東京大学運動会ヨット部

東大ヨット部の現役部員によるブログです。練習の様子、レース結果、部員の主張から日記まで。

リレーブログ〜ヨット部に入ってよかったこと〜 高原編

2020年04月25日 15時52分00秒 | ヨット部に入ってよかったこと



お世話になっております。2年470スキッパーの高原諒です。



今日はですね、朝起きまして朝ご飯を食べるときにテレビつけたら昼のニュースやっていたんですけれども、

そこで「ゴールデンウィーク今日から始まる!」っちゅう言葉が飛び込んで来まして、

えっそんな早いんかと思いまして食後すぐUTASっていう大学の授業日程が書いてあるサイトにいってみてみたら、

休みは5/2~5/5の4日間だけでした。5/2,5/3は土日なので旨みは5/4,5/5の2日間だけですね、はい。がっかりしました。

ちょうどこのブログを書いている1時間ほど前の話です。



さて、ブログのテーマは『ヨット部に入ってよかったこと』ということで。



よかったことは本当に無数にあるんですけれども、1つあげるとすれば

【大学はじめでも勝負できる】

ことです。

実際全日本インカレに出場する東大ヨット部のレギュラーメンバーはほとんどが大学はじめの人ですし、先輩の西坂さん天木さんペアは大学はじめのペアながら全日本個人戦の舞台で戦っています。



なんで大学はじめでもいけるんかって言いますとこれには大きく2つ理由があります。

まず1つ目はそもそも経験者の数が少ないってことですね。サッカーやバスケなどのスポーツはやっぱりメジャーですから部にはほとんど経験者しかいないし、それも人生の3分の2サッカーしてましたって人ばっかりだったりする。

でもヨット部は経験者はいたとしても高校にヨット部があってそこではじめましたっていう人が多い。3年の差であれば努力や練習の質で十分にその差を縮めることができるんちゃうかと。



次に2つ目ですがヨットが自然を相手にするスポーツっていう点です。

自然とひとことでいっても風の強さだったり風の向きだったり、はたまた波や潮流、雲とか考えなくてはならない要素がたくさんある。だから技術で大きな差があるヤツにも勝てたりするし、強い選手だからといって毎回1位をとれるわけではない。

他のスポーツ、例えばテニスだったらフェデラー、ナダル、ジョコビッチのBIG3以外でグランドスラムを制したのは3人くらいしかいない。それほど実力差が結果に反映されやすい。

でもヨットはちゃう。いろんなこと考えて予想して風つかめば前走れる。逆転できる。そこが大学はじめでも戦える理由やと思います。



ここまで話してきましたけれども、大学はじめでも勝負できる部活ならではの悩みみたいのがありまして、

新勧を頑張んなくちゃならんことです。
ヨット部知らんかったっていう人を入れなきゃいけないわけで。

こういう状況で大変ですけれども何とか頑張ってやっていきたいと思います。

2年470スキッパー 高原 諒