台風崩れの熱帯低気圧が関東付近にありまして(天気概況か?)雨がちの梅雨空に戻りうっとおしいです。二眼レフはあまりUP予定をしていませんが、間が空いていますので画像を撮っていませんが簡単にUPしておきます。3.5Fと言いましても製造時期により機能が異なりますね。脱着式のピントフードの取り外しボタン用バネは構造的に外れ易いです。外れたバネが付属して来ましたが、取り付けてもまた外れる可能性がありますね。ゴム系で接着した方が良いかな?
機能の差により内部メカも異なりますね。この個体はシャッタースビートと絞りが連動する初期型でしょうか。シャッターユニットの外周に歯車を配して連動させています。
こちらの個体はシャッタースピードと絞りの連動が廃止された個体。シャッター周りはシンプルになっていますね。
テイクレンズの前玉にカビと曇りが発生していますので分解清掃をします。
巻上げクランクが重いの改善とクランクレバーのダンパーが摩耗をしてプラプラですので新しいダンパーに交換して組みます。この個体の場合、クランクを固定するピンの両端から外そうとポンチを打ってあったためピンが太ってしまい分解が困難でした。クランクの孔形状を見れば、どちらからピンを挿入するのかは分かるのですけどね。
何度も貼り替えられていて、接着剤を何層にも塗布してあるのできれいに清掃をしてからシボ革を貼ります。
ネームプレートを留める特殊ネジの片方が汎用ねじになっていますので手持ちから交換をしておきました。
私としては2.8Fの巨大レンズよりもバランス的には3.5Fの方が好みですね。