tarpin翁のスローライフ

福井県奥越地方、季節のたより、ガーディニングなど、
写真日記・・・そして・・・。

美しい花には毒「トリカブト」

2011年10月31日 | がーディニング・園芸
坐禅会仲間のH氏より
トリカブトの花が咲いたので見せてあげる
とのこと、
トリカブト」?、
これってサスペンスで殺人用?のあの毒薬の花、
そんなの植えても良いのですか、との素人。

送られてきた美しい花は「ハナトリカブト」でした(安心)。
それにしても美しい、パープル。
私にはお初の花。



「トリカブト」の仲間は多くは、自生していて、
花の色は紫色の他、白、黄色、ピンク色など、
そして多年草。

大まかに二つの種類があり、
山に自生する「ヤマトリカブト」と、
園芸用の「ハナトリカブト」がある。

「ハナトリカブト」は花が大きく、
うつくしい、
観賞用として栽培され、切花の状態で販売もされている。
ハナトリカブトにも弱い毒性(メサコニチン)
が含まれているので根は注意だそうだ。

名の由来は、花が古来衣装の鳥兜・烏帽子に
似ているからとも、
鶏の鶏冠(とさか)に似ているからとも。



この花には、こんな面白い説も。
「富士山」の由来のひとつの説に、
 山麓に多く自生しているトリカブト(附子・フジ)からとするもの。
下世話に不美人のことを「ブス」と言いますが、
 トリカブトの中毒で神経に障害が起き、
 顔の表情がおかしくなったのを指すという説もある。
とは面白い、何れも真贋は不明。
トリカブトの花言葉は「人間嫌い」
 やっぱりね。
コメント
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