富田パソコンサークル (Tomita PC Circle)

京都の京丹波町富田の「公民館」をホームに活動するパソコンサークルのブログ。

メールアドレスの基本のおさらいです

2010年01月14日 | インターネット

年賀状の枚数が、郵便局のもくろみより少なかったというニュースは
そんだけ、印刷物よりも「メール」というものが、生活の中に
浸透していることが起因してるんでしょう




そのこととは、直接に関係はしていませんが、年明けていよいよ
ケーブルテレビ化が動き出します・・・それにつれてネットの環境も変わり
手持ちの「メールアドレス」が変わって、接続そのものの形態も変わります。
そこで、あらためこのメールアドレス・・・「メアド」っていうもんの仕組みとゆうか
「正体」をおさらいしてみようと思います。




メールアドレスってゆうと、長ったらしい・・・英語表記の・・・覚えにくい・・・
けども意味があるんやし覚えなしゃーないと思いがちですが、
実際は目にしている英語や数字を組み合わせたものに
直接意味があるわけではなくて、これでもわかりやすく英語表記に翻訳されたものやと解釈もできます。
その名も「メールアドレス」という通り
これは、世界に張り巡らされたインターネット上で、自分のPCの位置がどこにあるのか
を表す住所の記号で、コンピュータの世界で「IPアドレス」などとも呼ばれる一種で
本当はたとえば「192.168.0.101」というように数値で表されているものですが
数字の羅列を簡単には覚えられないので、意味ある言葉に翻訳する形で、
わかりやすく?意味を持たせて見た目を変えているのです
・・・余計、わからんようになりました・・・か?



わかったようなわからんような話はちょっと、おいといて
メールアドレスは下図のように「@」(アットマーク)を挟んで
アカウントドメインというもので構成されています。

アカウントというのはPCの利用者が様々なサービスを利用するときに
あらかじめ登録して「認証」を受けて、利用を許可されている
それぞれの利用者ごとの独自の「呼び名」です・・・むずかしい?ね

ドメインこそインターネット上の住所のようなもので、
重複しないように発行・管理されており、
アルファベット、数字、一部の記号の組み合わせで構成され
IPアドレスをアルファベット表記に訳したもので、コンピュータの
識別名と考えてええでしょう。



我々は時々勘違いしてしまいますが、我々自身がPCをインターネットに
直接つなげているわけではありません。正確にゆうと
インターネットに直接つなげているプロバイダーという接続業者のコンピュータに
接続の契約をして、つながることで、インターネットを利用しています。
この接続業者のコンピュータ名が実は、下図の中でドメインという名で説明した部分です



 







メールだけに関していえば、ネット上の郵便局のように
こうしたユーザのために接続用に特定したコンピュータ(サーバーと呼ぶ)
を利用することによって、やりとりしており、ネット上の郵便局である
サーバにはそれぞれの人のための棚がもうけてあって、その棚に届き
それを開けるときに「アカウント」という利用カードと「パスワード」という鍵がないと
あけられない仕組みになっています。
さらに個人のプライバシーと混乱を防ぐ意味から
プロバイダーのサーバは受信用(POPサーバ)と送信用(smtpサーバ)にそれぞれ区別もされて運用されています。

したがって、メールを使う前には、こうした割り当てられたデータに基づいて
自分のPCにそうした受信用と送信用の設定をしなければ送・受信できない仕組みになっています

今度ケーブルテレビ化によってインターネットは
ZAQ(ザック)という業者が代行することになっていますので
利用する相手のコンピュータ(サーバ)が変更されると
特に@のあとのドメインが変わることになりますので、当然自分のメールアドレス
も連動して変わらざるを得ないのです。




※ここからは、余談ですがドメイン部にある表記で「.」ピリオドで区切られる文字にも
それぞれ意味があります・・・@のすぐ後にくる文字が業者や組織の名前を表し
その次の区切りが組織の形態を表しています・・・たとえば
例のように「ne」とあるのはネット接続専門の業者であり「co」は一般的な会社を意味します。
「go」は政府機関ですし、教育の機関は「ac」特定の団体は「or」を使います。
最後の部分は国名を略したもので
例の場合は日本を表す「jp」となっています。
カナダなら「ca」イギリスは「uk」
中国は「cn」韓国は「kr」・・・北朝鮮は「ないと思います!」
ロシアが「ru」で
この頃やたら増えた末尾が「br」の迷惑メールは、
それらがブラジルから発せられたことがわかり、
「au」とあっても携帯電話からのメールとちごて・・・オーストラリアからのメールです。
「ky」は空気が読めんわけではなくて、「ケーマン諸島」らしいですよ
アメリカは「us」とすることもありますが、本家本元の特典らしく
そういうのを省くいているのが通常です「.com」っていうのがそうです



なんにしても「メアド」は
長ったらしく、そのくせ、ちょっとでも間違うだけで届かなかったり
間違って届く恐れがあります。言い換えればメールアドレスを
「手入力」することそのものが間違っています。
メアドが必要になったときは、いちいちキーボードたたかずに
届いたメールなどに表記されいるメールアドレスの部分を「右クリック」すると
必ず「アドレスをコピーする」というメニューがありますので
メアドを利用するときは必ずこうした自動的な登録機能を使ってください