シモキタのtokyoboy

下北沢に居を構える初老オジのエクスサイズ、呑み歩き、美術館巡りなどの備忘録生活記録ブログ、含む膝蓋骨骨折リハビリ記録。

いくらまりえ展 (文房堂ギャラリー)

2023-07-25 | アート・文化

ひょんなことから上野駅構内でいくらさんの展示を拝見。

そういえば最近の活動をチェックしていなかったぞ、と彼女のサイトに行ってみたら今回の制作ライブイベントを知り、

神保町にお邪魔してみることにしました。

 

この文房堂ギャラリーは以前府中市美術館でいくらさんの大箱の作品を拝見した際、元々はここで制作したものを持ってきた、とのことで存じ上げておりました。

冒頭ご覧のようにかなりクラシックなビルのファサード、その4階、エレベーターでなくては行けないところにギャラリーがあります。

この日が制作開始2日目ということで、最終形を思い浮かぶにはちょいと早過ぎたかも…

 

写真撮影はNGでしたがいくらさんのご実家の話とかまったり伺い、

すずらん通り挟んだ三省堂ビル取り壊しについてはジョギング記事のサービスショットにてご紹介。

撮影許可いただいて作者近影など物して、ギャラリーを後にしました。

 

 

さて本展訪問後の後日談、って実は同じ日なんですが…

竹橋の常設展をふむふむ歩いていて、「具体」だったかなあ…のパネルにこちら文房堂で個展が開催された、という記載があったから。

改めてチェックすると、それは1923年MAVOの活動で知られる村山知義さんの個展。住谷磐根さんは二科会でロシヤ風の名前で入選していましたが、MAVOの反二科の動きと、村山の作品に見られる意識的構成主義に感動してその後の彼の芸術活動が変わった、という下り。

文房堂のHPによると、1921年には現在の建物の外壁が出来上がった、とありますので、今回のこのギャラリーが丁度100年前にも使われていた、とみて良いようです。

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