水辺の植物が繁茂して、水面を覆ってきた。これ以上のさばらせないために抜根して運び出した。カンガレイは春先に一本の茎を伸ばしていたのに、今では株径30㎝以上、高さは1メートルを超えた。あまりの席巻ぶりで、調和が取れないからスゲと交代させる。
スゲも繁殖力が高く、地下茎で増えていくが、抜き取るのも容易で管理が楽、羽化用の植物としても十分実用に耐える。 以前にカンガレイを掘り取ったところは深く、長靴でも水没してしまう。午前中かかって、トンボ池と泥水地の植生を整えたのだが、長靴の中までグチャグチャで、田植え足袋を使用すれば良かったと思っても後の祭りだった。
トンボ池の小島に植えたミソハギと女郎花が開花した。フジバカマはこれからだけれど、自分への景観としての楽しみもある。