羽化間もなかったから飛翔したくない雰囲気だった。足元から舞い上がってすぐに止まった。最初はマユタテアカネと思ったのだが、翅端に薄く色がのっている。
馬鹿の一つ覚えで、このタイプはノシメトンボだけと思っているから、そうだと思うのだが色合いが薄い。 羽化直後の若いトンボの色彩は、成熟体とは異なるから、結局はノシメトンボで済ます。
同じ杭の先端にはショウジョウトンボが止まっていたのだが、このトンボの色調は何時みても鮮やかである。水辺はショウジョウ、シオカラ、オオシオカラが「この世の夏」を謳歌しているが、アキアカネも混じってきたようだ。