人生の目的は音楽だ!toraのブログ

クラシック・コンサートを聴いた感想、映画を観た感想、お薦め本等について毎日、その翌日朝に書き綴っています。

東京春祭「ローエングリン」のチケットを取る / マンションの隣人 / Netfrixでラーム・マードゥワーニー監督「ダマカ ~ テロ独占生中継」を観る ~ 視聴率優先主義の帰結

2021年11月29日 07時00分20秒 | 日記

29日(月)。私は現在マンションの9階に住んでいますが、1フロアに4世帯が入居しています ここ半年ほど左隣の部屋が空き室になっていましたが、リフォーム工事を経て10月24日(日)に新しい住人が引っ越してきました。翌日の午後4時ころ、買い物から帰るとドア・ノブに引っ越しのあいさつを書いた手書きのメモを添えて、手指の消毒液とラップが入った紙袋が掛けられていました 他の2軒のドア・ノブにも同じものが掛けられていました ここで私は、ハタと考え込みました 引っ越しのあいさつは普通、面と向かってするものではないか、と ましてや、これから隣同士の住人として何年も付き合っていく関係にあるのだから、なおさら対面ですべきではないか、と もし自分だったら、昼間の時間帯でなく、住人が家に居る可能性が高い夜になってからピンポンしてあいさつに伺うだろうと思います あれから1か月以上経ちますが、まだ隣人がどういう顔の人でどういう家族構成なのかも知りません 名前だけはメモに苗字が書かれていたので分かりますが、それ以外はまったく未知の存在です

しかし、ここで私はまた ハタと考えます 1か月以上も隣人の顔を見ないということに関しては、マンション生活ではごく普通のことだな、と ちなみに、他の2世帯の住人に会うことも滅多にありません たまに朝、新聞を取りに1階まで降りる時にエレベーター前で、出勤する右隣のご主人に会うくらいです 個々のプライバシーが守られていることは良いことですが、少し寂しい気持ちもします

ということで、わが家に来てから今日で2515日目を迎え、プロ野球の日本シリーズはセ・リーグのヤクルトがパ・リーグのオリックスに勝ち日本一となった  というニュースを見て感想を述べるモコタロです

 

     

     セ・リーグは阪神の失速がヤクルトの優勝を許した  来年は寅年 期待してまっせ!

 

         

 

昨日は「東京春音楽祭2022」のワーグナー・シリーズ「ローエングリン」(演奏会形式)のチケット発売初日だったので、WEBサイトからA席を取りました 同公演は3月30日(水)午後5時からと4月2日(土)午後3時からの2回ありますが、平日の方が良い席が取れる可能性が高いので30日を取りました 1階Rブロック7列です。出演歌手はローエングリン=ヴィンセント・ヴォルフシュタイナー、エルザ=マリータ・ソルベルグ、テルムラント=エギルス・シリンス、オルトルート=エレーナ・ツィトコーワ、ハインリヒ王=タレク・ナズミ他です。メゾ・ソプラノのツィトコーワは新国立オペラで「ばらの騎士」や「ニーベルングの指環」でお馴染みですが、久しぶりに聴きます 管弦楽=NHK交響楽団、合唱=東京オペラシンガーズ、指揮=マレク・ヤノフスキです 上演時間は休憩2回を含めて約4時間20分です。演奏会形式でなければもっとかかるでしょう

 

     

 

         

 

Netfrixでラーム・マードゥワーニー監督による2021年製作インド映画「ダマカ ~ テロ独占生中継」(104分)を観ました

TRTVのラジオパーソナリティのアルジュン・パータク(カールティク・アールヤン)は、元々夜の報道番組の花形キャスターとして順調にキャリアを積んでいたが、降板となり くすぶっていた     そんなある日、ラジオ放送中の視聴者電話から「ムンバイのシーリンク橋を爆破する」というテロ予告を受ける どうせいたずらだろうと「やれるものならやってみろ」と適当にあしらったアルジュンだったが、その直後にシーリング橋が爆破されてしまう 事前に予告を受けていたアルジュンはこれを絶好のスクープ・チャンスと捉え、元上司のプロデューサー、アンキタ(アムルター・スパーシュ)にキャスター復帰の約束を取り付け、TRTV独占スクープとしてTV放送を開始する テロ犯は以前、橋の建設に関わっていた末端の作業員ラグビールだと名乗る 彼は無謀に建設を急がせた結果死んだ3人の作業員に十分な補償が為されなかったとして、当時の責任者である大臣に謝罪を求めてくる TVの前で謝罪さえしてくれたらテロを止めるという犯人だったが、そもそも大臣がテロリストに謝罪すること自体が無謀な要求であり、簡単には話が進まない アルジュンは最初、この番組で犯人を自分が思うようにうまく誘導し視聴率を稼ごうとしていたが、アルジュンが付けているイヤフォンに爆弾を仕掛けたと告げられ、勝手に立つと爆発するので動きが取れなくなる また、橋にはアルジュンの妻で記者のソウミヤ(ムルナール・タークル)や一般市民が取り残されていた アルジュンは犯人を投降するように説得できるのか、ソウミヤは無事に救出されるのか

 

     

 

この映画を観終わってからネットで調べたら、本作は韓国映画「テロ、ライブ」のリメイク版とのことです

本作のテーマは視聴率最優先主義のテレビ業界に対する告発ではないか、と思います アルジュンにしても、上司のアンキタにしても、視聴率を上げるためなら筋書きを描いてその通りにストーリーを仕立て上げていこうとします しかし、相手がラグビールのように頭が良くしたたかなテロリストの場合には通用しません 逆に犯人の言いなりになって放送を利用されてしまいます 日本のテレビ業界でも、視聴率を上げるために番組制作会社が”やらせ”を仕掛けて問題になったことが何度かあります。その都度、反省の言葉が述べられますが、何か月か経つと同じ事が繰り返されます 最近、YouTube や Netfrix などに押されてテレビ離れが進んでいると言われていますが、ゴシップ週刊誌的なくだらない番組を朝から晩まで垂れ流していれば当然の帰結です


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2 コメント

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Unknown (miminga33)
2021-11-29 22:45:21
こんばんは。
コロナの変異株への対抗措置が取られましたね。
外国人の入国禁止と聞いたので、この第九の時期に指揮者もソリストも来日できないのかとショックを受けています。
今週中にはそれぞれのオーケストラから発表があるのでしょうか…
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オミクロン✕コンサート (tora)
2021-11-30 00:34:17
miminga33さん コメントありがとうございました。

これから情報収集しますが、たぶん少なくとも12月は全滅だと推測します。各オケの事務局はこれからが大変だと思います。代演を立てるか、延期か、中止かを決めなければなりませんが、延期や中止はないと思います。急なことなので指揮者の代演は、日本人指揮者の奪い合いになるかもしれません
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