人生の目的は音楽だ!toraのブログ

クラシック・コンサートを聴いた感想、映画を観た感想、お薦め本等について毎日、その翌日朝に書き綴っています。

アンナ・ネトレプコ、METオペラ降板 / 黒川祐次「物語 ウクライナの歴史」、内藤博文「世界史で深まるクラシックの名曲」、中川右介「国家と音楽家」他を買う

2022年03月06日 07時15分00秒 | 日記

6日(日)。昨日夕方のTBSテレビ「報道特集」を観ていたら、プーチン政権のウクライナ侵攻に対するロシア国内の世論調査によると、約8割の国民が賛成しているのに対し反対が約2割しかいなかったという報道をしていて、唖然としました これまでの新聞やテレビの報道ではロシア国内の各地で戦争反対デモが行われており、世論が戦争反対の方向に拡大しつつあるという内容だったので、てっきりロシア人も半数近くが反対していると思っていたからです 報道機関は雰囲気ではなく客観数値に基づいて報道してくれないと、全体状況を見誤ります これでロシアに対する見方が変わりました 8割のロシア人も無実のウクライナ国民が不条理に殺されていく事実に目を向け、プーチンを大統領の座から引きずり降ろしてほしいと思います

さて、音楽界に目を転じると、米CNNは、ロシア出身のソプラノ歌手アンナ・ネトレプコがメトロポリタン歌劇場(MET)で今シーズンと来シーズンの公演に出演しない見通しになったことが4日までに分かった、と報道しました   報道の概要は次の通りです

「METゼネラル・マネジャーのピーター・ゲルブ氏はCNNに宛てた声明で、『METとオペラにとって非常に大きな芸術的な損失だ』『アンナはMETの歴史上最も偉大な歌手の一人だが、プーチン氏がウクライナで罪のない人々を殺害している現状では、他に方法がなかった』と述べた。ネトレプコ氏は今春にはプッチーニ『トゥーランドット』、来シーズンにはヴェルディの『ドン・カルロ』にそれぞれ出演する予定だった。METによれば、『トゥーランドット』ではウクライナ出身の歌手リュドミラ・モナスティルスカ氏が代役を務める 『ドン・カルロ』での代役は後日発表するという。ネトレプコ氏は声明で今回の戦争を批判しているが、プーチン氏に対しては公式にコメントしていなかった

上記の「トゥーランドット」は今年5月7日の本公演をMETライブビューイングとして世界各国に配信する予定で、日本では6月10日から同16日まで新宿ピカデリー、東劇ほかでライブ録画を上映する予定でした 個人的には今季ライブビューイング(全10作品)の中で一番期待していた公演だっただけに本当に残念です

 

     

     

 

ということで、わが家に来てから今日で2612日目を迎え、ロシア議会は4日、情報の戦時統制強化のために、同国の軍事行動に関して虚偽の情報を広げた場合に外国人も含めて刑事罰を科す改正法案を可決、プーチン大統領が署名し1両日中にも施行される見通しになったことから、BBCはロシアでの全ての記者の取材活動を一時的に停止、米CNNもロシア国内での放送を一時停止、ブルームバーグ通信もロシア国内での取材活動を一時的にやめると報じた  というニュースを見て感想を述べるモコタロです

 

     

     ロシアではフェイスブックへの接続も遮断された  プーチン批判の封じ込め作戦だ

 

         

 

手元の本が残り少なくなったので、ポカポカ陽気の中 池袋まで出かけ、ジュンク堂池袋本店で8冊購入しました

1冊目は黒川祐次著「物語  ウクライナの歴史」(中公新書)です 今読まなくていつ読むか、というテーマの本です

 

     

 

 

2冊目は内藤博文著「世界史で深まるクラシックの名曲」(青春新書)です この本の特徴は世界史の中でクラシック音楽を捉えていることです

 

     

 

3冊目は澤和樹著「教養として学んでおきたいクラシック音楽」(マイナビ新書)です たまにこういうクラシック入門書を読んで、原点に還ることにしています 東京藝大学長はどのようにクラシックを捉えているのでしょうか

 

     

 

4冊目は中川右介著「国家と音楽家」(集英社文庫)です 中川右介氏の本は「現代の名演奏家50~クラシック音楽の天才・奇才・異才」(幻冬舎新書)、「20世紀の10大ピアニスト」(同)、「怖いクラシック」(NHK出版新書)を当ブログでご紹介しました 中川氏の本は分かりやすい文章です

 

     

 

5冊目は中山七里著「人面廥探偵」(小学館文庫)です 当ブログの読者の皆さんにはお馴染みの「中山七里は七人いる」と言われる伝説的な多作家です。今度はどんなどんでん返しが待っているのか、楽しみです

(※人面”そう”の漢字が変換できませんでした。別の漢字を仮に当てています)

 

     

 

6冊目は松田青子著「女が死ぬ」(中公文庫)です この人の本は「おばちゃんたちのいるところ」が面白かったので購入しました

 

     

 

7冊目は道尾秀介著「カエルの小指」(講談社文庫)です この本はずっと前に読んだ「カラスの親指」の登場人物たちが再登場するらしいのですが、内容をすっかり忘れてしまいました

 

     

 

最後の8冊目は石原慎太郎&曽野綾子 共著「死という最後の未来」(幻冬舎文庫)です この本は、今年2月1日に89歳で亡くなった石原慎太郎氏と、1歳年上の曽野綾子さんによる2年前の対談集です

 

     

 

いずれも、読み終わりしだい当ブログでご紹介してまいります


コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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Unknown (miminga33)
2022-03-07 00:29:08
面白そうな本ばかり!書評を楽しみにしています♪
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ありがとうございました (tora)
2022-03-07 08:03:32
ウサコさん コメントありがとうございました。

今回はクラシック関係の本をいつもより多く買い込みました。

映画館に行く機会が激減した反面、読書のペースが上がっていますので、読後感想をお楽しみに
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