トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

今日のトンボ

2013-07-23 | 小父のお隣さん

Photo  昨年までは全く見ることのできなかったキイトトンボの連結飛行を、容易に目に出来るようになった。

 黄色いイトトンボの飛行だけでも堪能できるのに贅沢な時間を得ている。写真のような立ち姿も珍しくはなくなったけれど、見るたびに感心と言うか感嘆符の思いがする。

 「男は立つもの」なんて言える時代でも年齢でもなくなったが、イトトンボのこの体勢は、か細く弱弱しく見えるトンボだけに素晴らしい。


原っぱで遊ぶ

2013-07-23 | 遊び子は

Photo_8  林内の竹のひこばえ切除をしているところに子どもらの声が届いてくる。

 斜面下の原っぱに親子連れが入ってきたのだ。ここも以前は竹林で、今季、数度の刈り払いを行っているから「草地」の様に見えるが、竹の再萌芽は続いている。

 それでも刈り払いを継続しているために、幼児が立ち入っても危なくはない植生に近くなってきた。一方、虫取りに格好の場所にもなって、生物には危ない環境になってしまった。

 人も小生物も共栄できる環境は、意識の変化が追い付かないから難しいのが現実で、虫取りなど、思いっ切りさせたいのはヤマヤマなのだけれど、そんな場所はほんの一角にすぎない。周囲に、山々も杉もいっぱいあるが…。


ササユリ結実

2013-07-23 | 感じるままの回り道

Photo_7  竹のひこばえ処理中にササユリの結実株を見つけた。開花時には数個の花を付けていた株だが、人工授粉させ子房を二個だけ残し残りは折り取った株である。

 処理した後、発見できなくて、盗掘されたと思っていた株であるが健在だった。他の株の中には失われた株もあって、少なくとも採種できる株を確認できただけでも「たなぼた」である。

 遊歩道周辺、昨年開花したヤマユリの株は見いだせなかった。拠点、道具小屋付近でひそかに手入れをしてきた一株は開花したのだが…。