東京大学運動会ヨット部

東大ヨット部の現役部員によるブログです。練習の様子、レース結果、部員の主張から日記まで。

リレーブログ〜自宅待機中、こんなことしてます〜 中野編

2020年04月04日 14時22分52秒 | 自宅待機中、こんなことしてます

こんにちは。クルーザー班3年の中野です。

今日は4月最初の土曜日。本来なら試乗会初日でしたね。自分は新入生たちと色々おしゃべりするのが好きなので試乗会を密かに楽しみにしていたのですが、このようなご時世なので仕方ありません。事態が終息し、新入生の皆さんにヨットに乗ってもらえる日が1日も早く来ることを願っています。

 

さて、自宅待機が始まって10日ほど経ちますが、自分はひたすらVirtual regatta というゲームをやっております。ヨット界隈の方はご存知の方も多いでしょう。かなりリアルなオンラインヨットゲームです。

最近はTwitterで知り合った阪大ヨット部の方に声をかけ、毎晩のように合同でレースをしています。昨日は横国の方も混ざり、20艇のフリートになりました。東京、大阪、横浜の日本三大都市対決ですね。元ネタを知らない方は月曜から夜ふかしをご覧ください。

 

ただダラダラ遊んでるだけやん、と突っ込まれそうですが、至って真剣に取り組んでます!リアルなレースさながらに反省し、翌日のレース前にそれを見てというのを繰り返しています。

船のハンドリングはスマホをぽちぽちしてるだけなので何の上達もしませんが、他の船に対するタクティクス(戦術)についてはかなり勉強になると思っています。

仰秀のタクティシャンとして、戦術の基本的な部分は色々な方から一通り教わったつもりですが、レース経験豊富な社会人に勝つためには実戦がどうしても足りないなぁという思いがずっとありました。それをこのゲームで補っているつもりです。

 

また最近合同レースを始めてから気付いたメリットとして、後輩の育成にも繋がるな、と思いました。仰秀は1艇しかない特性上、代替わり後にタクティシャンを誰かが始めた時、そのコース引きを客観的に評価するのが難しいんですね。でもゲーム上だと自分でコースを引きつつ後輩、特に2年萩原のコース引きを見ることができるので、自分なりにレース後にアドバイスができます。下りレグで下から無理やり突き上げてペナルティ食らわせてきたのはブチギレ案件でしたが。笑

 

最近は部内でも他大学でもVirtual regatta がにわかに盛り上がっているようで嬉しい限りです。これがあればあと3年ぐらいは自宅待機できそうです。それでは。