今なにしてる         (トミーのリペイント別館)

カメラ修理などについてご紹介します。
富塚孝一
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彩雲を見て来ましたの巻(2)

2024年08月27日 11時00分00秒 | ブログ

画像が何枚か救出できましたのでUPをしておきます。彩雲は胴体の外板を貼り終えた状態。翼は回収されているのか今後の進捗に期待です。

 

発動機から機体を見ます。

 

 

零戦や隼は1000馬力級のいわゆる軽戦闘機クラスですが、中島飛行機が大東亜決戦機「疾風」用に開発した複列18気筒の2000馬力重戦級発動機「誉」を搭載しています。機体と同時に回収されたオリジナルの発動機は状態が悪いため、同型発動機を取り付けてあるため、オリジナルとは細部が異なるようです。

意外に華奢に見える発動機架。材質はクロモリ鋼ですが、取り付けられているものはオリジナルではなく、形状も異なるとのことです。

 

翼との隙間から胴体内部を見る。空気抵抗減少のため極端に細い胴体に3名の搭乗員と撮影用の日本光学や小西六が製造した航空写真機や無線機などが搭載されるので非常に狭いです。後部には7.7mm機銃も装備します。これで長時間の偵察行はつらかったでしょうね。

外板を沈頭鋲できれいに貼られていますが、あくまでも展示用で、実際の飛行強度は無いのではと思います。

 

山本五十六長官がニューブリテン島で撃墜された時の不時着状況を模型で再現。山本長官の搭乗位置は主操(右)の後ろの指揮官席であったと思われますので直後の機体を切断された状態だったか?

零戦五二型の画像を救出しました。やはり定番の姿。靖国神社の遊就館に展示されている零戦も、当館のオーナーが寄贈されたものとのことです。

 

反対側から見ます。後ろに隼が見えます。

 

 

発動機のカウリング下部を取り外して「栄」発動機を見ます。画像を撮り忘れましたが右側には現存で唯一作動する二一型用発動機もありました。カウリングの塗色は黒に見えますが、模型の世界では若干青みを入れた色とすることが多いです。撃墜王、坂井三郎氏著作によれば、当時の低品質の塗料で塗られたカウリングは、ラバウルに配備されて直射日光に当たると、容易に顔料の色素が抜けて変色したとあります。

ブルーインパルスのF86です。昔の東宝映画では怪獣に叩き落されたりしていましたね。

 

外部展示(放置?)の自衛隊で運用されたカーチスC-46Dです。入間基地では近年まで現役だったと思いましたが、現在は所沢の航空記念公園に展示されてもいます。

 

トミーのリペイント (tomys800.sakura.ne.jp)

 

 

 

 

 

 

 

 



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