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下北沢に居を構える初老オジのエクスサイズ、呑み歩き、美術館巡りなどの備忘録生活記録ブログ、含む膝蓋骨骨折リハビリ記録。

川瀬巴水ー版画で旅する日本の風景ー後期:旅先の風景編 (大田区立郷土博物館)

2021-09-20 | 美術館コレクションアーカイブ

前期:東京の風景編に続いての後期:旅先の風景編。

関東大震災で多くの版木を失った後、失意の巴水さんを渡邊庄三郎商店が作画の旅へと誘ったのが背景のようです。

ということで近隣の龍子記念館の企画展替えを待って馬込に向かいました。

フライヤーはこちら;

川瀬巴水ー版画で旅する日本の風景ー前期:東京の風景編 (大田区立郷土博物館) - シモキタのtokyoboy

2枚目写真は地方版の原点は塩原、ということのようで…

 

実はこれに先立つ3日前、巴水さんの作品をたっぷり町田で見てきていて、

些か食傷気味になるか、とも思っていたんですが、そんなことはなかったですねえ✊️

やるかやらぬか考えて、遂に踏み込んだ大量撮影事件💦

収蔵品アーカイブ編としてもご利用ください👩‍🔧

その冒頭は、「周防 錦帯橋」、「出雲」の時間を変えた3枚、この辺で旅行で行った際居酒屋さんに行きました。

そして、「白馬山から見たる朝日ヶ嶽」。

 

続々続きます。

「秋田 八郎潟」、これは宮島、「別府の朝」

 

 

作品そのものより、場所が分かりやすいところ中心に選んで…

いますが、判じ物も💦

「越中 庵谷峠」、華厳の滝、「尾州 半田 新川端」、醤油の…。

そして最後は道頓堀!

 

これは富士山三態。

 

 

 

でもそれだけではないメメ

「大阪 宗右衛門町の夕」、「周防 室津」、そしてこれは明らか…

 

 

での次は、「上州 法師温泉」、これは明らか「榛名湖」、「吾妻峡」。

 

 

この連作は岩崎家からの依頼で渡辺商店が受けた仕事「元箱根見南山山荘」、岩崎小弥太 後に「山のホテル」。

ツツジの名所だったんですね。

 

続いては富士山の連作Vol2:

最初は分かり辛いですが「馬入川」。

 

富士を離れて、「塩原 畑下」、唯一の雪景色の塩原とか(塩原については記事冒頭写真参照。

「河原子 エボシ岩」茨城県だそうな。

そして「白河城址之櫻」。

 

民家風になって「農家之秋(宮城県愛子)」、「岡山のかねつき堂」、「錦帯橋の春宵」。

 

 

良い調子になって、

「秩父 長瀞」、「熊本城 宇土櫨」、となれば阿蘇かな…

 

懐かしい、って夜には周りはともかく行ったことのない「松山城 名月」、

ここは特定出来ませんが中学時代合宿でお邪魔した「勿来の夕」、福島県ですね。

そして…、法隆寺‼️

最後は中尊寺金色堂、囲いの建物はこの時ありませぬ。

 

ここから朝鮮シリーズ。

金剛山が最初、次が水原。

後はソウル、京城のお寺?

 

最後も水原、その前は多分慶州。

国内に戻ります。

 

 

 

これは何?

フリッツ・カペラリ「黒猫を抱く女」、1915年。

渡邊庄三郎商店が扱った作品。

凄くインパクトがあったのでアーカイブ…

 

 

 

 

それでは長かった本記事も終盤。

「醍醐の春」、「清水寺の暮雪」、「五浦の月」。

最後は1957年作品、五浦は北茨城、上の段落勿来の南。

版画の中のお堂は「六角堂」、岡倉天心が1903年に構えたもので、日本美術院の中核となった建物。

東日本大震災で流されましたが、復活したと聞いています。

 

そして、延々と続いた本記事もラスト。

「奈良の雨(興福寺の塔)」、

最後は「阿伏兎岬」読みは「あぶと」。広島沼隈半島、って何処?

 

 

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