人生の目的は音楽だ!toraのブログ

クラシック・コンサートを聴いた感想、映画を観た感想、お薦め本等について毎日、その翌日朝に書き綴っています。

第1位:オペラシティコンサートホール22回

2011年02月17日 20時46分08秒 | 日記
去年109回クラシックコンサートに通ったが、会場別に調べてみた。回数が多い順に並べると以下の通りとなった。
第1位:オペラシティコンサートホール(初台)22回、第2位:東京国際フォーラム(有楽町)17回、第3位:サントリーホール(溜池山王)13回、第4位:新国立劇場(初台)11回、第5位:すみだトリフォニーホール(錦糸町)、第6位:東京文化会館(上野)、文京シビックホール(春日)各6回、第8位:東京芸術劇場(池袋)5回、第9位:紀尾井ホール(四ツ谷)4回、第10位:王子ホール(銀座)、ミューザ川崎(川崎)各3回、残りがその他の9回だった。
オペラシティコンサートホールが最多の理由は①バッハ・コレギウム・ジャパン②東京交響楽団オペラシティシリーズの定期会員であることだ。第2位の東京国際フォーラムは5月の連休に開催されるラ・フォール・ジュルネ・オ・ジャポンのコンサートに集中的に通ったことによる。第3位のサントリーホールは東京交響楽団サントリーホールシリーズの定期会員であること、第4位の新国立劇場(オペラハウス)は新国立劇場・オペラの定期会員であること、第5位のすみだトリフォニーホールは新日本フィルの定期会員であることによる。
今回調べてみてサントリーホールが以外に少なかったというのが正直な感想だ。東京フィルの文京シビックシリーズを含めて上記の定期会員はすべて次年度も継続予定なので、今年1年間も同じような傾向になるのではないかと思う。ただ、今年は昨年以上にオペラに行きたいと思っているので東京文化会館とNHKホールの回数が若干増えると思う。ちなみにすでにチケットを入手しているのは今月下旬のマリインスキー・オペラ「トゥーランドット」(ゲルギエフ指揮)、6月のメトロポリタン・オペラ「ラ・ボエーム」「ドン・カルロ」「ランメルモールのルチア」(レバイン他指揮)、9月のボローニャ・オペラ「正教徒」(マリオッティ指揮)といったところ。オペラは総合芸術の楽しみだ!
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オペラパレスで「椿姫」を観て来ました

2011年02月17日 08時08分51秒 | 日記
14日(月)新国立劇場(オペラパレス)でベルディのラ・トラビアータ(椿姫)を観てきた。ヒロインのビオレッタはシエナ生まれのパトリツィア・チョーフィ。アルフレードはソウル生まれのウーキュン・キム。ジェルモンはイタリア生まれのルチオ・ガッロ。中でも際立っていたのはチョーフィ。歌はもちろん演技も素晴らしかった。「道を踏み外した女」を意味する造語であるラ・トラビアータを声と体で表現しきっていた。ミラノ・スカラ座、ウイーン国立歌劇場などでも歌ってきたというから、相当の実力者であることは間違いない。舞台は19世紀半ばのパリだが、ロンコーニの演出はその時代設定に沿った内容だった。彼の演出で椿姫を観るのは今回で3度目だと思う。そろそろ新しい演出で観てみたいとも思うが、作曲家の意図を無視した演出を押し付けられるのは論外なので、ロンコーニは許容範囲。オペラを観に行って何がいやかと言えば「まずは演出、お次は音楽」といった、変に演出家の勝手な解釈を加えた演出だ。「時代は19世紀のパリなのだが、21世紀の日本に置き換えて演出してみました」的な演出には憤りを感じる。新国立オペラは10年位前から定期会員(プレミエ=初日)になっているが、何度かありましたねぇ、そういうのが・・・・演出は「まずは音楽、お次は演出」であってほしい。
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