富田パソコンサークル (Tomita PC Circle)

京都の京丹波町富田の「公民館」をホームに活動するパソコンサークルのブログ。

富田夏祭りのポスターの依頼

2014年08月07日 | パソコンサークル

少々個人的にいろんなことが重なって、長らくブログを更新できずにいます。
ご無沙汰しています。
酷暑が続きます。
へとへとになってしまいますね。

ほかでもありません、例年通り「富田夏まつり実行委員会」から
ポスターの制作依頼がありました。
時間が許せば、作ってみて下さい。
こちらでプリントアウトする予定です。

実施要領は下記の通りです。

★開催日時:2014年8月16日(土曜日) 夜7時から
★場所:宇津木寺境内
★催し物:盆踊り、夜店など

その他、例年通りの開催となります。

作品は、ラベルマイティやワード、エクセルなど何でもかまいません。
A4サイズにしていただいて、いつものように僕宛のメールに添付下さい。
ただし、
作った作品の字体(フォント)やレイアウトが崩れるトラブルが起こって
往々にして意図とは違って、作品そのものが、ひらくパソコンやプリンタ次第で壊れます。
できれば、PDFという形式で保存したものを送っていただければ
間違いがありません。
よろしくお願いします。


これで最後のサッカーコラム(1):日本完敗

2014年06月29日 | サッカー

ぐうの音も出ないとは、こういう状況を言うのだろう。    テレビを始めあらゆるメディアを通じて
あおりにあおりたてた「サムライブルー」は、世界のサッカーの前に全く歯が立たずにあっけなくブラジルをあとにした。
戦いそのものは、この国で、いっかどそうにサッカーを語ることも気はずかしくなるほど、世界のレベルとはあまりにも違いすぎた。

・・・そのためにもうサッカーのことを記事にするのは、これで終わろうとおもう。 
自分の知ってると思っていることもまた同じように「井の中の蛙」の戯言にしかないと思い知らされたから・・・

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すべての言い訳は、結果の前にむなしい。
多くの反省の弁から「自分たちらしいサッカーができなかった」というものの、
では僕らが自分たちのサッカーがどんなものかと言えるほど
僕らは代表の試合からそれを一度もはっきりとは、見たこともない気がする。
中には選手の一人のコメントに「記録のためにゴールキーパーの交代したことは屈辱的だった」というのもあったけども・・・・
振り返ってみれば、そういえるほどの 自分たちの側にそれだけのスキルがあったのかというと、今となっては身の程を知らない話だと思う。
あの程度の守備を相手に決勝トーナメントのシュミレーションにもならなかったわけで
逆にコロンビアの側に言い返されても仕方ないほどの レベルでしかなかったことは、映像が物語っていた・・・・・    
攻撃は通じなかったし、守備は情けないほどに遅くてもろかった。

所詮は、大手スポーツブランドのサッカービジネスによって、日本の「作られたスター」はいずれもあの程度だったか・・・
ミランの10番も、マンUのユニフォームも結局こうしたビジネスライクのセールスパフォーマンスだったことに気づく。
彼らが今は、クラブではベンチにいることの意味を納得する。

胸筋も体格も違う。突破するときのスピード、スピードに乗りながら止まらないステップとドリブル、
選手のすべてが局面ごとに共有できるパス。
正確なシュート、パワーにあふれたミドルシュート、守備と攻撃が一体化したアグレッシブな本当の意味での連動
想像力 メンタルの強さ、瞬時の判断力と沈着さ、自立した個の力・・・・どこにも比べるものなどなかった気さえしてくる。
パスは、常にただ放たれているだけの無責任な球離れにさえ見えた。
コロンビアの戦い方は、我々が見てきた「日本代表」の「自分らしさ」などと言う思い込みごと、すべてを粉砕した。

体育の延長線上のサッカー・・・わかったような顔して解説する、かっての実業団世代の信じて疑わない
システムという名の「サッカーの教則本」、おもしろさと相容れない大学スポーツの決まり事のようなサッカー
サッカーのおもしろさを知らない旧世代の仕切るサッカー協会
基礎とか言いながら、スポーツの精神の基礎をまだわかっていない育成という名の押しつけ
・・・一から作り直さねばならないものがいっぱいある。

長らく高い壁だった「アジア予選」をカズやラモスによって、ようやく突き抜けるメドがたったこの国のサッカーの実力は
残念ながら、Jリーグ20年を経ても、実はそれほど進化していないのが本当のところだった気がする。

ただサッカーは、この世界では英語と並んで共通の文化である。
コートジボワールなど言う国の文化にしろ歴史にしてもサッカー以外に触れることなど普段の生活にはない。
だからこそ、「代表」という意識の中にサッカーだけは国の文化を背負うものだと、もう40年以上ワールドカップを見てきて実感する。
「国民性」などというものを語るつもりはない、一人一人が違うのに、人間を十派一絡げにして語る文化は世界にはない。 
意識が違って思えた。 背負うものの大きさがよその国とは大きく異なって思えた。
震災後の「なでしこ」にははっきり見えたそういう意識が、まだ3年しか経っていないのに今度の代表には見えなかった。
  
この期に及んでまだ、懲りずにと自分らの知ってる物差しでワールドカップを解説している
「オカダ」や「ヤマモト」たちが今は哀しく見えてくる。 彼らが評論するすべてがむなしく響く。
予選での日本に「敗因」などなかった。ある意味で当然の帰結のような今は気がする。

自虐的に言えば、あれほど知ってるような気でいたくせに、負けた日でさえ渋谷でハイタッチしていた「にわかサポーター」
帰国した選手たちに  「夢をありがとう」などとぬけぬけと言える連中と同じように
ひょっとしたら勝てるかもしれないと、結果的にメディアに踊らされていた自分がやっぱり気恥ずかしい。
足下を見つめ直して、やはり「アジアで一番」を目指すところから戻るべきではないかとまで思う。

実は・・・あらためてこのブログで「サッカー」というカテゴリでわかったようなことを書いて来たことを読み返してみたら
今から8年前の2006年に、全く同じことを書き込んでいた・・・自分が繰り返していることも
あきれてしまうけど・・・・なんも変わってないことに、またショックが倍加された気がしてくる。

「これが日本代表です」2006年6月23日

ここに、ただ唯一日本のサッカーの本質を見ていた「セルジオ越後氏」のコメントを引用させていただく。

【セルジオ越後コラム】負けたからこそ得るものがある

怒りと失望、あるいは2戦に比べればよくやったという反応もあるかもしれない。コロンビアに1─4で惨敗し、
日本はブラジルから去ることが決まった。ファンのみんなには様々な感情が浮かび上がっていることだろう。
この4年間を振り返れば、1分け2敗という結果は、起こり得るべくして起こったものだと思っている。
これが現実。それを改めて突きつけられたということだね。
日韓W杯が開催された2002年以降、日本代表におけるビジネス的要素はどんどん比重が増していった。
泥臭く、低予算の中でW杯出場を夢見ていた時代は終わり、日本代表は文字通りドル箱になった。
メディアは煽り、スポンサーは群がった。純然たる強化試合よりも、日本より弱い、
それも2軍、3軍を平気で送り込んでくるやる気の低い相手を国内に呼び、その勝利にメディアの一面が踊る。
代表戦はまるでコンサート会場のようになった。
そのツケが回ってきたということだね。非常にドメスティックで、知らず知らずのうちに井の中の蛙になってしまったんだ。
海外組はブランドになり、選手は神格化された。W杯に出れば、対戦相手はみんな“海外組”だというのにね。
その中で、代表チームは実態以上に大きくなり、期待は必要以上に大きくなってしまった。
井の中の蛙がW杯に出て、惨敗するべくしてしたのだ。試合に負けたのは、選手たちだけの責任ではないね。
協会にもメディアにもファンにも責任がある。みんな反省するべき時がきたんだよ。
負けた今だから言っているのではないよ。僕はずっと言い続けてきた。それが辛口だなんて言っている時点で甘かったんだ。
この日感じたことを次に生かさなければならない。負けたからこそ、得られるものもあるはずだよ。


これが最後のサッカーコラム(その2):Round16 ここからがワールドカップ本番

2014年06月28日 | サッカー

日本が勝ち点1をやっとさ拾って、予選ラウンドのグループリーグが終わった。

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大半のにわかサポーターたちのワールドカップも実はもうここで終わり・・・サッカーを見ることもないだろう。


だがしかし、ワールドカップはここからが本番・・・やっとさクリアした国を除いて
多くの強豪国は、全く違うやり方をしてくる「トーナメント」こそが本番で、これまでは試運転・・・
イエローカードのクリアとともに、戦術も姿勢も変えてくるだろう。
だからこそ、スペインやイングランドやイタリアそしてポルトガルの面目もない。

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ナスリという才能を切り捨てたデ・シャン率いるフランスは、直前にリベリーという絶対的存在を怪我で欠いたのに
むしろそのことを逆手にチームを危機感を盾にして強化することに成功した。
攻守の一体感はそのスピードとともにすばらしい。ドイツとの戦いが大いに見物だ。メキシコもまた同じようにすばらしい
オランダとて、その切れ味は脅威になるし、どちらにもアドバンテージがないほど強い。
この2チームはいずれも地区予選で近来まれに見る苦戦を強いられ、プレーオフからやっとさ出場できたチームである。
その立て直しが見事である。
ブラジルは、ネイマールという名前に踊らされるが、強固なデフェンスが機能しているダビド・ルイスとチアゴ・シルバ以外に
むしろパウリーニョとルイス・グスタボというボランチの潜在がネイマールのスペースを与えているとみている。
アルゼンチンのメッシは、見ているだけで魅せられる。彼の才能は比類ない・・けども僕にはデ・マリアというプレイヤーの
技にこそ目が行く。彼のようなプレイを日本人に求めたい。マスケラーノ一人にに守備の負担をかけてはならない。
チリは、前回の大会で目を奪われた攻守に切れ目なく、まさにサンチェス一人ではなくすべてのプレイヤーの一体感とともに
ひたむきで圧倒的にタフだ。初戦の相手のブラジルも簡単には勝てないすごみはまだある気がする。
日本と同組のコロンビアのサッカーも南米的でありながらその戦術が洗練されて魅せられる。
とりわけ、ハメス・ロドリゲスの攻撃的センスはかなりの才能を感じてしまう。ベスト4でブラジルと当たっても対等な戦いができるに違いない。
ドイツはいかにも手堅い・・欲を言えば、エジルという存在よりもクロースが目立つほど、本来のゴール前のスペクタクルに欠けて見える
ただし、ノイアーというGKはもうこの大会を代表する安定感があって、存在感が絶大だ。
オランダは、今度は直前にストロートマンという切り札を失うことによって、なりふり構わずウィークポイントを
5バックという奇策でカバーした。守備的に思えるけど、ファン・ペルシとロッベンとスナイデルというたった3人の
攻撃陣だけで相手を崩せる自信がバックボーンにある。組み合わせからしてBEST4を得るだろう。
直前のテストマッチで日本に敗れたはずのコスタリカは今大会最大のサプライズで注目される。
彼ららが見せるパフォーマンスは、あのときとは全く違って力感とスピードにあふれ、ヨーロッパの強豪をねじ伏せた。
守備的なギリシャの先手さえ奪えば、彼らは踊るようにピッチを跳ね回るに違いない。
スアレスは、もうサッカー選手ではない・・・ためらいなく人を傷つけることの精神状態をうたがう。これまでの行状といい
追放されることに異存はない。たとえ、たぐいまれな得点能力があったとしても・・・
これを持ってしてもウルグアイは、これ以上の勝ち残りには残念ながら値しない。フォルランもカバーニも
ウルグアイの国民もスアレスの才能を弁解せず人間性を恨んでも致し方ない。

サッカーはアジアの甘ったるいサッカーを一掃して、しかもここんとこ一目置かれていたスペインの「tiki-taka」というパスサッカーを
「パワーサッカー」が文字通り一蹴した。
ドイツ大会のようにパワーサッカーがトレンドになったように思えるが、それをさらに進化させて
ゴール前の技術、スピードに乗ったドリブルという個々の能力において、すばらしく向上している
それは少なくとも日本では目にすることのできないもので、
100mに換算して10.28秒のスピードになったというロッベンと一瞬のスピードに乗ってキックフェイントまで繰り出す
メッシには目を奪われる。ファンペルシやベンゼマのゴール直前の判断もすばらしい。ハメス・ロドリゲスがゴール前で
魅せる冷静な判断と技術に22歳という年齢とともに驚かされる。

決勝トーナメントには引き分けがない、これからがワールドカップの本番です。
それでも僕は、全部見るつもりです


6月25日(水曜日)は・・・・

2014年06月22日 | 震災

第4水曜ですが、サークルは翌日26日(木曜日)に変更します!

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6月25日は、コロンビアとの予選最終戦の日です。 
そのせいでと言うわけではありません・・・区の集金日25日に重なったからですが・・・
たまたま、重要な日になってしまいました。

日本時間4時40分・・・・僕は結果を求めません・・・こうなった以上
「絶対に勝たなければならない」とも実はもう思いません。

自分らが追求し、自分らがやってきたことそのことを表現し、ひたむきに前見て
自分らしくやってくれること、そのことが自分らの「代表」の意味でもあると思っています。
失うことをおそれず、っていうか失敗をおそれるあまり何もできないで「失った」ことは大きい 

悪い意味で、すぐにメディアも・・ひょっとしてこの国に住むものみんながついつい使いがちな
「国民性」・・・そもそもひとりひとりが違うのに、十把一絡げにして語るのを僕は好みませんが
・・・それでもこの国に住んでると、サッカーの代表に限らず、冒険しないこと
勇気を持って、全部かけずに、ちょっとだけとっとくこと、貯金を一番に考えること
あらかじめ悪いことばっかりを想像して、結果の善し悪しに対処しようとすること
実は足を踏み出さずにいるくせに、先のことばっかり思案して暗い気持ちになること
失敗することを恥と思うこと。みんなで仲良くしようと無理にでも教え込まれたこと
・・・・いっぱい思い当たります。
   
サポーターのすばらしいマナー、戦争を放棄した国是 そのことを信頼されてきた事実
震災を耐え抜こうとする精神性、細やかな配慮  
震災後の原発事故、その対処、平和というものを享受してきたここまでの道のりと
それを急旋回させて、平和というものを根本的に見直そうという経済至上主義
っていうか国家的財政優先主義というべき単なる増税主義

実はそれらをすべて含めてイメージされて、国の名の下に ありながら個としての
自分らしさを表現する機会こそワールドカップという舞台に与えられた
特権です。サッカーという世界共通言語を通じて・・・

一方で

これまでの国のありようを検証もせず
実はたいしたこともない得票率のくせに府会議員より狭い範囲の「小選挙区」制度の
おかげで大量の議席を獲得したにすぎない
おごった現政権のすることは
原発の検証もできないでいるくせに海外に売り込み、武器を得ることも容認し
果ては、カジノを許可して、何でもかんでも・・・っていうかこの国の美徳としてきたものさえ
壊してでも求めているのは「ゼニカネ」の話。
なんでも「金」に換算して、経済だけを優先するのかと思いが行く ・・・・

自分らが率先し守るべき憲法を 身勝手に解釈して、
集団的自衛権などというものを認めようなどというのは
たぶん彼らが政治家の家系に生まれ育ち
一人の戦死者もいないことに由来していて、どんな浅はかな教育を受けたらあぁなるのか
守ろうとするのは彼らの祖先の失政隠しかと疑念を抱く。
そもそも読んだ教科書が違ってる気がする。
政権側の中にも疑問符を抱くものが多いはずなのに逆らうことをおそれて口をつぐむ
都議会で下劣なヤジを飛ばしたやつもやつなら、知ってて言わない奴らも同罪で
そのことと同じで流れに逆らうことの無しに発言しないこともまた相当罪が重く、無責任な行為だ。

3年前に政権交代させたのには、その古くささと世襲政党の硬直性にあって、民主党に
失望したからと言っても
これほどの大事に対して委任状を与えるほど、信用もせず信頼もせず、ほかの選択肢がないから
渋々投票したことを肝に銘じてもいない。

憲法は、議員が考えるものではなく、決して変えるものではない
主権の主体である国民が作り上げるもので
議員とは、その憲法に則って、政策を立案し実践すること
そのことこそが「立憲主義」というもので
何があろうとなかろうと、守るべき憲法を勝手に解釈すること自体が憲法に違反している。
どいつもこいつもそこんとこが全くわかっていないので、信用できないし、悪いことに
護憲の意思を持っていても、後援者の顔色伺いながら、口をつぐんで
議員の身分に甘んじてる誰もが気にしているのはこの国の安全とか危機ではなく、議席の維持にだけ気が行ってる。
これが政治の現状なら、嘆かわしいと言ってるレベルではない。

自分が何をするために「代表」に選ばれ、自分が何をすべきか
失うことをおそれて、何もしないのならここまできた道を放棄し、これから先に目をつぶる
てなことを、人にえらそうに言えた訳でない自分がここにいて
それでもどこかで何とかせなあかんという気持ちはまだ失わないでいる。

そんなこんなをないまでにして、6月25日のコロンビア戦を早起きして見ることにする。


くどいですが、6月25日は、区の集金日になっており、次回サークルは
6月26日(木)に日程が変更されています。


課題の補足:複数の「タスク」

2014年06月10日 | パソコン

「タスク」・・・聞いたことがあるけど、はっきり意識はしていないこんなPCの言葉が
本当は、パソコンの活用の成否を握っているのかも・・・しれません。
厳密に理解してるわけではないけども、タスクとは、一つのアプリケーションでする「仕事」のことを指すようです。
時に、パソコンの初心者を自認する方がついつい陥るのは、一つだけのタスクで「仕事」を
こなそうと思い込むことです。たとえば文書を作る際には、「絶対にワード」と決め込んで、そのすべてを作ろうとするし
反対に「表」なら、Excelが絶対唯一の方法だと決めつけてしまうことです。
間違いだと指摘しているわけではありません。もっと柔軟に考えないと行き詰まってしまいます。

たとえば、今回の課題の場合にも、「チラシ作ってみませんか?」と問いかけたら
ワードで作り始めると、表にしろワードアートにしても、また図の編集や加工まで
ワードの中で処理をしなければならないと考える人も少なくないのかもしれません。
いやむしろ、パソコンを起動して、Webサイトを見てる人は、ただそれだけをしているという人が多数派なのかもしれないのです。
Windowsが起動するパソコン画面の下にある「帯」は「タスクバー」と呼ばれ
今現在動作しているタスクが、強調され表示されます。
いろんな選択肢があるはずなのに、そこのところを気にしないですむほど
たった一つのタスクだけを動かしているのは、PCをじっとして使っているように見えます。

本来、パソコンの最も進化した機能は、実は一度にいくつものタスクを使い分けられることによって
効率化が著しく進んだことにあります。
これを「マルチタスク」と言って、これこそが今のPCの本質です。
同時に起動したいくつかのタスクは、タスクバー上で、表示されたタスクを切り替えることによって
いくつもの仕事を同時進行的に組み合わせることで、何かを作り上げることを可能にする仕組みなのです。
「窓」を意味する「ウィンドウ(Window)」をOSに命名するときにわざわざ複数形にして
Windows(ウィンドウズ)と呼ぶには訳があります。

とりあえず、こんな小難しい理屈は、後回しにして
例題に戻ると、「チラシ」作りには・・・・もう一回言いますけど「食べ物」の方ではありません・・・・
いくつかの要素が含まれていると思います。たとえば「料金表」のような表、挨拶文のテキスト
イベントを彩るワードアートのような「飾り文字」、文書の飾りに使ったイラストや写真のような画像と
場所を示した「地図」のイメージ などなど・・・・

まず仕事にかかる前にこれらをどう用意して、どこで編集するか・・・文書自体の背景を
どう作るかというとこに、一通り思案を巡らします。
ここのところがポイントです。
こういった「要素」が用意できて、構想らしいものが見えて
手順がぼんやり頭に浮かんだら、後は切り貼りの「絵」を作るように
PCで切り絵を作る要領で、進めていけば、はじめは「こんなこといきなりできるやろか?」と
不安に思ったことの解決の道が見えてもきます。

そもそもたった一つのソフトでこなそうとするからこそ、一つ一つのソフトが難しく見えるのです
このことを解消する一つの方策が「マルチタスク」という複数の仕事を同時にやる精神にあります。
たとえば文書に挿入するイラストなどのイメージは、クリップアートとかネット上から画像をダウンロードする術は
サークルのベテランや卒業生などは十分に心得ておられます。
そうであるなら、ネットにつながった状態でエクセルやワードを起動しているのなら同時にブラウザを起動しておき
いつでもネット検索できる状態にしておき、必要に応じて作業を切り替えれば容易です。
また広告文などの文例も同じように、ネット検索して探し出すと思ったような内容がどこかにあるはずです。
こういう場合は、同じように「秀丸」とかのテキストエディタを起動しておけば
ブラウザ上の文言を、いったんコピペしておいておくことができて、自分なりに編集も可能です。

こういう組み合わせを考えれば、この文書を作り上げるのに、自分にとって
どのアプリケーションが便利なのかが見えてきます。


ところで、キャプチャーという「機能」を使いこなしておられますか?キャプチャ-というのは
PCの画面に表示されたものを、まるでデジカメで撮るように「切り取って」画像としてパソコンに
保存する機能を指します。
実はWindowsには、その標準機能として「SnippingTool(スニッピング・ツール)」が付属しています。
それは、スタートメニューの「Windowsアクセサリ」→「SnippingTool」と進んで起動します。

Snippingtool


sp

Snippingtool2
 

起動すると、一瞬画面が霧に覆われたようにかすみますが、切り取りたい範囲をマウスで範囲指定しようとすると
その部分だけがクローズアップされて鮮明になります。
範囲の始まりと終わりを指定すると切り取った部分が画像として保存されます。
例題に使った地図は、まさにこの方法でブラウザで表示した地図サイトの一部を切り取って
保存したファイルを利用しています。

2014-06-10 22-57-07

あとは、たとえばエクセルにしろワードにしろ、ラベルマイティでも
保存したファイルのあるありかのフォルダを指定して文書上に貼り付け加工したい画像を
右クリックすれば「図の編集」が可能になるので、自分なりにある程度の加工が可能です。
ワードやエクセルでは、図を右クリックするとリボン上に
下図のような「図ツール」というタブが現われます。

zu tool

これをクリックすると様々な、編集機能に画面が切り替わる仕組みです。

たしかに文章だけの文書を作ることの方が、日常的かもしれません。
チラシを作る機会など、むしろまれですが・・・・・・
こういう種のことをこなしていくと、文書の飾りにしろ、構成にしろ
何より、マルチタスクという複数の仕事を同時にこなして、いろんな機能を活用することを
覚えられるし、少しはパソコンを使うというモチベーションにつながるのではないかと・・・・・

密かにたくらんでいる次第です。


Excelでも文書:デスクトップパブリッシング(DTP)のまねごと

2014年06月09日 | エクセル

還暦というのは、思ってたように人生の分岐点でした。 精神的に・・・
けどもそれをそのまま背負ってしまうと一気に老け込むので、あえて意識して、がんばろうとすると
今度は無理が勝ってしまう。かといって、何気なくやり過ごせば、そのまま流れてしまいそう。
テレビのニュースで六十何歳かの人の肖像が見るたびに・・・自分もこんなに年をとったんかいなと
我が身をしみじみ、見ないでいいものを、見つめてしまう。

「アンチエイジング」って言う言葉があって、「若さ」の維持に必死の思いの人もいる。
特に女の人は、加齢というものからくる体の変質を敏感にとらえて感じたはるんやと思える。
けど・・・亡くなった人の悪口やナイけど、「森光子」さんはあまりにもやり過ぎやと思うし
十朱幸代さんは、なんぼ何でも若すぎる・・・表情が消えるほど「無理」が見えてきてかえってしんどい。

オードリー・ヘップバーンなんかとっても いい感じの年の取り方やったし、
草笛光子さんなんかむしろ今の方がすてきに思える。 年を重ねるという味わいが
一つの作品のように、遠目から人そのものに見えてくる気がする。
年にこだわってもあかんし、年に負けるのもどうかと思う。
とりあえず、ありのまま受け入れて、そこそこになったら、それなりのじじぃでいるのがいい。
アタマの中身が、硬直化して柔軟性が失われていなければ
何を見ても味わえる気がする。
やたら、老けたの、年がいったのと同じように口走るのは、サークルで脳の活性化にチャレンジしようとする
仲間の皆さんにも申し訳ありません。

6月11日(水)は、サークルです。
課題をこなしていくありようは、前よりもわかりやすいという評価をいただいた・・・
のですが・・・
課題を見つけるというのには、思いとは裏腹に脳みその動くがトロクなって、思いつくのに
時間がかかってしまいます。ない知恵絞って、ようやくひねり出したのが・・・・
「チラシ作り」・・・といっても、生唾飲み込んで「食べるもの」を想像されたら的外れ ・・・
「開店のおしらせ」みたいなしろもんで、こういうのを近頃はDTP(デスクトップパブリッシング)って言うんでしょうが
・・・できばえからして、ちょっと大げさにすぎず・・・そのまねごとみたいなもんを課題にしました。

こういうものを作るのには、いくつかのアプローチがあります。 人それぞれにやり方が違ってきます。
取り組み方も、使うソフトも一様ではありません。
ワードでもいいし、ラベルマイティなんかでやってもいいし、年賀状ソフトで作ることもできるでしょう。
そのどれもこれも間違いではないし、得意なもので自分なりに作ることこそが PCの醍醐味です。

「何でもExcel(エクセル)」派の僕なんかは、ためらいもなく
エクセルで作ってみました。そのサンプルが下図のようなものです。
出来、不出来、センスのあるなしは、この際問わんといてください・・・・ 作ったことだけに意義があります。

「文書作り」という課題に、こんなものをいきなり・・とお思いのかたもおられるとは思いますが
意外に、こうしたものは見た目以上に「かんたん」で、画像のレイアウト、テキストの配置や
イメージの取り扱い、編集など・・・・・
そこそこに、文書作りのエッセンスのようなものが含まれていて
初歩的な基本を知っておくのに、適当な気もします。

・・・サンプルの画像は縮小版ですので、画像をクリックいただくと、多少拡大されて表示されます。
excel
エクセルで、文書作りするときに僕は迷わず、ある程度の範囲のセルを指定しておいて「右クリック」し、
列の幅を1.68とか1.83などという数値を入力して、画面を5ミリぐらいの「方眼紙」みたいにします。
こうすることで、格段に画像やテキストの配置が、しやすくなります。
セルとしての活用も、ある程度のセル範囲を結合すれば、あちこちにセル枠も作れます。
背景を塗りつぶすのにも、意外に便利な気がします。
何より文書に「表」が必要なときなどは、エクセルであるが故に この方法がとりわけ重宝します。

このデータは、サークルの「Googleドライブ」に6月11日用の課題として置いておきます。

そこで、
エクセルでこうしたひな形ができたら、これを元に・・・まったくおんなじものを
こしらえてはいませんが、いわゆるコピペ(コピーアンドペースト)を使って
ラベルマイティでも
rm
作ってみました。・・・やってみて思うんですが「ラベルマイティ」の方が
こういうことにはたくさんの選択肢があって、やれることが多い気がしますね・・・・

さらに調子にのって、
今度はこうしたDTPに長けたOfficeの中にあってワードの弟分みたいな
Publisher(パブリッシャー)というソフトでもトライしてみたのが
pub

これです。さすがにExcelとは、親戚筋の「Publisher」です。
いとも簡単にエクセルの原稿から実にスムーズにワードアートまでも
コピペができて、あっという間に仕上がりです。

繰り返しますが、できあがったこのチラシそのものの
出来、不出来は二の次でセンスの善し悪しを問われても
答えようがありませんので、あしからず。作ったことだけに意義があり
作れるというだけの見せしめです。

これを、サークルでどこまで説明できるかは、そのとき次第ということで・・・・・



あっそうそう、6月は会費徴収の開始月です。
会費はネット接続料を考慮して今年も年会費3,000円とさせていただきます。
納得いただけましたら、おいおい徴収させていただきたいと、おもっています
むろん、サークルの様子見もOKです。納付期限は実は、もうけておりませんので、あくまでも
ご納得いただいた上での納付で差し支えありませんよ。


王国のW杯

2014年06月05日 | サッカー

2014-06-05 22-12-55

暑さ、蒸し暑さが繰り返しているうちに、「梅雨入り」となったわけですが、
近年のありようと違って、今年はオーソドックスに梅雨らしいのは・・・むしろ
これからの気候変動を予感させて、不敵な雰囲気を感じてしまう。

個人的には、この2014年6月は、4年を待ちわびたフットボールの特別な年・・・
なぜか「まぁるい地球」でありながら
ことサッカーに関してだけは、ヨーロッパに偏ってしまう昨今で、
もっといい季節を選んでやればいいと思うのに、おかげでこんな暑さ厳しい時期に
4年に一度の祭典が欧州サッカーのスケジュールの都合で開催される羽目になった始末です。
そして、たぶん競技時間もヨーロッパを基準にして日程が組まれたとも想像できます。
アジアにとっては、都合の悪い時間にライブ放送で、しんどいけども

2014-06-05 22-12-34

それでも、大いに楽しみにしています。

ペレ、クライフ、マラドーナ・・・サッカーの神が「才能」与えたもうた「きら星」達に
肩を並べているはずのメッシの近頃は どことなく異変がみられて、
彼だけは今度も、W杯というステージにその輝きを曇らせてしまうのか ・・・
「汚れたストライカー」のスアレスは、結局回復してるのか・・・
ネイマールは、その重荷を振り払うのか
さすがにイニエスタもシャビにもピークを通り越したのか・・・Cロナウドは孤立しないでいられるか

王国ブラジルの経済には、BRICs(ブリックス)ともてはやされた頃の盛り上がりはもうない。
アメリカのマネーゲームは、この国の貧富の差を広げるだけ広げて
ワールドカップを高見の見物しようとしている。
サッカーの現状もまた、ほとんどの選手はヨーロッパのクラブにいて、王国のリーグは閑散として
危機的状況にある。だからこそ、本来なら王国のW杯は、この上ない場所での開催でありながら
冷や水をかけるデモがあちこちに吹き出している。
老若男女がこぞって、リフティングがうまいと思えるほどのサッカー王国のブラジルでありながら・・・・

けれどもブラジルが母国で6回目のW杯をその手にする可能性は高い。
スペインもさすがに、メンバーが4年前と活性化されずに、連覇を果たせるほどの勢いがあるわけでもなく
ドイツは堅実だが南米で勝てるとも思わないし、オランダはやっぱりバックスに大いに不安が残る。
アルゼンチンは、メッシの出来がトーナメントの時点で鍵を握る。
チリのサッカーは、前回は、最も刺激的で目を奪った・・・4年経ってそのひたむきにアタックし続けるサッカーが健在なのか
C.ロナウドはポルトガルというナショナルチームで輝きを放つのか・・・
新たなヒーローを生み出せなかったイングランドは、D組自体を勝ち残れるのか
ナスリをこともなげに切り捨てたデシャンのフランスは、運を味方につけられるのか・・・・
いつも堅実に勝ち上がれるアメリカは、死の組を這い出るのだろうか・・・

ネイマールばかりに焦点をあて、サッカーと言えばゴールシーンだけをクローズアップする
日本の甘ったるいメディアの評価は二の次にして
ブラジルの核心は、ダビド・ルイスとチアゴ・シウヴァのセンターバックとパウリーニョとラミレス
というボランチの有能な才能にある。
サッカーは守備から・・・などというような、ちんけなセオリーを言うのではない・・・彼らのディフェンスは
オフェンスと直結する展開力にあふれている。ただ攻撃力それ自体は、若干の迫力に欠けている。

一体化した展開と守備、そこがデフェンスがあまりにもおぼつかない日本代表に欠落している核心でもある。
だからこそ、ザックは攻撃陣に多くを配したのであって、彼が想定する「守備力」を
日本サッカーからは、期待できないことを確信したのだと思う。
ただし、そこに4年前に守備偏重に舵をを切って、心底つまらないサッカーを世界に示した
あの凡とした岡田の判断と決定的に違うことに期待をしたい。

この前のテストマッチでのパフォーマンスは実に目を見はった。
とりわけ香川の技術とスピード、イマジネーションはもう世界に互して遜色がない。
彼の唯一の弱点は、4年前にすでにその才能を輝かせながらも、全く器も見る目もない
岡田というものに選から外され、マンチェスター・ユナイテッドの世代交代時に同じように目のくらんだ
モイーズというものに出場を阻まれた「監督運」のなさにあるとも言える。香川は確実に
W杯で、世界の衆目を集めるだろう。長友は言うに及ばず内田も大久保も柿谷にしろ岡崎も山口も遠藤も青山までも
そのスピードと技術と展開力は、世界を見据えて一泡吹かせてやろうという意欲にあふれていた。
ただ、本田を除いて・・・・

僕にはとても深刻に思えた・・・彼自身のスピードのなさは、とうから気にはなっていたが
それをなんとか予測の早さに隠そうとして、時にそれが功を奏してたびたび中心的活躍に映ってはいたけど
今度の場合は、それすらもなく、ボールが彼を経由するたびに
日本代表のスピードが奪われ、彼の存在は明らかに足かせになっていた。
もう10日、スター扱いは意味がない。彼がエンジンとは思えない。
彼のスタメンにこだわり続けるのなら・・・日本の「良さ」そのものが失われるだろう。
彼に与えられたポジションというものがあるのなら、今なら大久保がそれを担うべきで
客観的に見て、本田は現時点でサブのメンバーに位置させることが最善のように思える。

我々の代表は、優勝を口にはするが、本当のところ 結果ではなくて
世界を「あっと」驚かせてほしい!ヨーロッパ偏重のフットボールの現況に
アジアの力を見せつけてほしい。
そのために何が自分らの持ち味で自分らの力なのかを分析し、
自分らの120パーセントを発揮してほしい。
W杯は、フットボールの頂点にある。
この期間だけは寝ても覚めてもサッカーの毎日になりそう・・・

ゆうとくけど、コートジボワールのドロクバもヤヤ・トゥーレにしても、ただ者ではない。
日本のディフェンスが束になっても止められないだろう。
ギリシャにしろ日本が苦手な 守備的布陣からのカウンター攻撃を基本にしている。
コロンビアは南米でもブラジル・アルゼンチンと肩を並べる強豪で
ファルカオがでないと言ってもバッカやマルティネスにしろ注目すべきストライカーがうじゃうじゃいる。
予選突破は並大抵の力では太刀打ちできない。

オーストラリアの不運を慰められるほど、我々の「C組」は決して甘くない!


Excel:データとしての処理と活用

2014年05月21日 | エクセル

※いつもたいしたこともないこのブログですので、読んでいただいている方に恐縮ですが
最近、文字が小さくなった?と問われました。・・・このブログの左のサイドの
一番上に「文字サイズ」を変える欄があります。この中の「大」を選んでいただくと幾分
文字が大きくなると思います。またCtrlキーを押したままマウスの真ん中のグリグリ(スクロールボタン)
をグリグリしていただくと、パソコンの画面自体を拡大・縮小できるはずです。 

 

ここんとこ、胡散臭いニュースばっかり・・・
どう考えても、あんなとこまで中国の領海なわけがないと思える主張・・・それに輪を掛けて
中国側の男女のスポークスマンの二人とも無表情で、思い上がったステートメント
あれは見聞きするだけで、心穏やかでいられなくなる。
足下に目をやれば、この国での「PC遠隔操作事件」のなんともいえないような顛末・・・・
この間のSTAP騒動に似て、独りよがりで驚くほど・・・幼い。
何度となくその「真犯人」とやらの名前をテレビが連呼するたびに・・・
同姓っていうだけで、こっちがドキッとさせられる。・・・・
自分の側の論理だけを言い張り、思い上がること、倫理観のなさ・・・「思いやる」ということの
欠落・・・・ごまかし

ごまかしと言えば「集団的自衛権」という言葉にも大いに違和感がある。・・・・
同盟を結んだ国が、攻められたら出撃するなんていう理屈は、どう考えても
「集団的攻撃権」というべきもので、
たとえば、「連れ」が殴られていたら、直接関係ないけど一緒になって相手を殴り返そうなんていうありようは
けんかを止めに入って仲裁しようという本来の意味の「積極的平和主義」とは絶対に違う。
かび臭い復古調の軍事主義にかぶれた坊ちゃんソウリの言うこともまた、どっこいどっこいに思える。

さてさて、ぼやきも異論もほどほどに・・・
気を取り直して、
この間の「課題」とやらの続きに戻りましょう。
それは下図の「中元管理表」なるものでした。

1

前回のサークルでは、表の「基礎」になる下地作りにトライしていただきました。
項目欄の設定、 項目の書式設定や罫線・・・最後の入力規則による設定など終わって、表を整えたら
後はようやくデータを入力する段階となるわけですが・・・
ここまで行き着くと・・・・これで表作りの完成・・・と考えがちですが・・・・
まだまだ、Excelというものの本当の意味での「ありよう」ではありません。
  
ここまでは、あくまでも「表」というものの体裁を整えたという段階であって、
Excelでは「入り口」にたどり着いたという 段階だと言えると思います。 
いかに、入力がしやすく、見やすく、使いやすさに工夫を凝らすのは、準備の段階で必要ですが  
どことなく、・・こうした「表」のようなものをこしらえて、データ入力して
できたら、A4の用紙にページ設定して、プリンターで印刷。それで「おしまい 」
と考えているひとが結構多く存在します。

それでは、ワードや旧来の「ワープロ機」とおんなじような使い方でしかありませんし、
せっかくパソコンを使ってみようと志した思いにも反してしまいます。
パソコンは印刷物を作るだけのものではありません。
最初に「課題」を提案した際に、申し上げたように、Excelで言う「ワークシート」とは
作業スペースであって 、ワードなんかでいう「ページ」というものとは大きく違っています。
Excelの表作りにおいて、「印刷」というのは目的ではなく、いくつかの作業の一つでしかないと考えてください。 
だからこそ、Excelは始める前に必ずしも用紙の大きさなど前提とはしないのです。
 
むしろ、表に入力した項目や数値はそれぞれに意味のあるデータであって、このデータを活用することが
本来Excelの持つ機能を活かすことにつながります。
たとえば、課題として扱ったこの「中元管理表」の中のデータのうち、「日付」を日付データとして
入力できていれば、「何月何日」に配送したのは、どの件かというサーチができますし
人の名前で検索すれば、送った品物の日付や整理、項目ごとの分析に至るまで
小難しくゆうと「解析」ができる上に、名前や住所はどうにかすれば、宛名書きソフトなどほかのソフトと
そのデータが関連づけできて、引用できるのです。 そして、印刷したものとしてではなく
のちのちに参照したり、 作り直して活用する「データ」としてパソコンに保存されるものです。

 この表が「中元管理表」というものの、表のどこかを加工・編集すれば「在庫管理」や
「顧客の管理」などにも応用できそうです。
こうした「活用」こそ、Excelの幅の広さであって、このことが 数あるアプリケーションの中から
パソコンをする人たちの、もっとも多い支持を集めてきた所以だと言えます。

ただ「活用」とは言うものの、一口に語れませんし、奥行きが広すぎて
実は相当なスキルや能力を持っていたところで、なかなか活用というレベルまで使いこなすのは至難の業です。
所詮この僕自身も「MOS」のレベルでしかありませんので、   
あくまでも、ここで、紹介できるデータの利用のいくつかの機能は、ほんのその一端でしかありません。    
けども、ちょっとした機能をおぼえるだけで、ちょっとした達成感のようなものが味わえるはずです。

と、その前に、Excelではデータとして扱い始めると、ちょっとした呼び名が変わってしまうことがあります。
セルの横方向の並びを「行」、縦方向を「列」と呼んでいましたが
データを扱う上では列を「フィールド」といい、行を「レコード」と呼ぶようになります。
どこか頭の隅におぼえておくといいでしょう。

行と列

 
「ウィンドウ枠の固定」
さて、上の表ぐらいなら、さほど困りもしないかもしれませんが、これが仮にもっと多くのデータを
入力しなければならないとしたら、下の方の「レコード」に行くにつれ、設定した「項目ごとの欄」が
見えなくなって、なんの「フィールド」に何のデータを入れるのかがわからなくなってしまいます。
そういうときのために、項目名を固定しておき、入力する「レコード」の部分だけがスクロールしていくと
その都度のデータの入力に迷うことが少なくなります。
これが「ウィンドウ枠の固定」という方法で、
行で固定したい場合、固定したい位置の下側の行番号を 選択して、
データ」のリボンで「ウィンドウ枠の固定」のボタンから「ウィンドウ枠の固定」を選びます。
列の固定をする場合も、同じやり方でできます。
枠の固定ができさえすれば、入力の範囲は、
マウスの真ん中のスクロールボタンで表を上下させることができて入力の省力化が図れます。

「ふりがな」

入力したデータにふりがなを表示させてみましょう。

まず1.でふりがなを表示させたいセル範囲を指定しておき、2.「ホーム」のリボンから「ふりがな」のボタンを探し出し
そのボタンの右の「▼」をクリックすると3.のようなメニューが現われるので、一番上の「ふりがなの表示」を選択すると
4.のようにふりがなが打てます。「編集」では、ふりがなの配置や割り付けができ、「設定」のところで、ふりがな表示の
カタカナ、ひらがなの選択ができます。

furiganafurigana2furiga4nafurigana3

「並び替え」

ここで紹介するデータ処理の機能のうちで、最も覚えといてほしいと思うのが「並び替え」という機能だろうと思います。
ある項目を基準(キー)にして、データベース(リスト)を五十音順、昇順(A→Z,0→9)、降順(Z→A,9→0)に並べ替えます。
かっこつけて「ソート(Sort)」ともいいます。
この機能こそは、データ処理を行う上でしばしば使われる「Excelの技」です。
それは、たとえば日付という数値のフィールドを基準にするばかりでなく、名前や品物などを「アイウエオ順」に並び替えたり
ある値の範囲を設定したり、条件をつけることでデータを自由自在に並び替えて、表の中身をわかりやすく整理することができます。

課題に取り上げた表を使って、名前の「アイウエオ順」に並び替えをしてみましょう。
1.データを名前欄のA列のフィールドから全部を選択します。このとき見出しや項目名などデータのレコード以外のものは省きます。

narabikae

2.データ」のリボンの中の「並び替え」ボタンを探してクリックします。

narabikae2


3.この場合、並び替えの基準にするのは、列Aの「名前」ですので「最優先されるキー」の欄に
「列A」を指定して「OK」とします。

narabikae1

4.降順というのは、大きいものから(後になる方)から小さい方へ
昇順は小さい方から大きいほうへ向かう順番のことです。

「フィルター」

オートフィルターというのは、
検索条件を指定することで自動的にデータを抽出する場合に使用します。
また、選択した項目に基づいてデータを抽出することもできます。

同じように、課題を例にフィルターを試してみます。
表中の「発送詳細」と区切った部分を注目して、まずその小分けした4つの項目欄をドラッグして
範囲指定しておきます。

filter0

次に、「データ」のリボンの中にある「フィルター」ボタンをクリックします。

filter

すると選択した項目欄それぞれに「▽」マークがついて、フィールドがデータ化されたことがわかります。

2014-05-21 22-05-12

ここで、区分けしたい項目として商品名を選んだとしたら「商品名」という項目欄の「▽」を
クリックすると、下図のようなメニューが現われます。

filter2-1

今仮に商品の「のり」だけを選び出したいとしたら、上手のように「のり」とある欄だけに
チェックを入れて「OK」を押します。

そうしたら、表の中で商品名が「のり」とあるレコードだけを抽出して表示されます。

filter2

むろん、これだけではありません。
関数やマクロを使うことで、より便利で精密なデータの活用が様々に期待できますし
推し進めることができます。

あんなことできたらな・・・とか・・・こういうことがしたいと思うことが、実はことの始まりです。
はじめから「無理」と決めつけてしまうとそこでおしまい。
「データ」を入力しておきながら、印刷しておしまいというのはいかにももったいない。
確かにExcelの道は果てしなく遠い道のりです。・・・・・けども開き直るわけではありませんが
とことんまで、行き着こうなんて思わずに、マイペースで行けるとこまで行って
しんどかったらそこでやめてもええんやと僕は思います。
ただ、折角入り口にたどり着いておきながら、あきらめて引き返さずに
好奇心があるうちは、できようができまいが足を踏み入れないと、見れるはずのものを
見失ってしまいます。それほど人生に有り余った時間があるでもないし、行けるとこまでは
行ってみましょうよ・・・・・・・・。


エクセル:「表」の仕上げに・・・入力規則で仕掛けをこしらえておく。

2014年05月13日 | エクセル

あっという間に暑くなりました。ほんまに季節を一つも二つも飛ばしていくように・・・・

そんな折、テレビや新聞で例の「STAP細胞」の騒ぎがまたぶり返して、
「実験ノート」なるものが、公開されました。
あれを見て、愕然としたのは僕だけではなかったろうと思います。
まるでメール遊びのような「かくにん」という仮名遣い、
研究データにしては、まるで落書きのような「マウスの絵」・・・あげくにハートマーク
夏休みの宿題の絵日記や観察日記に等しい、この「メモ書き」が、それでも
生命科学の「実験ノート」だと言うのなら、彼女は生命の根源に関わる「生体細胞の実験」というものに
どれほどの尊厳と倫理観をもって、臨んでいたのかを推し量るまでもないと思えたのです。
確かに近頃は、データのすべてをデジタル化する傾向にあって、
パソコンの中に多くのデータが存在し、手書きにすることが少なくなったのかもしれませんが
だからこそ、改ざんや編集がたやすく気安くなるわけで・・・研究の内容を書き置くべきことの意味は
「わからなかった」では、済まされない重要な意味を持つことぐらい「博士」なら知っているのが当然のことだったはずです。
一つ一つの実験を実証するノートに「ハートマーク」を書き込んで、軽々しく扱う領域にある話では全くないし、   
また「実験」とはいえ、人工的に試験管から生命を作り出すということには、生命というものに対する畏敬の念を   
重く持つべきで、謙虚であらねばならないはずだし、
だからこそ、人が作り上げたクローンの遺伝子の問題や、そこから発生する病原にしろ
副作用やその後の問題に、その対処もみいだせるものだと思います。
にもかかわらず、あろう事か200回も試験的にマウスを生み出したなどとうそぶいて、
おもちゃを作ったように自慢げに平然としている。
もしもそれが本当なら、何のためにそんな無駄な試みををまるで「実験ごっこ」のように繰り返したのだろう。
難病に苦しむ人、不治の病に倒れた人の一縷の望みこそ
こうした「遊び」にさらされるほどの軽さではない。
真顔で、今更こんな程度のノートを「実験ノート」のつもりで差し出した本人が、そうした自覚すらなく
この程度で「博士」であったり、世界的に論文らしいものを公開してしまってること自体・・・・
日本の生命科学の実情が、実際はこれほど軽々しいものなのかと思うときに寒気がしてしまう。
このたびの騒ぎは・・・・結局のところ、研究者として研究の中身を問うのでもなく、法的にどうかと
彼女自身がそっちの話にしているところからも、そもそも何かの間違いで研究職に就くことができ、
ホテル暮らしするほどの過分の給与をもらっていた単にテキトーな科学者気取りの女性の「就職」
問題だった気がする・・・それならそれで彼女の名前を表にするほどの話でなかった気がするし、彼女の名前は
もう忘れてしまわないといけない気もする。そもそも「生命学を愚弄した」のは、彼女の事実だったということかもしれない。
国自体に緩みがあるのか・・・「権威」というものがあまりにも変質しすぎて、科学の先端にいる
とふんどり返ってきたこの国もまた、見直さないといけないものがたくさんあるのではないかと今は思える。

さてさて、いっちょまえの身の程知らずな批判は、これまでにして

実は、個人的にはサークルで「課題」のようなものをこしらえて、それをテキストみたいにしてやるのには
少し、抵抗があるにはあります。というのもあくまで「サークル」ですので、教室みたいなことするのが
いやと言えば嫌な訳なのです・・が・・・一方で、最近特に期待に反して
マンネリ化もあるし、無目的でいても何も始まりそうにない気もして・・・禁断の「課題」を配布して
同じ内容にみんなで取り組んで、「わからないこと」「できないこと」をあぶり出していこうかなと考えております。

de・・・それにちなんでのExcelの仕上げの段階の話をしたいと思います。
たとえば、下のような「表」を作っったとして、「できた!」と見せびらかされたりするときがあるにはあるんですが・・・
人が作ったものというのも多少あって、ついつい「けち」をつけとうなるのが、世の常です。

その前に、よくあることですが・・・こうしたExcelで「表」を作る際に、Wordと同じように
まず、「ページ設定」とばかりに用紙のサイズだとか余白だとかを最初に決めなければと思う人が
結構おられます。決して間違いだと言うつもりはありませんが、そもそもExcelの場合は
「ページ」という概念にとらわれるものではありません。その名も「ワークシート」と呼ぶくらいですから
作業をする「シート」というように大きさやサイズにとらわれずに、自由に表を思いつき、データを
作っていくことを第一義に考えています。あくまで「印刷物」としての文書作りを念頭に置くWordとは
考え方において、大いに違っています。強いて言えばExcelでは、そのものを印刷するということではなく、
ワークシートの一部の必要な部分に印刷範囲を設定して、プリントアウトするというイメージでしょうか・・・
ですから、表作りのアタマから、用紙のサイズにとらわれることなく、存分にセル幅セル高を使って
取り組む方が、いいような気がします。


2014-05-13 23-25-47
さて、できあがった「表」を見て・・・・   
それぞれの努力を決して否定するもんでもありませんが・・得てして人の作ったものを
ついつい、批評したがる悪癖が根っこにあって・・・そういう目で見てしまいます。
・・・・例題のように、入力する項目が多い表にしては、時折
それぞれの書式がばらばらであったり、数字を入れるところと文字列を入力するところの
コントロール」の設定がなされていないとなると、いちいち「半角英数」を切り替えなければ
ならない「いらだたしさ」を感じさせられたりすることがあります。
容れ物はこしらえただけでは、使い勝手がよくなければ、下手をすれば無用の長物になりかねません。
家にしても見た目は立派に建てただけでは意味がないし、
キッチンの使い勝手、バストイレの清潔さや居間の心地よさに
工夫が施されて、ようやく快適な暮らしが築けるものだと思います。
折角ですので、「表作り」の最後には「仕上げ」というものを施して、「完成」としてほしいものです。

そこで、こうした仕掛けに「入力規則」と「書式設定」の出番があります。

入力規則というのは、メニューでいう「データ」のリボンの中に存在します。
書式設定というのは、該当のセルまたは、ある程度のセルの範囲を設定して「右クリック」すると
その拡張メニューの中にあります。

一言に「入力規則」と言っても何種類かあって、それぞれの使い方を知っておくと
後で、表の中にいよいよデータを入力するのに便利でスムーズな使い勝手が生まれます。

たとえば摘要欄や項目を入力する欄では、「日本語入力」が入力モードとなるので
そのセル範囲を選択しておき、「データ」のリボンの中にある「データの入力規則」  を選択します。
すると、下のようなダイヤログが出てきますので

nk0
図のように右端の「日本語入力」のタブを選択し、現われたメニューの中から「「オン」を選びOKを押します。
これで、選択したセル範囲は、日本語入力モードで入力しますという設定がなされるわけです。
仮に「オフ(英語モード)」を選んだ場合は、その逆にセル範囲は「半角英数」モードに設定され
数字やアルファベットだけを入力する欄に適当です。こうしてセル範囲の入力の方法を
丁寧に設定しておくことで、内容の異なった欄にデータを入力する際、いちいち「半角/全角」ボタンを
切り替えることなく、ストレスなしに入力することができて、「イライラ」の解消につながるとおもいます。
ちょっとした工夫で、表のできばえに差が生まれるのです。
ついでに説明を加えれば、同じダイヤログに「入力メッセージ」とか「エラーメッセージ」というタブがありますが
入力メッセージ」という機能は、そのセルに入力する内容を表示するように設定できる機能であり、
nkmessage

エラーメッセージ」というタブでは、入力規則で設定した内容と異なった入力を行った場合に
対処の方法とか、入力のデータが間違っている旨を表示する設定になっています。
nkmessage2

ここまで手を加えたら、結構丁寧な仕上げになると思います。


さて、そのほかにも様々な工夫を仕掛けることができます。
たとえば、名簿のような表の場合で、性別を書き込む欄があったとします。
こうした場合、最近は一概に決めつけられませんが、たいていの場合「男・女」のいずれかに
なっている場合があります。・・・こういうときには、いちいち入れるのも面倒くさいし、
かといって、どこかの欄からコピーするというのもそれはそれで、面倒がくさいものです。
以前から、サークルでしばしば取り上げてきた「ドロップダウンリスト」を使うと便利です。
ドロップダウンリストとは、固定したデータのリストをあらかじめ登録させておいて、
その中から選ぶというやり方で、これもまた「入力規則」の中の一つの機能です。

それには、ドロップダウンリストを設定したいセルを選んでおき、同じように「データの入力規則」と進み
今度は「設定」という左端のタブをクリックし、「入力値の種類」という欄のまさに「ドロップダウンリスト」から
リスト」を選択します。
選んだら、今度はその下にある「元の値」という欄に、設定したい項目を「,」で区切って入力し「OK」を押すと
下図のように設定できます。

nk2

ある一定の範囲の数値も同じような手順で設定することができます。
たとえば一年のうちの「月」を設定するようなとき、「1月から12月まで」ですので、その範囲は
最小が「1」で最大でも「12」までということになります。
さっきのように、「設定」タブまで進んだら今度は「ドロップダウンリスト」の中から「整数」というのを
選択し、下図のようにそれぞれの項目に入力して「OK」と押せばいいのです。

nk1
このやり方は、結構応用できる範囲が多いかもしれません。
ある程度の範囲が決まっている数値を設定しておくことで、ちょっとした勘違いを自動的に判別できて
入力ミスを少なくできるメリットがあるからです。

入力規則を設定したセルは、その「入力規則」だけを他のセルにコピーして貼り付けることもできます。
ただ、コピー→貼り付けと単純に進まず、
コピー元のセルを右クリックして、貼り付けたいセル範囲を指定して、「右クリック」→
形式を選択して貼り付け」を選ぶと、その選択肢の中に「入力規則」というのがあるので
ここにチェックしてOKを押すと、入力規則だけをコピーしてくれるのです。

あとは、数字欄の桁区切りや、月日欄の表示方法、文字の配置、郵便番号や電話番号欄の
表示方法、入力方法などは、おなじみのセルの書式設定で設定することができます。
こういう「仕上げ」を施して「完成」という段階に至ります。

何事も丁寧な配慮にこしたことはありません。
というよりもいかにミスが少なく、省力化できるかは工夫次第とも言えます。

テキトーにやっておいて、大げさに発表しておきながら
あとで、不具合がでて、あれは「ミス」でした言うのは簡単ですが・・・
そもそもそれ以前にやることができていれば、そういう騒動に至らなかったということが
問題であって、信用度につながるものだと・・・・自分のこと棚に上げて、エラソーに思います。


安全とは:IE(インターネットエクスプローラ)の深刻な問題

2014年05月05日 | インターネット

ボーッとしてる間に、時間が追い越していくようにGWも残りわずか・・・それにしても
年のせいかもわかりませんけど、近頃特に時間といい、季節が一気に進み過ぎて、気持ちも体も
置いてきぼりにされてしまいます。ヒートテック着込んでいつまでも寒さ対策してるうちに、
桜はあっという間に咲き よそ見してるうちに散り乱れ、
衣替えをしそびれてると、昨日今日など、もう「初夏」です。

・・・XPの終わりを期して事務所のパソコンの入れ替えした際に、
安全面」を考慮してデータなどのバックアップをとることとなり、
よせばいいのに、見えにくくなった目もかえりみず、さらにこの年になりながら、
なまじちょっとした知識じみたものがあったせいで、  
バックアップの仕組みに自分が手を出したまさにその瞬間でした・・
こともあろうに、肝心のおおもとのデータを「フォーマット」してしまう
大ミスを犯して    結局データは元には戻せず、バックアップどころか結構な損害を与えたわけで 、
鼻柱折られる思いで、大いにへこむこととなりました。 
この年になって、その注意力と集中力・・・さらにはパソコンの知識自体が
浅く、狭くもともとええ加減なものやったんではないか と 改めて思い知らされたのです。
・・・サークルでは、僕は決して「教えてる」つもりはありません。
自分が「知ってる」ことを聞かれて伝えている側に立っています。
しかし、その「知ってる」ことですら、正直「知ってるつもり」程度であったんやと思い当たります。
その上で「センセー」などと呼ばれると、実は内心穏やかではなく「ズキッ」とつつかれていました。
「センセー」などでは決してありません・・・・できればずっと前から言ってるように
名前で呼んで、そっとしておいてほしい・・・としばらくは、
えらそうにこのブログに書き込むのもためられたほどに、僕の気持ちの中はセンチメンタルです。
   
安全」と言えば、何度もテレビが繰り返す韓国の「旅客船沈没」のニュースを
悲痛で「歯がゆい」思いとともに 一方で連日マスコミがこれ見よがしに
解説する韓国の安全に対する論評に同調して、あの国は・・・何をしてるんやろ・・・と
「対岸の火事」よろしく、あぁでもないこうでもないといちいちウナづいてる自分に気づきもしませんか・・・   
確かに、カメラを前にして取り乱して大泣きする有様には、違和感をおぼえたし、
冬のオリンピックのころから、あの国のありようは
成果至上主義に行き過ぎをおぼえたり、韓国系の知人から
極端な競争心が社会を支配していて いずれ思いやりのような寛容性を虐げる恐れを 
  聞かされたこともあり、 次から次にわき出す不祥事にそういうものを感じない訳ではありませんでした・・・・が

日本は日本で、近頃ネット上では、軽薄なナショナリズムの悪しき風潮をいいことに、
たぶん若い世代が匿名で 人種差別的、敵対視するような悪言を繰り返し、
この事故でさえ「それ見たことか」と書き殴っていることは絶対に違っています。

船に閉じ込められて、もがき苦しむ十代の人たちの想像を絶する姿は
誰もの気持ちをかきむしり、何が悪いのか、何が狂っているのか、思うときにそれは他国の問題ではなく
人としての行いがどうあるべきかを、はっきりと思い知らさせます。

ひるがえって、この国の現状といっても、唯一の被爆国でありながら、
あれほど「安全」をうたい、反対の声にも、札束で顔をはたくように黙らせて無理矢理こしらえた原発が、
人類史にのこる致命的な破壊を引き起こし、放射能を拡散して、
住んでいた人々のその暮らしも人生も奪いさっている。

未だにその解決の道すらも見いだせず、数万人の生き方を追いつめて、
生活をないがしろにしていながら、無責任と「「想定外」などいう屁理屈をこね回して、
常に他人事のような対応に見える「東電」という一企業の仕業にしたままで、危機感が薄すぎる。
相変わらず献金先の企業の論理に目を配り、古めかしい懐古趣味の政治や、
震災のことをほったらかしにして、今どうでもいいはずの
ほかのことに「ほうけ」ているこの国の政治の現状も、
ことさら韓国に比べるまでもなく、胡散臭くて仕方ない。
舌足らずに、行き当たりばったりに口にした
「放射能は完全にブロックしている」という言葉は真っ赤な嘘で、
汚染水は決して止められずに、垂れ流されていることに、
目と耳をふさいでいるだけの「この国の首相」がよその国に、
原発関連の会社を引き連れて、原発の受注をとってきたなんていう話が
あの「アベノミクス」とやらの一端であるというのなら
さながら船内の乗客を見殺しに、泳ぐのを前提に下着になって
我先に救助船に乗り込んだあの「船長」とどれほど本質が違っているのだろう。 とも思い知らされるのです。

今時の若者が軽薄なヘイトスピーチやあまりに情けない人種差別にとらわれて、
ネットで陰湿に「匿名の批判」するのと
マスコミがよその国の現状をこれ見よがしに解説する時間があるのなら、
まさにこの国の現状と「安全」の本質に もっと目を向けなければ、
今頃、集団的自衛権などという前時代的なお坊ちゃまの戦争ごっこの暴走を止められないでしょう。   
かび臭い政治家が、大げさに安全保障といかにもわかったようなことを語っていますが
一人一人の生活の安全をないがしろしておいて、その解決を先送りして
一方で国の「安全」を演説することは全く順序が違っているし、なんら説得力のない話です。
北朝鮮らの脅威より、原発の廃炉、核の廃棄物処理場のメドが立たないことこそが現実の脅威であり
考えるべき「安全保障」とは、まずこうしたことを解決することを優先されなければならず、
その次の段階にようやく外的な脅威を考えていくという順番があるはずで、自分とこの足下の
ストーブを蹴り飛ばしておいて、よその火事を火消しにいくような議論をしてるように思えてなりません。

・・・と相変わらず、わかったような話に終始しましたが、

今回の主題は   なんといっても、Webサイトの閲覧ソフトである「ブラウザ」のひとつである
インターネットエクスプローラー(IE)の致命的欠陥の問題です。
このIE(インターネットエクスプローラー)という長ったらしい名前のブラウザは、
Windowsにはじめから バンドルされているものですし、
パソコンの入門書などというものでは、IEを絶対のもとして使うことを前提にしたような
記事だらけですので、それが唯一のものとして、インターネットでどこかのページを見るのに「標準」と
思い込んできた人が、たぶん多数を占めていると思います。
だからこそ、この問題は極めて深刻で、致命的なネット上での「安全」を侵しているのです。

あのアメリカの国防総省でさえも、今回ばかりは声高に
Internet Explorer の脆弱性により、リモートでコードが実行される」という
セキュリティ警告を発表しています。
このセキュリティホールを利用すると、第三者がIEでアクセスしたコンピュータ上でプログラムコードを動かしたり、
意図しないウェブコンテンツへと誘導することが可能になる。IEのバージョン6以降、
最新版のバージョン11まで、 すなわち現在稼働している、ほぼ全てのIEで確認されている。

少々小難しい話ですが、インターネットエクスプローラー(IE)でインターネットを利用していると
その欠陥をついて、たとえばネットショッピングなどで利用するクレジットカードの番号や個人情報や
パスワードを 丸ごと盗まれてしまう危険性があると言うことです。

そもそも、このことは以前からIEに関して指摘されたことです。「ゼロディ攻撃」といって・・・
ソフトウェアにセキュリティ上の脆弱性(セキュリティホール)が発見されたときに、
問題の存在自体が広く公表される前にその脆弱性を悪用して行われる
この種の攻撃は常にインターネットの入り口である
IEというものに対して、悪意を持つものが攻撃のターゲットにしていることに本質的問題があります。 
   
ほんじゃどうすればいいか・・・それでもIEを使うというのであれば ・・・

日本マイクロソフトはこの問題に対して、2014年5月2日、
米国時間4月26日に公表したInternet Explorer(IE)の脆弱性を
修正するセキュリティ更新プログラム(パッチ)を公開しました。
パッチは、Windowsの自動更新機能(windowsのアップデート)によって適用されます。
自動更新を有効にしているとアップデートされているとは思いますが、
どっちにしても至急に、少々手間がかかっても、スタートメニューの
Windows Update」でアップデートをするか
同社Webサイト(ダウンロードセンター)からもパッチをダウンロードして、更新してください。
自分のパソコンのOSがなんであるか、インターネットエクスプローラーのバージョンが何であるか
あらかじめ知っておいて 下記のURLをクリックし、
その中の表で左の欄のOSと真ん中の欄のIEのバージョンが一致するのを探し出し
青字をクリックしてダウンロードして、すぐさま実行してください。

「ますたぁさん」の部屋でも詳しく説明されています。

Internet Explorer 脆弱性に対する更新プログラムが公開される。

Microsoftのサイトで、個別に手動でダウンロードするのなら・・・

https://technet.microsoft.com/ja-jp/library/security/ms14-021.aspx

ですが、やっぱり、面倒で小難しいのならWindowsUpdateするのが適当です。
事態の深刻さからか今回はすでにサポートが終了したはずのXPユーザー向けのIE 6に対しても
修正プログラムが提供されています。それほど大きな危険が迫っていることを意味しています。 
  
その上で、これをきっかけに僕はサークルでおすすめしてきたように、
IEなどという使いにくいソフトはやめにして
他のブラウザを使うことを推奨します。世の中にはIE以外にいろんなブラウザが開発され、
いずれも無償で提供されきました。 
元々これほど使いにくいIEよりもFirefox(ファイヤーフォックス)やChrome(クローム)、
Opera(オペラ)など 個性的で使いやすさを追求しているブラウザはIEなんかより優秀です。  
ブラウザには、それを動かして表示するレンダリングエンジンというもんがありまして、それぞれ独自に開発して
競争してきたのですが、IEだけはそんな競争とは一線を画して「のほほん」とやり過ごしてきたように
僕には思えます。
IEは「Trident」トライデントというエンジンに対して、FirefoxはGecko、
ChromeはWebkit OperaはPrestoなどという風に
違うことを第一義に進化していこうとしています。そのことがよりどころです。

ただし、少しはデメリットも覚悟しなければなりません。
Webサイトによっては、IEを前提して作られたサイトが数多くあって
このためにIE以外のブラウザでは、Webサイトによっては表示されないことが起こったり、
場合によっては使えないこともまれにあります。
ですから、使うブラウザは、一つではなく複数のブラウザを持つことも選択肢の一つです。

・・ちょっとした不具合ででどこかのサイト運営者に尋ねたところ、
「他のブラウザ使っておられますか?当社のサイトではIEを推奨しております。」
と決まり文句のように「返事」されたとしたら・・・結局今回の問題で、
IEを標準化してきたこと自体の脆弱性を露呈したことにもなったわけです。
とりわけ銀行や大手証券など個人の情報に対してより高い機密保持を必要としながら
いかにもこうした問題に対して保守的で、
インターネットエクスプローラーを参考書の「サルマネ」に等しく標準としてきた経緯が
ある意味で歯がゆい気がします。

ブラウザには好みがあります。ネット上からダウンロードして自分で探し出していただくのが何よりです。
下記のURLなどを参考にして、自分に合ったものを見つけてください。

http://www.forest.impress.co.jp/library/nav/genre/inet/browser_webbrowser.html

http://freesoft-100.com/pasokon/browser.html

何にしても、どこにいても「安全」な場所も方法も実はもう世界のどこにもありません。
気候変動や地震などの天変地異、テロや戦争の種や姿を隠した悪意はどこにも存在します。

せめて心がけを強くして、身を守ることが大切です。
ネットなどと言うのは大変便利なものですから、それ故に計り知れないリスクが存在します。
だからこそ、履歴や検索した内容は本当は逐一消し去るのが常識です。
パスワードや入力した内容をいちいち入力するのがじゃまくさいとか
データが保存されないと悔やんだりするけれど、常に前にみた状態がクリアされている状態こそ
本当はセキュリティが守られている状態なのです。 自分のデータが表示されているということは
その瞬間に自分のデータがネット上にさらされていると言うことなのです。獲物を狙っているものの前で・・・

PCで検索するだけでデータは収集され、たとえばWebサイトで信用して
投資の内容を確認したとしたとして
履歴や何かのフォームが残されていたら誰かがそれをのぞき見するのは、
容易なことと思って対処すべきなのです。
「面倒くさいこと」を嫌ったり、わからないから言われるままに便利を優先して
本当の意味の「安全」を重視しないと、
傾いてからの船では、水圧で扉も開かなければ窓も割れません。    


Windows8.1:「やっとこさ・・・」

2014年04月06日 | パソコン

暖かさと寒さを繰り返しているうちに、あっという間に桜が咲いて、もう春。そして新年度。
パソコンの周りでは、長らく言い続けられてきた「2014年4月9日」がもうそこに来ています。
この日をもって、WindowsXPとOffice2003のサポートが終わります。
理屈からいえば、この日をもってこの世からXPが消えてなくなるってことになりますが、
このことそのものは、いわば提供メーカーである「Microsoft」の身勝手な言い分でもあるわけで
ことはそう簡単にいくものではないでしょう。セキュリティのなくなったパソコンでネットにつなぐ危険は
すべての人に切実にはとらえられていないかもしれません。
だからこそ、ネットにつなぐ以上、自分たちのPCは、身を守るためににも
OSを移行するなり、買い替えるなりしてPCの環境を再構築して、想定されるような「リスク」に
備える必要がありました。

事務所のパソコンまで、買い替えて ある程度の知り合いの人のOSの移行も終えて
パソコンの設定が一区切りしたので、なんとなくほっこりしてたんですが・・・・・
見えにくくなったこの目をかえりみず、あれやこれやしてる流れの中で、
自分のPCをWindows8にアップグレードしようという・・・どうでもええような思い付きにとらわれてしまいました。

ネットで確認すると僕のPCをWindows8にアップグレードすることの動作保証はかならずしも、されてないけど
DELLのサイトで確認すると、Windows8用のドライバが用意してあって、このことだけでも
アップグレードの誘惑に取りつかれてしまいました。
事前にWindows8用のドライバをダウンロードしておき、とにかくにもBios(バイオス)をアップデートしておいた上で
あくまでも新規にインストールすることではなくOSの「アップグレード」する方針なんですが、それでも
いざというときのために、保存しておきたいメールデータや設定、様々なデータをバックアップして
外付けのHDDにとっておき、「Windows8」のDVDを手に入れて
準備に入った矢先に、きつい風邪をもらって、一気にモチベーションが下がり・・・発熱と頭痛で
インストールのやりかけで中断・・・おかげでこのブログの投稿どころかネットを見る機会さえ、家ではありませんでした。

テレビのニュースに桜の開花情報が躍るころになって、ようやくパソコンに向き合って
やっとこさ、アップグレードの作業を終わり、今この原稿はwindows8.1になってからのPCで書き込んでいます。
途中、音が出ないの画像の不鮮明さや英語版になったPCを日本語化する手間などがあって
意外に手間取ってしまいました。さらにこの際に一気にwindows8から8.1にもアップグレードするなど
ひと手間くわえたことで、余計に時間がかかってしまいました。

で、ここまでたどり着いたものの・・・・実のところあまり達成感というか
なにが進化したのかという実感にとぼしいのが、正直な気持ちです。
一つには、アプリという付加価値がWindows8になって加わったものの、僕のPCがタッチパネルの
液晶でもないので、そのパフォーマンスを発揮できないでいる点と・・・・・・
なによりPCそのものの限界を目の当たりにした気がします。

ここまで来たところで、何か画期的に変わるわけでもなく、むしろ2重の構造になったようなPCの使い道が
それほど若くもない自分に、以前のような興味をあらたに揺り起こしてくれません。
たとえ、若くあったとしてもWindowsが提供するアプリは、それは「スマホ」で十分かなうものだし
むしろ、これはスマホにすり寄った仕組みでしかありません。スマホがあるのなら、スマホを使うでしょうし、
わざわざ、PCに電源入れる前に・・・・かりに両方を使おうと思うなら、僕のこのPCのサイズが大きすぎて
重過ぎると感じてしまうでしょう。
PCで何かをすることの、そこに「限界」が見えてきて、もうこの後の5年ほどに
まだこのままでいるのかと・・・さえ思えてきます。

というても、「失望」というものでもありません。「わくわくした」わけではないにしろ
古びた「頭」であったとしてもまだパソコンで何かをするということは、どこかにある気がします。
ただ、今度のWindows8への移行によって、PCへの期待と取り組みは僕自身は今までと何も変わらないと思えたということです。
一方で、もうちょっと、パソコンに付き合っていく気持ちもあってこその、「アップグレード」であったわけで、
その結果が期待(さほど・・・持ってはいませんが・・・)にこたえるほどでもなかったというのが率直な結論でした。

確かに今この国では、一人の若い女性をいけにえに、「おぼかた問題」にすり替えて、
どことなく生臭い、科学研究の現状に蓋をしようとするたくらみや
原発事故を起こした当事国でありながら、事故の収束すらままなならないというのに「原発輸出」しようとしている
政治のありようが経済だけに向いていて、何をすべきかが理解できないでいて
この国が唯一世界に誇ってきた「技術」そのものの根底にある「信頼」を揺るがす現実に失望感に覆われている。
この国の技術の危うさと信じていた先進国などいうレッテルがはがされかけてる時にあって、
僕らが知ってることや技術がが、ホンマはええ加減なものとちゃうんかと、何とはなしに疑ってしまう。

それでいて、パソコンでどうのこうのというのも、結構おこがましいけれど、
それでも、まだ新しいことへのチャレンジという意識は、薄れていくことはあっても消えることはなさそうです。
そのことを、よりどころに僕はまだパソコンは使い続けようとは思っています。


役に立つサイトを教えて・・・って言われても

2014年03月20日 | インターネット

一言で、「役に立つ」というのも人それぞれにあって、必ずしもこれといったモンがあるわけでなし
少々、漠然としてるので・・・思いつくまま気ままに書き込んでおきます。

個人的な話ですが・・・この間、病院の検診うけたら、また「くすり」が増えた・・・
なんぼほど飲まんなんねん!薬漬けにされた我が身にあきれてしまうし、
これだけ「飲まなモンあるだけ」で絶対にいやになって、飲み忘れてしまう。
わかっていながらも、クスリの山はどんどんふくれあがっていきそうな気がしてくる。

先日には、その一つの「薬」がニュースで取り上げられてた。研究成果にメーカーの人間が加わってたとか・・何とか
業界が主導の「クスリ漬け社会」の化けの皮がちらりとはがれて、思わずテーブルの上のクスリの山に目をやった。

・・・・一方で、連日例の「Obokata」さんのバッシングは目に余る・・・確かに彼女の論文がでっち上げだとしたら
科学の先端を行くと自負する技術立国の面目は丸つぶれもええとこやけど・・・所詮
この国の現状は対外的には、原発から放射能垂れ流しにして、信用は地に落ちているのかもしれない。
けどもそういうことも、いつの間にかそっちのけで、ある日突然降ってわいたニュースの映像に映った一人のべっぴんさんを
見て、一瞬「ホンマ?」と思いながらも、この国ならこういう天才的な「リケジョ」もいるに違いないと国中の
マスコミが、ちょっとしたサクセスストーリーを鵜呑みにして、一斉に持ち上げたと思ったら、
ひとたび間違いを指摘されたら、今度はこれでもかと引きずり回している。そのときの気分次第でどうにでもなりすぎる。

彼女や彼女の仲間が、こんだけ「テキトー」に思える論文を公言した理由や環境、原因
とそれを許してしまう緩んだ社会そのものには言及せずに、
科学の話は、結局誰かが不倫してたという芸能スキャンダルとない交ぜにされて、本質が曖昧で底が浅すぎる
「STAP細胞」の出現で難病の克服が可能になると期待を抱いた人の身になれば、
この話は、単にスキャンダルでは済まされない・・・この失敗は、他の多くの研究まできっと影響を及ぼして、
あたらしい再生医療へのチャレンジを臆病にしてしまうだろう。

「薬大国」の薬一つの成果も、そのことにどっか似ていて怪しい・・怪しいけど、いったんのんだら、やめられへんとかで、
テーブルに山積みにしてせっせと飲まされてる。
そういやちょっと前の一流二流を問わず、レストランのメニューの「うそ」といい・・・そもそも原発の安全神話といい
聞かされてきて信じ込まされてきた話が、なんかしらん変質してきて、今頃になって疑わしいことが悲しい・・・
それはたぶん「コイズミ」あたりのコスト至上主義から、この国の大事にしてきたモンがいい加減なもんにすり替わった気もする。
医者から処方された「薬」も鵜呑みにせずに、一度サイトで確かめてから
「何が、何で」ってわかってた方がいいかもしれない。

おくすり110番http://www.jah.ne.jp/~kako/

本来パソコンは、英語しかしゃべれないものだと思ってください
パソコンやる上で、用語がやたらと聞き慣れない英語でいらいらさせられるのは宿命です。
何を言うてるか・・・わからないときや・・・キーボードの「Alt」がアルトなのかオルトなのか読めずにいたら
下記のサイトまで・・・

IT用語辞典 e-Wordshttp://e-words.jp/

セブンイレブンのコピー機みたいのは、実は単にコピーするだけのものではありません。
あらかじめサイトで「ユーザー登録」しておき、ネット上にそのファイルをアップロードしておくと、
それを「セブンイレブン」で印刷できます。
ただし、「ただで」と言うもんではありません。

「B5,A4,B4」の白黒で1枚20円カラーで60円・・・A3ならカラーが100円で
写真サイズのL版でカラー30円です。

よく、地域のなんかの「役」されているのでしょう、なにかしらのレジュメみたいな
原稿をかかえて、コンビニに入るやいなや、せっせとコピーしたはるの見かけますが ・・・
「NetPrint」を使う場合は、あらかじめ原稿を打ち出す必要はない気もします。
使いようによっては、たとえば、自宅のプリンタの調子が悪いときや
出先で、データを打ち出せたり、よほどFAXよりも鮮明で確かなデータを送るわけですから、
遠くにいる人に写真を送る一つの方法にもなって、結構便利なサービスです。
事前の「ユーザー登録」は無料ですし、いつでもネットでかんたんにできます。いざというときのためにオススメです。

扱えるファイルの種類ですが、PDFに限りません、ワードやエクセルもパワポも
そのままの保存形式でいけるはずですし、
イメージのたぐいなら「jpeg」(ジェイペグ)にしておいたらOKデス。
スマホで撮った写真も、そこにセブンイレブンがあればその場でプリントすることもできます。
多少お金がかかるけど、レーザープリントなので、それなりに「キレイ」を求める人向きです。

net print(ネットプリント)→http://www.printing.ne.jp/index.html

 

後は、今夜の料理の思案に CookPAD(クックパッド)http://cookpad.com/

おいしいもん食べに行こうと思いついたら   ぐるなびhttp://www.gnavi.co.jp

こんなとき、なんかええ方法ないかなと昔からの知恵に頼るなら

 おばぁちゃんの知恵袋http://www.d-rata.co.jp/chie/index_2.html
か、nanapihttp://nanapi.jp/
か、yahoo!知恵袋http://note.chiebukuro.yahoo.co.jp/promo/note_info.php

見逃した番組をしかも無料で見たければ・・・Pandora。TVhttp://jp.pandora.tv/

こんなとこが定番かな・・・


何やったら、線香くさい話に思えるけど、
ネット上では、「御詠歌」や「梅花」も公開されております。

翻訳サイトは数多くありますが、ボクが愛用してるのが Weblio翻訳http://translate.weblio.jp/

なにか面白くて役立つサイトがあったら、こっちこそ教えてくださいヨ。


エクセル:同じ項目に連番・・・COUNTIF(カウントイフ)の応用

2014年03月13日 | エクセル

この手の話を、なかなか具体的に説明するのは、難しいといえば難しいのですが・・・

エクセルのことで、ちょっと尋ねられたので、ここで書き込んでおくことにします。
「ある表に、順番はばらばらで、何種類かの項目が、順不同で何度も繰り返してある場合に
出てきた順番に、項目毎の連番を振って、項目毎に整理したい・・・」とのことでした。
電話だったので、理解するのに骨が折れましたが、何とはなく言いたいことが伝わってきました。

この問いに対しての答えになるのには、2つの仕組みを考える必要があると思います。
一つは、今ある表に項目毎の連番をふる工夫を加えて、ちょとしたデータベースの意味を付け加えることと、
もう一つは、その工夫を元に新たな「シート」に、項目別の集計表みたいなモンをこしらえることです。


たとえばそれは、下図のような例で説明できると思います。
ここに「現金出納」の表があります。ここには日々記録されたお金の出し入れがあり
使われた費目がそのたびに違っています。

sono1

これをたとえば、「事務費」という費目について、さらに下図のように
出てきた順番に「事務費1,2,3・・・・」と振ることで

sono2
事務費だけの「集計表」を作成するために、 日ごとのデータが費目毎の、何番目かのデータであるかの意味を持たすことができます。
このように「事務費*」とある費目の番号順に抽出する仕組みをこしらえておけば
あとは項目の表を別途こしらえて、日付順の集計表は、比較的簡単に、整理がつきます。
この仕組みは「現金出納」から各費目毎の集計を可能にするほかにも、何かの「売上表」とか「家計簿」にも応用できそうです。

その最も、核になる部分は、連番にしたい「項目」をカウントすることによって実現できます。
さっきの帳票を抜き出すと、下図のようになっています。この場合は、B列の「項目」がカウントする対象になります。

2014-03-12 13-44-32


C列に実際に、項目毎に出てきた順番の「連番」をふる仕組みを
探し出す「条件」を指定して、その個数を数える「COUNTIF(カウントイフ)」という関数を使って、作ってみましょう。

COUNTIFは、COUNTIF(範囲条件で表します。
まずC2にその式を組み込みます。答えは「=COUNTIF($B$2:B2,B2)」となります。

ではその数式の中身を見てみましょう。
範囲を示す
$B$2:B2という部分が、「ミソ」です。
範囲の始まりを固定するときは、以前にも述べたように「絶対参照」を指示しておくと
あとのセルにこの式をコピーしても、範囲の始まりの位置は固定されて動きません。
従って、項目毎にカウントしたい場合は、項目の始まり位置である B2という絶対的な位置から、
今あるセル位置・・・この場合はたまたま最初の行ですのでB2になります。
ここを相対位置のままにしておきますから、この式を次の行にコピーすれば、C3のセルには
この部分は、「$B$2:B3」と範囲が一つ広がっていくはずです。
範囲が始まりを固定されて、セルが進むにつれて、広がっていく感じを
この数式のありようから、想像できれば・・・シメタものデス。

次にカウントの対象となる条件の方ですが、先ほどのC2に入力する値は、C2の位置では、B2の「項目」が対象ですので
何をカウントするのかという条件に「B2」を指定しておきます。ここも同じようにこの式を次のC3にコピーすると
自動的に今度はB3と変化するでしょう。
では実際に、下図のようにC2にさっきの式「=COUNTIF($B$2:B2,B2)を入力し
そのあと、C16までC2の式をコピーしてみましょう。


2014-03-12 14-13-00

2014-03-12 14-16-08

とまぁ、何となくうまくいきました。
ただこれでは、味気ないというかもう少し工夫が必要な気がしてきますので
D列には、B列とカウントした連番のC列の数字を「&(アンド)」を使って合成すると
D2に「=B2&C2」の式を組み込みます。


2014-03-12 14-20-21
これをさっきの要領でコピーすると・・・・
2014-03-12 14-21-55
このようにわかりやすくなり
項目毎の連番が実現できると思います。 あとは、別に作る集計表で
項目毎に・・・・データを抽出する仕組みを作り上げれば、完成は間近です。


数式は、数学ではありません。・・・・どちらかというと仕組みを作るための
「文」のようなものなので、エクセルとあわせて、数学も苦手と言い切るのは間違いです。
ちょっとだけ頭をひねるだけで、便利な仕組みを手に入れることができます。

 

 

 


「サツキバレ」さんへ:「文字を大きく」

2014年03月11日 | パソコン

「サツキバレ」さんから、文字が見えづらい時に大きく表示する方法を問われて
ずっと大きめで固定する文字表示の方法ばかりを考えて、回答したものの、それがいいようで悪いような
帯に短し、たすきに長い返答だったと思います。

よくよく考えてみれば、自分がよく使ってる方法で事足りることに気づき
ここに書き込むことしました。
何を今更といわれるかもしれませんし、その方法ならとっくに知ってると言われるのを覚悟で書き込みます。

「Ctrl」キーを押したまま、マウスの真ん中の「グリグリ」を回転させると
今見てるフォルダの中身にしお、ワードやエクセルの作業画面も
またブラウザ上のWebサイトも「拡大・縮小」して見ることができるんですが・・・・
固定することができませんが、この方法だとそのときに必要な大きさに変えて表示できます。

こういうので、どうでしょうか?


使い勝手:新しくなったOffice(オフィス)の「リボン」

2014年03月10日 | エクセル

4月9日を前にして、一新したOffice(オフィス)を前に、Office2003に慣れ親しんでこられた方々が
戸惑っておられる姿を想像できます。なんせ、この僕自身がはじめて、このバージョンアップしたOffice
を目の当たりにしたときに、面食らったおぼえがあるからです。
何にも増して、一番変わったのが従来あった「メニュー」画面とツールバーが「リボン」に様変わりしたことでしょう。
まるで、テレビの「ビフォー・アフター」みたいに、・・・・なんてことでしょう・・・今まであったものがどこにあるか
まったくわからず、特に「印刷プレビュー」が、「まさかの」メニューの「ファイル」という所にあると気づいたのは
やっさもっさした後からでした。

Excelにしろ、Wordにしろ大きく機能が追加されたことで、たとえば図形の編集一つにしても大幅に選択肢が増えて
従来の枠に収まりきらなくなってしまったことから、一つ一つのメニューのなかに「リボン」という形で
グループを作って、何ができるかということを表しているつもりでしょうが、それにしても「変わりよう」が極端で
戸惑うのは致し方ないこと思えます。
ただ、使う側にとっては、迷惑な話でどこに何があるのか覚えようとすれば、「骨が折れ」くたびれてしまいます。

新しくなったOfficeの基本的な考えは、それぞれの使い勝手にあわせて、それぞれなりに
見た目も使い勝手も変えてください(カスタマイズする)ということを推奨しています。
それは確かにそうなんでしょうが・・・それが難しいと思う方も実は多いと思います。

まず、用語が変わってしまいました。ワードやエクセルを開いた時に現れる画面の表示で
下図の、?ようにちょっと小さめの「ツールバー」のようなものが見えています。
tool bar
これがクイックアクセスツールバー」と呼ばれるもので、「メニュー」の表示にはあまり変わりがありませんが
「ファイル」とか「ホーム」とかいう表示は、むしろリボンのグループ名のような意味合いでとらえられます。
機能毎に、様々なアイコンで表示されているのが「リボン」と呼ばれるものです。
これらを自分なりにカスタマイズして、お仕着せでなく自分のよく使うものだけを選んで
自分だけのリボンやクイックアクセスツールバーを作ることができます。
というか・・・極論を言えば、そうしないと「使い勝手」が上がらないともいえるのです。

リボンのカスタマイズについては、特段ここで、うだうだ書き込むよりも、丁寧に解説されているサイト
を下記に紹介しておきますので、参照される方がよりわかりやすいと思います。
その中で紹介されていますが、Excel2010を使って紹介されています。
概ねワードもエクセルにも違いがないのと、Office2010も2013も大差ないので十分参考になると思いますが
リボンのカスタマイズの手順に入る方法はいくつかあって、かんたんな方法だけ書き込んでおくことにします。

どれかのリボンの上で何もないところを右クリックすると下図のような「ダイヤログ」が現れますので
変えたいのが「クイックアクセスツールバー」か「リボン」ならそのユーザー設定をクリックして選択します。

ribon setting

あとは、「よねさんの小部屋」というサイトの

→「リボンのユーザー設定」

→「クイックアクセスツールバーのカスタマイズ」

で理解進めていただければ、よろしいかと存じ上げ候。