AKB48 チームBのファンより

鈴木紫帆里さんを中心にAKB48 チームB について語るサイトです。

ネット社会のAKB48ファンのパワー(総選挙分析ライター)

2014-09-30 15:00:00 | 分析系 メンバー
ネット社会のAKB48ファンのパワー(総選挙分析ライター)


以前の『総選挙曲のポジションを変えることのデメリット 140927』という原稿の中で、「運営がAKB48Gの今後のことを考えて新興メンバーを推そうと既存人気メンバーの総選挙曲のポジションを変えて新興メンバーに就かせるなどのことを強引に進めると既存人気メンバーについている古くからのファン(ロイヤルカスタマーとも言える)の反発を買い、怒らせたり、ファンが離れるリスクがあるので、決して褒められた企画とは言えない。

マーケティングの観点から言うならば、新興メンバーによる新たなAKB48Gのファン創りも大切だが、現在すでにAKB48Gに莫大な貢献をしてくれているロイヤルファンは最大限大切にして維持していくことが必要だ。その観点から言うなら多数のロイヤルファンを持つ既存人気メンバーを冷遇することはそのファンを失うことにもつながるので、愚策だと言える。

総選挙曲以外ならファンもしょうがないとしぶしぶ納得しても、総選挙曲は違うだろうと。それがひいてはAKB48Gに対する不信感を増長する」という主旨のことを書いた。

このことで、もうひとつ付け加えることがある。

AKB48Gもコンサートや握手会を頻繁に開いているので立派なお客さま商売と言える。逆にAKB48以前のアイドルに比較したら格段にお客さまであるファンとの接点が多い。このことが衰退しつつある音楽ビジネスの中でAKBが成功してきた鍵とも言える。

すなわち、AKB48Gにはそれぞれのメンバーに幅広い世代の多くのファンがついている。今年の第6回選抜総選挙の総投票数は264万6,847票だったが下表からわかるように選抜上位の人気メンバーには選抜選挙の投票数からわかるようにたくさんのファンがついている。(下表参照)

<全体票数264万6,847票に占める上位80名の個人別票数割合>
順 ・ ・氏名・・ ・ 最終票 ・ 割合 ・ 累計票数 ・ 割合
01 ・ 渡辺麻友・ ・ 159854 ・ 6.0% ・ 159854 ・ 6.0%
02 ・ 指原莉乃・ ・ 141954 ・ 5.4% ・ 301808 ・ 11.4%
03 ・ 柏木由紀・ ・ 104364 ・ 3.9% ・ 406172 ・ 15.3%
04 ・ 松井珠理奈 ・ 90910 ・ 3.4% ・ 497082 ・ 18.8%
05 ・ 松井玲奈・ ・ 69790 ・ 2.6% ・ 566872 ・ 21.4%
06 ・ 山本彩・・ ・ 67916 ・ 2.6% ・ 634788 ・ 24.0%
07 ・ 島崎遥香・ ・ 67591 ・ 2.6% ・ 702379 ・ 26.5%
08 ・ 小嶋陽菜・ ・ 62899 ・ 2.4% ・ 765278 ・ 28.9%
09 ・ 高橋みなみ ・ 57388 ・ 2.2% ・ 822666 ・ 31.1%
10 ・ 須田亜香里 ・ 48182 ・ 1.8% ・ 870848 ・ 32.9%
12 ・ 宮澤佐江・ ・ 44749 ・ 1.7% ・ 915597 ・ 34.6%
12 ・ 宮脇咲良・ ・ 45538 ・ 1.7% ・ 961135 ・ 36.3%
13 ・ 横山由依・ ・ 40232 ・ 1.5% ・ 1001367 ・ 37.8%
14 ・ 生駒里奈・ ・ 40089 ・ 1.5% ・ 1041456 ・ 39.3%
15 ・ 柴田阿弥・ ・ 39264 ・ 1.5% ・ 1080720 ・ 40.8%
16 ・ 川栄李奈・ ・ 39120 ・ 1.5% ・ 1119840 ・ 42.3%
17 ・ 松村香織・ ・ 37967 ・ 1.4% ・ 1157807 ・ 43.7%
18 ・ 渡辺美優紀 ・ 36108 ・ 1.4% ・ 1193915 ・ 45.1%
19 ・ 北原里英・ ・ 34666 ・ 1.3% ・ 1228581 ・ 46.4%
20 ・ 入山杏奈・ ・ 34002 ・ 1.3% ・ 1262583 ・ 47.7%
21 ・ 兒玉遥・・ ・ 33545 ・ 1.3% ・ 1296128 ・ 49.0%
22 ・ 峯岸みなみ ・ 33162 ・ 1.3% ・ 1329290 ・ 50.2%
23 ・ 木崎ゆりあ ・ 30154 ・ 1.1% ・ 1359444 ・ 51.4%
24 ・ 武藤十夢・ ・ 30097 ・ 1.1% ・ 1389541 ・ 52.5%
25 ・ 森保まどか ・ 27054 ・ 1.0% ・ 1416595 ・ 53.5%
26 ・ 高城亜樹・ ・ 24415 ・ 0.9% ・ 1441010 ・ 54.4%
27 ・ 朝長美桜・ ・ 23766 ・ 0.9% ・ 1464776 ・ 55.3%
28 ・ 高橋朱里・ ・ 23612 ・ 0.9% ・ 1488388 ・ 56.2%
29 ・ 山田菜々・ ・ 23299 ・ 0.9% ・ 1511687 ・ 57.1%
30 ・ 大矢真那・ ・ 21972 ・ 0.8% ・ 1533659 ・ 57.9%
31 ・ 高柳明音・ ・ 21972 ・ 0.8% ・ 1555631 ・ 58.8%
32 ・ 加藤玲奈・ ・ 21877 ・ 0.8% ・ 1577508 ・ 59.6%
33 ・ 藤江れいな ・ 20956 ・ 0.8% ・ 1598464 ・ 60.4%
34 ・ 二村春香・ ・ 20881 ・ 0.8% ・ 1619345 ・ 61.2%
35 ・ 梅田彩佳・ ・ 20658 ・ 0.8% ・ 1640003 ・ 62.0%
36 ・ 小嶋真子・ ・ 20414 ・ 0.8% ・ 1660417 ・ 62.7%
37 ・ 古川愛李・ ・ 19315 ・ 0.7% ・ 1679732 ・ 63.5%
38 ・ 田島芽瑠・ ・ 18875 ・ 0.7% ・ 1698607 ・ 64.2%
39 ・ 穴井千尋・ ・ 18825 ・ 0.7% ・ 1717432 ・ 64.9%
40 ・ 木下有希子 ・ 18822 ・ 0.7% ・ 1736254 ・ 65.6%
41 ・ 矢倉楓子・ ・ 18596 ・ 0.7% ・ 1754850 ・ 66.3%
42 ・ 多田愛佳・ ・ 18143 ・ 0.7% ・ 1772993 ・ 67.0%
43 ・ 白間美瑠・ ・ 17745 ・ 0.7% ・ 1790738 ・ 67.7%
44 ・ 磯原杏華・ ・ 17616 ・ 0.7% ・ 1808354 ・ 68.3%
45 ・ 田野優花・ ・ 17608 ・ 0.7% ・ 1825962 ・ 69.0%
46 ・ 岩永亞美・ ・ 17479 ・ 0.7% ・ 1843441 ・ 69.6%
47 ・ 佐々木優佳 ・ 16726 ・ 0.6% ・ 1860167 ・ 70.3%
48 ・ 本村碧唯・ ・ 16449 ・ 0.6% ・ 1876616 ・ 70.9%
49 ・ 岩佐美咲・ ・ 16100 ・ 0.6% ・ 1892716 ・ 71.5%
50 ・ 木本花音・ ・ 16022 ・ 0.6% ・ 1908738 ・ 72.1%
51 ・ 岡田奈々・ ・ 15873 ・ 0.6% ・ 1924611 ・ 72.7%
52 ・ 倉持明日香 ・ 15443 ・ 0.6% ・ 1940054 ・ 73.3%
53 ・ 市川美織・ ・ 15045 ・ 0.6% ・ 1955099 ・ 73.9%
54 ・ 山田みずほ ・ 14942 ・ 0.6% ・ 1970041 ・ 74.4%
55 ・ 古畑奈和・ ・ 14634 ・ 0.6% ・ 1984675 ・ 75.0%
56 ・ 大場美奈・ ・ 14555 ・ 0.5% ・ 1999230 ・ 75.5%
57 ・ 石田晴香・ ・ 14358 ・ 0.5% ・ 2013588 ・ 76.1%
58 ・ 上西恵・・ ・ 14194 ・ 0.5% ・ 2027782 ・ 76.6%
59 ・ 薮下柊・・ ・ 14119 ・ 0.5% ・ 2041901 ・ 77.1%
60 ・ 坂口理子・ ・ 12937 ・ 0.5% ・ 2054838 ・ 77.6%
61 ・ 小谷里歩・ ・ 12913 ・ 0.5% ・ 2067751 ・ 78.1%
62 ・ 西野未姫・ ・ 12824 ・ 0.5% ・ 2080575 ・ 78.6%
63 ・ 内山奈月・ ・ 12749 ・ 0.5% ・ 2093324 ・ 79.1%
64 ・ 松岡菜摘・ ・ 12569 ・ 0.5% ・ 2105893 ・ 79.6%
65 ・ 永尾まりや ・ 12448 ・ 0.5% ・ 2118341 ・ 80.0%
66 ・ 岩立沙穂・ ・ 11873 ・ 0.4% ・ 2130214 ・ 80.5%
67 ・ 村重杏奈・ ・ 11586 ・ 0.4% ・ 2141800 ・ 80.9%
68 ・ 梅本まどか ・ 11538 ・ 0.4% ・ 2153338 ・ 81.4%
69 ・ 山内鈴蘭・ ・ 11510 ・ 0.4% ・ 2164848 ・ 81.8%
70 ・ 前田亜美・ ・ 11117 ・ 0.4% ・ 2175965 ・ 82.2%
71 ・ 田名部生来 ・ 11041 ・ 0.4% ・ 2187006 ・ 82.6%
72 ・ 吉田朱里・ ・ 10982 ・ 0.4% ・ 2197988 ・ 83.0%
73 ・ 矢方美紀・ ・ 10733 ・ 0.4% ・ 2208721 ・ 83.4%
74 ・ 阿比留李帆 ・ 10092 ・ 0.4% ・ 2218813 ・ 83.8%
75 ・ 斉藤真木子 ・ 10089 ・ 0.4% ・ 2228902 ・ 84.2%
76 ・ 小笠原茉由 ・ 9946 ・ 0.4% ・ 2238848 ・ 84.6%
77 ・ 小林亜実・ ・ 9931 ・ 0.4% ・ 2248779 ・ 85.0%
78 ・ 宮崎美穂・ ・ 9674 ・ 0.4% ・ 2258453 ・ 85.3%
79 ・ 駒田京伽・ ・ 9609 ・ 0.4% ・ 2268062 ・ 85.7%
80 ・ 大島涼花・ ・ 9561 ・ 0.4% ・ 2277623 ・ 86.1%


この多くのファンがAKB48GのCDやコンサートチケット、諸々のグッズ等を購買してAKB48Gの経営を支えている。そしてその経営を支えているファンは圧倒的に上位メンバーに偏っている。なんと、選抜上位16名で立候補者296名の総投票数の42.3%を占めている。

実は、これらAKB48の多くのファンはネット(SNS)でAKB48関連の情報を得ることからネットでの親和性が高い。(投票も全てネットを通して行われる)

筆者が指摘したいのは、このようなネットに親和性のある多くのAKB48ファンはネットを通じて情報連携が可能な集団である、ということが大きな特徴なのだ。個々のファンは決して一人ひとりが情報に孤立したファンではないのである。

世間一般のお客さま商売の中ではお客さま同士の情報連携はそれほど活発ではないのに対してAKB48ファンはネットを通じて情報連携が可能であり、活発であるという点でネット社会が生み出した新たな巨大なお客さま集団と言える。

これはいったい何を意味するのか。ネットの中である方向性の合意がファンに出来た場合、AKB48の運営にとって大きなパワー集団になりうる可能性があるのである。

この点を看過してしまうと運営側はファンから手痛いしっぺ返しを受けるリスクがある。

この文章の冒頭で指摘したように、運営がAKB48Gの今後のことを考えて新興メンバーを推そうと既存の人気メンバーをないがしろにした場合、既存人気メンバーについている古くからのファンが反発してネット上で、例えば不買運動を計画し、実行するリスクはゼロとは言えない。(既存人気メンバーにはそれぞれのメンバーが集まる”場”がある)

その場合上記表で示したように既存人気メンバーのファン比率は高いので、AKB48Gの経営にマイナスの影響を与えることは不可能ではない。

したがって、新興メンバーによる新たなAKB48Gのファン創りも大切だが、現在すでにAKB48Gに莫大な貢献をしているロイヤルファンは最大限大切にして維持していくことは本当に大事なことである。その観点から言うなら多数のロイヤルファンを持つ既存人気メンバーを冷遇することは絶対に避けなければならないのである。

以上


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アイドルの歌ヘタ O K!に 納得した日(ピーナッツ)

2014-09-30 00:00:02 | アイドルの歌唱、生歌or口パク、肉声orオケ
”アイドルって、ちょっとだけ…歌ヘタな方がいいのかも?”
それを僕なり…納得した(できた?)日があった。
あれは、夏の暑い日やったなぁ~。とにかく、夕食後、腹パンパンで行ったレンタルビデオ屋さん…
”なんで「ナウシカ」やねん!? てか、それを 何十回 観んねん!? お前は 日テレ局員か?”…
しぶしぶの「風の谷のナウシカ」だった。
だけど、この夜は、こんなことを思ったんだ…。
それは、劇中のBGM曲「遠い日々」(ナウシカ・レクイエム)という曲についてなんだけど、
あ~ あの…
”ラン、ランララ、ランランラン…”って、あれね。小さい女の子がバックで歌ってる…あの曲ね。
あれ…最初の段階では、もうちょい年上の…歌上手い子の予定だったんだよね。
でも、(本編用)サウンドトラック前、そのイメージアルバム作成の段階…
”ラン、ランララ、ランランラン…”
あの声の主は、久石 麻衣ちゃん。久石 譲(この映画の音楽監督)の娘さんで、当時4歳だ。
そりゃ、息(ブレス)とかも ぜんぜん浅いから、テンポなんか、常に、つっかえつっかえのガッタガタ。さらに、音程もグッチャグチャ。さらにさらに、”ララララ”と続けて発音出来ないという あの舌っ足らずぶり…。
まさに、ザ・4歳! ふつうの子。
でも、それが良かったんでしょうね。そんな 未完成の「遠い日々」がね…。
理由は、その曲が流れる部分が、幼きナウシカの心, ナウシカのトラウマ, 王蟲(おうむ)とのあったかい交流…そういう場面だったからだ。その声…純粋さ。
4歳の女の子が、幼いナウシカの気持ちを表現する。やっぱ、そのリアルさだよ。この映画が、名作となった…おそらくは、1番の原因だと思ったりしてる。
11歳では、無理なんだよ。上手過ぎると逆効果の場合も出てくるってことあんだよ…絶対に。
大切なことは、リンクしてる…っていうことだと思った。
ま、後でも言うけど、これ、16歳の女の子(アイドル)が、16歳の女の子の気持ちを表現するのに、最も適した存在なんじゃないか? おんなじことなんじゃないか?とか 思ったんだよね。
リアル ってことの本当の意味…。
さて、劇中、3回使われている…この曲。
1つは、王蟲(おうむ)の巣を人間が荒らしてしまい、金色の触手…ナウシカの心を調べられるシーン。
2つ目は、”虫と人は、同じ世界には 生きられないのだよ”…大人たちに王蟲の幼虫を取り上げられるシーン(ナウシカの夢の中)。
そして、最後の3つ目は、王蟲の暴走を命を投げ出して食い止めたナウシカが、再び、王蟲たちの触手によって、今度は 上空へと運ばれ、生きかえるシーン (今、金色の草原を歩いてる彼女こそが、”青色の衣をまとった伝説の英雄だったこと”が、みなに分かるラストシーン)。
この3つ、この3つを、もし? はるかに歌の上手い お姉さんヴァージョンで 公開してたら、曲も映画自体も…そら 魅力出なかったやろうなぁ~?とか、すごく思ったんだよね。しぶしぶ付き合わされた 「風の谷のナウシカ」を観ながらね。
そして、中ほどでも言った、アイドル曲との共通性だ。何が、リアルか?って…。
秋Pってのは、”この曲は、14歳~16歳ぐらいの…”とか、”この曲は、高校上がったくらいの…”とか、まあ 年齢以外のこともなんだけど、わりと、その設定を絞りこんで書いてると思っている。実は、結構…狭い。
ま、アイドル楽曲ってのは、元々、他カテゴリーの楽曲よりも定点がハッキリしがち…だとは思ってるんだけど、秋Pの場合は、その定点感が、他の作詞家の人よりもキツいかな?と…。
それは、たぶん、AKBメンバーの観察記録 &U+A0言動U+A0& メンバーの中で流行っている言葉とかから抽出して、そこヒント! ようやくの…出た1個、そっからの世界観だから、そう感じるんだと思ってる。
他人よりも、”一般的に”感が 薄い。
だから、例えば、15歳のメンバーの子から出た それだったら、15歳の普通の子が 表現して マックス!の状態になるよう…元々 作られてるってことだ。
そして、これ…「ふつうの子」ってのが、実は、ポイントで、それが、AKBの本質なんだと…。
「クラスの8番目」ってのは、実は、いろんなことを意図している…と、ずっと思ってた。
”8番目にカワイイ”って、結構みんな…そっち(の意味)にいきがちだけど、秋Pは、そこに、”歌唱力もね、てか、全部ね”…そういうことも最初から言っていたんだと思ってるのね。
32人学級で、女子が 半分だとして、16人。”8番目”…は、ちょうど真ん中だな。秋Pは、たぶん、そこ…謙遜は していないと思うので、32人学級…そこは、リアルな数字…あるある。そして、”8番目”…「8」という数字。「8」=「ふつう」。
つまり、最初から、ごくふつうの歌唱力の子に、その歌詞のリアルを表現してほしかったんだと思ってる。「風の谷のナウシカ」の話じゃないけど、そっちの方が、絶対に都合いい訳だ。
カラオケ世代のお子さんたち。でも、いうても…そんな、みんな…歌とか上手くないからね。平均すると、ちょうど良いヘタさ…だからね、AKBにも ”そこ、平均点でなければ困る”…そういう考えが働いていると思うのです…秋P。
”ちょっとだけ、歌ヘタ”…それが、AKBのリアルな姿だと思ってる。一般のレベル…それに寄り添ってるAKBの歌唱力だ。
で、あんまり、歌…とか 上手くなられると困る訳だよね…秋Pは。ついでに、あんまり、年…取られても困ると思う…アイドル世界の作詞家としての秋Pはね。
”その歌詞世界を100% 表現できてナンボ!”…
だから、AKBは、ある意味…正解。
そういう理由で、アイドルの歌ヘタ O K!を納得した日がありました。
ただ、久石麻衣さん…って、今、35歳。現在、「麻衣」という名前で歌手活動をされている。童謡をはじめ、すごく評価の高い歌手だ。
でも、あの歌は、もう歌えない。1度きりの録音。もう あのようには…。
同じように、アイドルって、その時の歌が、5年経って、7年経って、もう苦しくなりつつあるメンバーが増えてきた増えてきた。そういうトコ…あると思います!
だけど、そのことをできるだけ悟られちゃいけない。自分自身も誤魔化さないといけない…”もう マックスではない”ことを、そこ…寄り添えないことを。
ただ、ファンは、”なんか違和感”ってな感じと、”懐かしいなぁ~”という言葉で、もう 実は、気づいては いるんだな、これ。
つくづく、アイドルは、大変だ。なるほど、アイドルの寿命が短いはずだ。
”会いたかった~ 会いたかった~ 会いたかった~ 君にぃ~…”
今、これをマックスで伝えられるのは、その第一条件を突破している HKT48だけなのかもしれない。
アイドルは、「今」を歌う…その世代の代表選手なんだと思ってる。
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