前菜坊 風神 Vol2

シモキタでの待ち合わせ場所を誤解、メールのやり取りでやっと家族が落ち合えての週末ランチ。結果的に集合地点となった場所に近いこちらへ向かいました。

到着は開店時間の12時をほんの少し回った位。元々予約無しだと厳しいお店ですが、この日は三番手の到着でカウンターだけが空いていました。

その後程なく満席となったんですが、前回同様かなり高平均年齢の客層。50代前半では”ひよっこ”な感じです…；

早く注文を入れてもらおう、とお願いしたのは焼魚定食940円也。何を”焼く”のか教えてくれなかった（聞かなかった、と言えばそうなんですが）んですが、結局注文後1時間経ってこの日の魚は”鯵”と知りました。＾＾；

ええ、そうなんです。前回は30分ちょい待ち（それでも長いですよね）で料理が出たんですが、この日はご主人が休み。カウンターの中に（恐らく）息子さんと思われる2人が陣取り、ご主人の奥さんがサービスというオペレーション体制…

ミニ会席コース2,100円也は品数が多いので、そこに引きづられるのは理解したとしても、12時開店口切で入店の我々が1時間待ち、というのはやはり問題でしょうね。もう一つのオーダーは刺身に炊き込みご飯だったんですが、開店と共にネタの仕込みを始めない限り1時間も温め続けでは（それでも美味しかったけど）乾いて塩辛くもなってきます。

本当にこちらは美味しいんですけどねえ…CPも抜群だし。

店名にもある前菜5品は楽しく、鯵の焼き上がりも素晴らしいんですが、これではちょっと再訪し辛いですね。仕込みを工夫するとか、前菜だけ先に出すとか、メニューを減らすとか、もう少し改善、お願いします！

畠山記念館「戦国武将と茶の湯」展 ぐるっとVol6

今年から「ぐるっとパス」に含まれるようになったこちら。能登国主畠山家の末裔で、東京帝大卒業後荏原製作所を興した畠山一清さんが設立、今年で45周年だそうです。家紋は写真で見ての通りでしょう。

どうです、素晴らしい庭園でしょ。名残の紅葉も相まってこの白金台の地にこんな敷地で、と明治期の実業家（ぐるっとパスでいうと、松岡、出光、山種等など）のスケールって凄かったんですねえ。

展示で一番気になったのはやはり”一国一城に替えても惜しくない”という「唐物肩衝茶入　銘　油屋」。お茶は全く素人なんですが、見る人が見れば分かるのでしょう。この日も沢山の入場者で賑わっていました。

こちらの入場料は500円。お庭の景色を加えると、かなり”お得”な設定ですねえ＾＾　ということで、ぐるっとパス効果は計4,200円となりました。