人生の目的は音楽だ!toraのブログ

クラシック・コンサートを聴いた感想、映画を観た感想、お薦め本等について毎日、その翌日朝に書き綴っています。

蔵四季「よむぎめん」とヴィヴァルディの「四季」とはどういう関係があるのか?

2014年08月19日 07時02分06秒 | 日記

19日(火)。昨日の朝日朝刊に「音楽業界、『黒船』を警戒 ストリーミング型配信サービス 世界最大手、日本参入足踏み CD売り上げ頼み根強く」という見出しの記事が載りました

「ストリーミング」というのは、利用者がネット上にある音楽データを受信しながら曲を再生するサービスのことで、昨年、全世界のストリーミングサービスの売上高が初めて10億ドルを突破したとのことです

録音・再生の第1世紀はレコード(SP→LP)やCDなどを店頭で購入しステレオ・セットなど専用装置で再生して聴く時代です(ちなみに私は今だにこのスタイルを踏襲しています)。第2世紀は、楽曲配信サイトから曲をダウンロードして保存、パソコンやスマートフォンや携帯音楽プレーヤーで聴く時代です 多くの若者が中心的存在になっています。そして第3世紀としてストリーミングが世界的に流行しようとしているという流れです (この第1世紀~第3世紀は私が勝手に作った造語です。念のため)

世界最大手のストリーミング企業、スポティファイは世界で4,000万人が利用しているとのこと 日本では2年前に都内に日本法人を設け国内のレコード会社と水面下で交渉してきたそうですが、一部レコード会社が楽曲の提供を拒否したことから延期を強いられたとのこと

日本でデジタルサービスが伸びない理由として、日本におけるCDや音楽ビデオなどの音楽ソフトパッケージの割合は80%と高い(ほぼ同じ規模の米国は30%)という事実、「単価、利益率がデジタルサービスはCDよりも低い」ということがあるようです

私は古い人間なのでLPやCDのような「モノ」にこだわるのですが(特にLPはジャケットに魅力を感じます)、ネックは置き場所に困るということです LPレコード約1,500枚、CD約4,000枚はおもに居間と廊下の専用ラックに収めていますが、3年前の3.11東日本大震災の時は居間の上段のCDが何枚かソファーを直撃しました CDジャケットはプラスチック製なので割れ易く、何枚か角が割れました 幸い人がいなかったので頭を直撃して額を割らずに済みました。考えただけでも恐ろしくなります

現在のストリーミングの主な対象は、クラシックではなくポピュラー音楽でしょうから、あまり関係ないのですが、もしクラシックがその流れになってきたとしても私は乗らないでしょうね

そもそも私の場合は、CDやLPは生のコンサートを聴く際の予習・復習のために聴いているようなものなので、「ストリーミング」などは全く考慮対象外なのです

 

  閑話休題  

 

先日実家に行った時、福島県喜多方市出身の義弟の実家から送られてきた「よむぎめん」をお土産にもらってきました 何気ない乾麺ですが、パッケージをよ~く見ると大変なことが表示されています

 

          

 

妹によると「ヨモギ緬」ということですが、パッケージには「音楽緬 蔵四季 蔵の里 よむぎめん」とあり、その下に、何とヴィヴァルディ「四季」の文字と楽譜が印刷されているではありませんか 蔵四季の「蔵」は、蔵が多いことで知られる喜多方市の象徴として使われていることが分かりますが(喜多方ラーメンの箱のパッケージは蔵のデザインですね)、それが何故ヴィヴァルディの「四季」に結びついたのか・・・・私には理解できません 地酒を醸造する時にモーツアルトの音楽を”聴かせる”とまろやかな味になるというノリで、ソバを打つ時にヴィヴァルディの「四季」を聴かせていたのでしょうか そうだとしたら春夏秋冬、一年中ソバを打っていないといけないので忙しいことこの上ないですね

 

          

 

おまけに右下には商標登録番号が書かれています。これってどーいうこと

 

          

 

この商標登録の対象は何でしょうか?まさか、ヴィヴァルディの「四季」ではないでしょうね。四季別(識別)しないといけません おそらく「よもぎめん」ではない「よむぎめん」が独特の名称として登録されているのでしょう。それにしても、どこの誰がこういう強引なこじつけを考え出したのでしょうか 喜多方市の誰かが「私記」に書いているかも知れません。恐るべし会津藩

コメント
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