富田パソコンサークル (Tomita PC Circle)

京都の京丹波町富田の「公民館」をホームに活動するパソコンサークルのブログ。

2015サークルの課題:Excelのエッセンス

2015年06月03日 | エクセル

集まる人が少なくなって、長らく続けてきたパソコンサークルにも寂しさを感じ始めてる今日この頃ですが
一方で、「Windows 10 」のリリースがこの夏に近づいてきて、パソコン周りにとっては、
大きなイベントであり、変わり目になる気がします。
そのときには、パソコンサークルでも大きな変化がやってきます。

そんなこんなの思いの中で・・・・
ふと思い直してブログを再開し、
そしてサークルに「課題」というような テーマを設けて、この一年の取り組みの柱にしていこうと
下図のような「Excelでつくる売上表」を題材にしてみました。

2015-01

一見、どうってことのない、どこにもあるような表ですが・・・・
たとえば日付に連動した曜日の表示とか同じ日の日付をあえて伏せてしまう工夫とか
品目を選ぶと、設定した単価を「別表」の単価表から自動的に引用できる仕組みや
さらに売り上げの品目ごとの集計や分析果てはグラフの表示などが売上表に入力すると
自動的に連動して、表が完成するという代物です。

慣れているものにとっては、これしきのことと一蹴されそうな「課題」ですが ・・・・
一般的にExcelといえば、SUMを使った「集計」とその表作りぐらいに思い込んでる人にとっては
いささか難関にも思えてくる「題材」です。

セルにほどこす、書式設定は言うに及ばず、 この表作りの過程では
条件付き書式であるとか、VLOOKUPやSUMIFという関数が出てきたりします。

ただ、これぐらいは、できてしまえば、
正直なところ一般的にExcelを使う場面のほとんどをこなせる 気がします。
ここから先に、これ以上進むのなら、それはそれで相当の知識も必要となるでしょう。

Excelを使いこなす・・・などというレベルは、どこに基準を置くかによりますが
お金を取って人に教えるぐらいのスキルとなると、VBAというプログラム言語はもちろん
パソコン自体の知識を相当量に必要とします。 そこまでくるとごく一般的な仕事や
日常を超えていますし、
この「Excelの道のり」をたとえば山登りにたとえたら 、
マクロを自在に操れるほどのレベルともなると、
エベレストに無酸素で登頂を目指すほどの技量を求められるのかもしれません。
しかし、パソコンをする人がみんなそんなところを目指しているわけではありません。

今度の課題は、たとえて言うと「長老山」の登頂ぐらいにあたると思います。
なんや・・・っていう声も聞こえなくはありませんが、
長老を上るのは結構骨が折れるし それほどかんたんではありません。
普段の生活では、メッタにないことですし、がんばって長老を上ることができれば
運が良ければ日本海も目にすることができるし、ここらの話とはいえども
最高峰に立つと視界が開けるものです。
その経験さえあれば、そこかしこの山歩きなど苦もなくできることでしょう。

ただし、「課題」はあくまで目標設定の一つです。
できなくてもいいし、わからなくても悔やむ必要もありません。
やらなければならないもんとも思ってもいません。
この一年をかけて、どこまで上っていけるか、それを試してみるぐらいの心がけで十分です。

ここでは、一気に行かずに徐々に歩を進める感じでぼちぼち説明していこうかなと思っています。
3歩進んで2歩下がるとも言いますが・・4歩下がっても
一度は3歩進んだという経験に意味があるんです。