シモキタのtokyoboy

下北沢に居を構える初老オジのエクスサイズ、呑み歩き、美術館巡りなどの備忘録生活記録ブログ、含む膝蓋骨骨折リハビリ記録。

戦後の女性作家たち+新収蔵品展を中心とする女性画家展 (実践女子大学香雪記念資料館)

2024-07-14 | アート・文化

國學院から渋谷2丁目から1丁目を抜けよう、と方向を定め、

それに向かって歩くと実践女子大の正門前に。そこで要チェック🫵してお邪魔することにしました。

ご参考まで、正門向かって左に守衛さんの詰所があって、“香雪記念館”に行きたいと告げると氏名・連絡先を記入後パスが渡されます。

 

入口脇の掲示板で見た順に先ずはこちらでは珍しい、って2回目の訪問😅ですが、現代の女流画家のコレクション展。

有馬さとえ、これはご存じ朝倉摂、毛利直美、小林喜己子、招瑞(女篇に員、うん)

フライヤーは有馬さんの作品、幾何学的構成とでもいうのでしょうか、立体派とも違う気がするのですが、個性的な作風。

私的に興味を持ったのは小林喜己子さん。

1929年東京生まれ、戦後に東京美術学校油絵科卒業。

本展でもくっきりとした線が印象的な油絵に加え、木版画も戦後の労働運動というか民主化運動の流れを受けているなあ、という作品にグッと心を惹かれたのですが、

帰宅後調べると、「私たちの先生を返して」というここ実践女子学園での生徒による活動をモチーフにした木版画とか、これは今回も展示されていましたが「日本人の生命」などこれまで拝見していたことを思い出しました。

 

さて次は皆さんご存知、多分、の明治期日本画のコレクション…今年度新規の、であります。

伊藤小波、島成園、跡見玉枝、上村松園など…

見応えありました。

コメント
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