 水辺の植物が繁茂して、水面を覆ってきた。これ以上のさばらせないために抜根して運び出した。カンガレイは春先に一本の茎を伸ばしていたのに、今では株径30㎝以上、高さは1メートルを超えた。あまりの席巻ぶりで、調和が取れないからスゲと交代させる。Photo_3

 スゲも繁殖力が高く、地下茎で増えていくが、抜き取るのも容易で管理が楽、羽化用の植物としても十分実用に耐える。 以前にカンガレイを掘り取ったところは深く、長靴でも水没してしまう。午前中かかって、トンボ池と泥水地の植生を整えたのだが、長靴の中までグチャグチャで、田植え足袋を使用すれば良かったと思っても後の祭りだった。

 トンボ池の小島に植えたミソハギと女郎花が開花した。フジバカマはこれからだけれど、自分への景観としての楽しみもある。


今日のトンボ

2013-07-19 | 小父のお隣さん

Photo  羽化間もなかったから飛翔したくない雰囲気だった。足元から舞い上がってすぐに止まった。最初はマユタテアカネと思ったのだが、翅端に薄く色がのっている。

 馬鹿の一つ覚えで、このタイプはノシメトンボだけと思っているから、そうだと思うのだが色合いが薄い。Photo_2 羽化直後の若いトンボの色彩は、成熟体とは異なるから、結局はノシメトンボで済ます。

 同じ杭の先端にはショウジョウトンボが止まっていたのだが、このトンボの色調は何時みても鮮やかである。水辺はショウジョウ、シオカラ、オオシオカラが「この世の夏」を謳歌しているが、アキアカネも混じってきたようだ。