tarpin翁のスローライフ

福井県奥越地方、季節のたより、ガーディニングなど、
写真日記・・・そして・・・。

「日本の原風景」を守るキャンペーン。パートⅡ

2011年10月02日 | 福井のPR大使?
石川県立大学の上田先生と調査した小学生の発表から、
意外と「赤とんぼ」の実態は、国民の
ほとんどに知られていないこと。

一番の驚きは、まず、田んぼで、ヤゴから羽化した個体が、
1000m級の高山で夏を越し、赤く色付いて里に下りてきて
飛びまわっていること。
どこでも水場があると、産卵・羽化する
のかと思えばnoなのだそうである。
水の張られた田んぼが、絶対必要なこと知っていましたか。

赤トンボは
4~7月に田んぼで羽化、色は赤くない
(田んぼでしか羽化できないらしい)。
8~9月高山へ行き赤くなる
10~11月山から下りてきて交尾産卵。
と言うサイクルらして、
こんなこと知ってましたか。

「赤とんぼ」羽化したときから赤くないのだそうである、
「赤とんぼ」の多いのは茨城県、三重県、福井県、
北海道、奈良県、の順、これは田んぼの条件、
農薬などの使用条件、転作によるもので
隣の石川県は極めて少なく福井の1/4くらいしかみられない。

「アキアカネ」に総称される「赤とんぼ」は
羽の先の黒い「ノシメトンボ」など4種類もいる。



あぁ知らないことばかり、
そこここで羽化して飛んでいるのでない、驚きの事実。
そして、
これからの研究が、赤とんぼの飛ぶ
「日本の原風景」が続くことを願う
機会となりました。

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「日本の原風景」を守るキャンペーン。

2011年10月02日 | 福井のPR大使?
私の町では、「赤とんぼの舞う里」を守り続けよう、
これが飛ばなくなってからでは、遅いから・・・・。
こんな企画でキャンペーンが始まっている。



私の庭でも多くの赤とんぼが舞っていますが、
この風景は秋の普通の風景だと思っていましたら、
お隣の石川県ではほとんど居ないとのこと。
不思議ですが、
事実との話しがあった。
石川県立大学の上田先生を招いての講演会での話し。
氏は、「赤とんぼ」研究での第一人者との紹介。



赤とんぼは、どこで生まれてどこへ行くのでしょう
国内には、この研究の成果は無いらしい。

6月から市内4校の小学生の応援で、
赤とんぼの羽化したもの捕まえ、
羽にマーキングして放っている、
この個体数2500匹くらい。

この1匹がなんと10km離れた1000mもある
報恩寺山頂付近で確保。
やったー。良くぞ見つけたものである、
これからも、その赤とんぼを捕まえ報告してほしい願いも続いている。
(今日わ、調査をした小学生4校の発表会もありました)






すなわち田んぼでヤゴから羽化した個体が、
1000m級の高山で夏を越し、赤く色付いて里に下りてきて
飛びまわっているのだそうだ。
平地の水場で羽化して飛んでいるのでない不思議を
はじめて知った、調査者や講師からの話でした。



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